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出世するサラリーマンの考え方とは? ~日経ビジネス記事より~

今日は雑誌記事から話題を取り上げます。
Twitterのタイムラインで流れてきたのですが、普通に読むと、さらっと読み飛ばしそうな内容。でも、これはビジネスの基本だなぁと、少しグッとくるところがあったので、ご紹介します。

日経ビジネスの記事から

日本電産永守氏とユニクロ柳井氏が語る「悪い会社」「いい会社」

2022.5.31の記事なので、もう2か月くらい前ですね。今頃、なんで流れてきたのか。これも運命というやつでしょうか

永守氏が語った「会社がおかしくなる6つの要因」とは?

「マンネリ」「油断」「驕り(おごり)」なら、取り返しがつくが
「妥協」「怠慢」「諦め」になると、取り返しがつかない。

永守氏の言葉より

6つとも、ダメな感じはしますが、前半の3つと、後半の3つの差はちょっとわかりにくい。

私なりに理屈をつけてみると、こんな差でしょうか。

  • マンネリ、油断、おごり: 気持ちが前向き、やる気はある

  • 妥協、怠慢、諦め:   気持ちが後ろ向き、気力が萎えている

仕方ない、もうムリ、と思ってしまうと、終わってしまう。気持ちが前向きなら、なんとか救いようがある。ということです。

会社経営もそうですが、サラリーマンとして自分の役割や仕事に限界を感じている人も多いと思います。でも、諦めたら終わり。これは肝に銘じたいフレーズです。


結局、サラリーマン意識じゃ駄目

さらに、企業の中で働く人の気持ち、スタンスにも言及しています。

自分が下っ端だと思った瞬間に駄目になる。

永守氏の言葉より

自分は給料をもらっている立場だとかじゃなしに、自分が会社を食わせてる、というふうに思わないといけないと思います。仕事が面白いと思うためには、自分がそこに本当に懸けないと、絶対にそうは思えない。中途半端な気持ちでやっていたら、面白くも何ともないですよね。

永守氏の言葉より

自分にできること、コントロールできる範囲を過小評価してしまう。自分は下っ端なので、言ってもムダ、みたいな発想になると、先がない。
管理職でこうなってしまう人が多いと嘆いています。それは、上からのプレッシャーが強いせいもあるのですが、そんな状況でも自分ゴトで考えよ、というメッセージですね。厳しい~~

自分ゴトとして考える人が出世する

リスクを本当にコントロールしようと思ったら、リスクはこれだとはっきりとわかって、それをコントロールするためにどういうことをやったらいいのかということを、自分のこととして考えない限りコントロールできない。

永守氏の言葉より

厳しい環境の中で成果を出すには、リスクコントロールがとても重要

  • リスクを正しく明確に捉える

  • リスクをコントロールするために、何をやったらいいか考える

  • 自分ゴトとしてやる

分解すると、こういうステップと思います。

どこかのステップで諦める人は、会社の中で埋もれてしまう。

自分にできる範囲でいいので、諦めずに、やり続ける人が成果を残し、出世していく。

仕事や置かれた環境を、自分ゴトとして捉えるかどうか。そこが、分かれ目になりそうです。


結論だけ聞くと、当たり前に聞こえてしまうのですが、こうやって分解・分析しながら読むと、なかなか味わい深い記事でした。


サラリーマンも、自営業の方も、他人に責任転嫁せず、自分ゴトとして考えていますか?

と、自分自身にも問い続けていきたいと思います。


てなことで、今日はマジメだったかなw



この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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