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『キネマ旬報』 10月上旬号にて、『にじいろトリップ』作品評

告知です。

9/18発売『キネマ旬報』10月上旬号にて、いまおかしんじ監督作『にじいろトリップ』作品評を書きました。特集「いまおかしんじの世界3」全8頁中の1頁なのですが…特集の1&2をイチ読者として楽しんだ身からすると、書き手として参加できて感慨もひとしおでした(しかもお隣の頁はいまおかしんじ監督御本人!)。
『にじいろトリップ』は40分足らずの可愛らしい短編でありながら、そのじつ、きわめて痛切な正統的"家庭不和"映画の系譜に位置づけることができる忘れがたい作品で、題材が題材だけに些か"エモ"に引き寄せられた感もあるレビューですが、その偏りも含めて楽しんでいただければ嬉しいです(じつは一箇所、すこし画面と異なる記述がありますが──見た人にだけは多分わかる──"偏り"の発露ということで御容赦ください)。

原稿内にはまったく書き入れられませんでしたが、書くまでの短期間に、いまおか作品を山ほど集中的に見ることができて本当に充実した毎日を過ごした(より望ましい手段をとることができないがゆえに、とうとうワクチンを接種し、2回目の副反応等々で数日ダウンしながら…の締切到来!ではありつつも)ので、他の作品についてもいずれ何かしらの形で書けたらいいな、と思っています。

ともあれ、みなさまなにとぞ。
こんなご時世ですが、なにを差し置いても作品をぜひ。



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