記事一覧
プロフィールと活動歴
かなしいかな、コンプレックスである壊滅的記憶力を以ってしても容易に遡れるほどしか"映画文筆"仕事が積み重なっていない現状ですが、いずれ「覚えきれない」日が来る…ための願掛けを兼ねてプロフィールと活動歴の固定ページを作ってみました(2021.09.02 作成)。随時更新。
◾️活動歴
●紙媒体・『キネマ旬報』2023年4月上旬号
「映画本大賞2022」にて10冊選出/選評、および十位圏内書紹介頁
月例映画本読書録:24年01月
2021年のこと。新刊映画本情報が少なすぎるという苛立ちから、私(=髙橋)とパートナー(=山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された新刊映画本を5冊読む」ことに決め、「月例映画本読書録」と題してクロス(ショート)レビュー方式で紹介していく……という習慣をnoteで始めた。しかしながら、情けなくも掲げられた「月例」の言葉むなしく、1年と経たずに更新遅滞が常態化し、ついには途絶えてしまったのだっ
もっとみる2023年 映画ベスト
12月上旬の段階で暫定的なものはWEB媒体で発表してしまったのだが、当然それ以降も映画を見に行くわけで、改めて締めくくりとして例年通り劇場公開作のみから10本を選んでおきたい。
1. 『ショーイング・アップ』ケリー・ライカート
2. 『AIR/エア』ベン・アフレック
3. 『カード・カウンター』ポール・シュレイダー
4. 『ファースト・カウ』ケリー・ライカート
5. 『ダークグラス』ダリ
『きみの鳥はうたえる』音声解説から知ることができる35の事柄
※ 以下の記事は、2019年6月に書いた旧ブログ記事の転載です。前置きを少し短くしたほか加筆はしていません。先日、久しぶりに『きみの鳥はうたえる』を数回見直したので、あわせて蔵出しすることにした次第。
* * *
ぼくは映像ソフトの特典では「オーディオコメンタリー=音声解説」が一番好きだ。まず何と言っても、他のあらゆる特典映像と比較しても尺が格段に長い。そして実際の本編を再見しつ
2022年 映画本回顧放談
2021年のこと。新刊映画本情報が少なすぎるという苛立ちから、ぼく(=髙橋)とパートナー(=山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された新刊映画本を5冊読む」ことに決め、「月例映画本読書録」と題してクロス(ショート)レビュー方式で紹介していく……という習慣をnoteで始めた。にもかかわらず情けなくも、掲げられた「月例」の言葉むなしく、1年と経たずに更新遅滞が常態化し、ついには途絶えてしまった
もっとみる2022年 映画ベスト10
よりによって年末直前にコロナウィルスに罹患し、いろいろな予定が先送りになってしまったが、やっと快復したのでせめて締めくくりとして例年通り10本を選んでおきたい。これまた例年通り、劇場鑑賞した初見新作のみを対象としている(タイトル文字がやたら大きいのは、note記事編集機能の仕様変更──少しずつ使いにくくなっている──により画像との隙間が増えたため、それを少しでも縮めようとしてのこと)。さっそ
もっとみる月例映画本読書録:2021年12月
2021年、ぼくとパートナーのM(山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された映画本を5冊読む」ことに決めた。……ということで、毎月5冊最新の映画本を読んで、ぼく(=Y)とパートナーのMで短めな感想を書いて記録していくという企画の2021年12月分=第12回目である。
しかし、現在は2022年7月末だ。
情けないことこのうえない。昨年後半から、次第に滞りがちになったこの企画は、途絶したまま半
月例映画本読書録:2021年11月
2021年、ぼくとパートナーのM(山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された映画本を5冊読む」ことに決めた。……ということで、毎月5冊最新の映画本を読んで、ぼく(=Y)とパートナーのMで短めな感想を書いて記録していくという企画の2021年11月分=第11回目である。
しかし、現在は2022年7月末だ。
情けないことこのうえない。昨年後半から、次第に滞りがちになったこの企画は、途絶したまま半
月例映画本読書録:2021年10月
2021年、ぼくとパートナーのM(山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された映画本を5冊読む」ことに決めた。……ということで、毎月5冊最新の映画本を読んで、ぼく(=Y)とパートナーのMで短めな感想を書いて記録していくという企画の2021年10月分=第10回目である。
しかし、現在は2022年7月末だ。
情けないことこのうえない。昨年後半から、次第に滞りがちになったこの企画は、途絶したまま半
月例映画本読書録:2021年09月
今年、ぼくとパートナーのM(山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された映画本を5冊読む」ことに決めた。
…ということで、毎月5冊最新の映画本を読んで、ぼく(=Y)とパートナーのMで短めな感想を書いて記録していくという企画の2021年9月分=第9回目である(先月に続き、毎月月末更新のはずが大幅に遅れてしまい情けない限りですが、10月末に”今度こそ”帳尻を合わせる予定です)。企画開始の
月例映画本読書録:2021年08月
今年、ぼくとパートナーのM(山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された映画本を5冊読む」ことに決めた。
…ということで、毎月5冊最新の映画本を読んで、ぼく(=Y)とパートナーのMで短めな感想を書いて記録していくという企画の2021年8月分=第8回目である(先月に続き、毎月月末更新のはずが大幅に遅れてしまい情けない限りですが、9月末に帳尻を合わせる予定です)。企画開始の経緯などは初回である
『キネマ旬報』 10月上旬号にて、『にじいろトリップ』作品評
告知です。
9/18発売『キネマ旬報』10月上旬号にて、いまおかしんじ監督作『にじいろトリップ』作品評を書きました。特集「いまおかしんじの世界3」全8頁中の1頁なのですが…特集の1&2をイチ読者として楽しんだ身からすると、書き手として参加できて感慨もひとしおでした(しかもお隣の頁はいまおかしんじ監督御本人!)。
『にじいろトリップ』は40分足らずの可愛らしい短編でありながら、そのじつ、きわめて痛
『キネマ旬報』 9月上旬号にて、『子供はわかってあげない』対話形式レビュー
遅ればせながら告知です(いつもTwitterでは発売日に告知をしているのですが、そのせいもありこちらが疎かになりがちなので反省)。
8/20発売『キネマ旬報』9月上旬号にて、沖田修一監督作『子供はわかってあげない』について「新作映画放談」と題して相方と対話形式でレビューをしました。見開き扉含め全6頁!前号が硬なら今号は軟? いまやなつかしき、時節柄かなわぬ映画直後喫茶ダベり…な雰囲気を目指しまし
月例映画本読書録:2021年07月
今年、ぼくとパートナーのMは「毎月、その月あるいは前月に刊行された映画本を5冊読む」ことに決めた。
…ということで、毎月5冊最新の映画本を読んで、ぼく(=Y)とパートナーのMで短めな感想を書いて記録していくという企画の2021年7月分=第7回目である。もろもろの”諸事情”から、毎月月末更新のはずが今回は大幅に遅れてしまい、月を跨いで20日も遅延…情けない限り(8月回も遅れは免れそうにありませんが、
『キネマ旬報』 8月下旬号にて、『〈アメリカ映画史〉再構築』(作品社)書評+著者・遠山純生インタビュー
遅ればせながら告知です。
8/5発売『キネマ旬報』8月下旬号にて、今年4月刊行の大冊『〈アメリカ映画史〉再構築』(作品社) 書評と、著者・遠山純生さんのインタビューをしました。扉+書評+インタビューで全6頁の小特集!実現までの約15年間の経緯から「映画について書くこと」について…まで色々お伺いしましたので、みなさまなにとぞ。
書評は、どちらかと言えば購入を迷っている方へ向けた(「すぐに買