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アスリートの思考術

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スポーツに関わってきて、役に立った考え方や習慣、工夫などをまとめたものです。考え方は人それぞれ…なので、参考程度にされて下さい!
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2023年5月の記事一覧

センスとは何か?99%と残り1%

センスとは何か?99%と残り1%

本日は、
平泳ぎと背泳ぎの基礎練習会&撮影会と
チームとらふぐ練習会2日目を
開催させて頂いた。

本日、
初めてレッスンに来られた方のなかに、
通われてるスポーツクラブのコーチに
「あなたは
平泳ぎのセンスがないから
諦めなさい」
と、言われたという方が…。

その話を聞いた
チームとらふぐメンバーが
「え!!ありえない!!
そんなのコーチじゃない!」
と、大激怒していた。

その光景を見ていて

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【スポーツ心理】自信の無くし方「ある農夫の一日」

【スポーツ心理】自信の無くし方「ある農夫の一日」

スポーツ心理学の講習などで
良く話にあがる
「ある農夫の一日」という話。

最近になって
見かけたので
忘れないためにも
ブログに投稿させて頂く。

本当にやりたいこと、
本当にやらなくてはならないこと、
それをやらない自分を正当化するために
言い訳をする。

たった一つの言い訳で
その後の人生を
大きく変えてしまう可能性がある。

私の周りには
失敗するとベクトルが自分に向く人
(他人のせいにし

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伸び悩みの殻を破るための練習方法

伸び悩みの殻を破るための練習方法

人には好みがある。

もちろん、
泳ぎ方にも同じことが言える。

平泳ぎが好き、嫌い。
背泳ぎが好き、嫌い。

回転を上げるピッチ型の泳ぎ好き、嫌い。
伸びのあるストローク型の泳ぎ方が好き、嫌い。

私が現役の時は、
クロールでストローク型の泳ぎ方が好きであり
得意であった。

そのため、
200mという中距離の専門だった。

しかし、
伸びる選手達はみな、
全て泳法の練習(個人メドレー)を行い、

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スポーツにおける応用力とは?

スポーツにおける応用力とは?

「応用力のある選手とはどんな選手?」
と聞かれたら、
皆さんはどう答えるだろう。

応用とは
「用いて(使って)て応える」こと。

スポーツの場合は
「持っている技術を使い」
「状況に適したプレイができる」
…と言うことだろう。

そのためには、
ある程度の技術と
柔軟的で多面的な思考が必要となる。

応用的な思考を持った選手は、
プレイの幅が広く変化する状況や、
想定外の事態にも
臨機応変に対応

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今と昔の選手の違い

今と昔の選手の違い

最近のスポーツ界では
ゆとり世代が活躍している。

今までの詰め込み型教育の見直しとして、
2002~2011年頃に実施されたのがいわゆる「ゆとり数育」だ。

生まれ年が1994 (平成6) 年前後は
ゆとり世代のど真ん中になる。

スポーツ界で
活躍している
一羽生結弦選手や大谷翔平選手などは、
まさに1994年生まれだ。

一昔前のスポーツ界のスターは
ハングリー精神にあふれ、
常に厳しい顔で

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Q&A ストレスに強い時間帯と弱い時間帯

Q&A ストレスに強い時間帯と弱い時間帯

先日、
アスリートの自己管理について
ご質問を頂いた。

基本的には、
睡眠、食事、トレーニング(運動)の
3つが大切であり、
その中でも
現代の日本人に一番重要だと
言われているものが「睡眠」だ。

今回は
その睡眠について
投稿させて頂く。

皆さんは、
1日で一番ストレスに強い時間帯を
ご存知だろうか?

それは
朝起きた1時間後だ。

多くの方が体感的には
「朝はメンタル敵に不安定な状態」

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