【うたかたの日々のために。】No.12 「ご挨拶」

ぽんぽんぽん

《今日のぼんやり》

毎日更新207日目。以前、先輩に「たまにはぽんぽんぽんだけで終わらせてみれば？」と言われていたので、今日はまさにそれでいこうかと思って、やってみた。僕はオノマトペが好きで、「ぽんぽんぽん」はタヌキのはらだいこをイメージしている。僕の文章は割とシリアスな論調が多いので、オノマトペでかわいく〆たいというのが狙いだ。あと、「今日もこうして、無事に文章を書くことができて良かったです」と書き続けるのは、ある種の願掛けというか、祈りのかたちでもある。五体満足でいなければ毎日noteを書くことはきっと出来ないだろうし、健康に暮らせる毎日が当たり前のようにあるかなんて、誰にも保障できないからだ。僕がフリーランスとして生きる道を選んだのも、もともとは母親の再婚相手である義父が交通事故で亡くなったことがきっかけである。人生は、いとも簡単に失われてしまうものなのだ。だから、自分が価値あると思えること以外に時間を使っているような暇はない。僕の物書きの原点は、死生観、メメントモリにある。今年はただコラムを無造作に書き続けてきたけれど、来年はいくつか、きちんと作品のかたちでやりたいことをかたちにしたい。おぼろげながら構想は進んでいる。今までずっと、置き去りにしてきたものと対峙する作品を書いてみたいと思っている。来年もどうぞ宜しくお願い致します。愛するnoteへの2018年の投稿をこれにて終える。2019年も、サイハルカは休まず営業します。

今日もこうして、無事に文章を書くことができて良かったです。

明日もまた、この場所でお会いしましょう。

それでは。ぽんぽんぽん。

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