【うたかたの日々のために。】No.18 「覚悟」

「明日、突然、完全な一人きりになるかもしれない」という覚悟を、常に持って生きている。人と人とのつながりには絶対的なものなどなく、それは人と社会とのつながりや、肉体と魂とのつながりも同様である。完全なつながりは存在しない。どれだけ親しい人だって、明日になれば、二度と会えないかもしれない。約束など何の意味も持たない。だからこそ、目の前にいる人たちと共に、今を精一杯生きなくてはならないと思っている。今が永遠に続くと思い込んでいたら、ろくな生き様にはならないだろう。ただただ、惰性に満ちた、恥ずかしい人生になるだけだ。完全なつながりなど、どこにも存在し得ないからこそ、この不完全なつながりが、できる限り永く続くように祈り、懸命に努力する意志が必要なのだと思う。優しさは鉄の意志、という言葉が僕は好きだ。人を愛し、人を想い、人に優しく生きるためには、それだけの覚悟が必要だということ。その覚悟はありますか？（狭井悠）

《今日のぼんやり》

　ほぼ毎日更新214日目。「日本語の可能性」について、最近いろいろと考えている。以下のツイートにも書いたけれど、日本語って、単に情報を伝える言語という枠を超えた美しさみたいなものを持っている気がする。

『言葉を身にまとう』というのは、ちょっと面白いんじゃないかな。身につけて、持ち運びたくなるような言葉たち。キャッチコピーなのか、詩なのか、どのような形式の言葉なのかはわからないけれど、日本語は絵画、デザイン、ファッションなどの方面にも、もっと派生していくことのできる可能性を多分に持っていると思う。以前からおぼろげに考えていたことなのだけど、抽象メモとして、こちらに記録しておく。

　あと、金子ノブアキ格好良いよねえ。Yohji Yamamotoのモデルをやっているのだけど、何ともステキ。これくらいのロン毛を目指して、ただいま髪の毛を伸ばし中。2019AW（秋冬）くらいには、いい感じになっている予定。

　今日もこうして、無事に文章を書くことができて良かったです。

　明日もまた、この場所でお会いしましょう。

　それでは。ぽんぽんぽん。

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