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今と昔の選手の違い

最近のスポーツ界では
ゆとり世代が活躍している。

今までの詰め込み型教育の見直しとして、
2002~2011年頃に実施されたのがいわゆる「ゆとり数育」だ。

生まれ年が1994 (平成6) 年前後は
ゆとり世代のど真ん中になる。

スポーツ界で
活躍している
一羽生結弦選手や大谷翔平選手などは、
まさに1994年生まれだ。

一昔前のスポーツ界のスターは
ハングリー精神にあふれ、
常に厳しい顔で
近寄りがたいイメージが強かった。

しかし、
ゆとり世代のスターたちには
余裕が感じられ、
笑顔も多く、
あまり切羽詰まった様子に
ならないように思う。

ゆとり教育の影響があるかは別にして、
これは新しい傾向だ。

そんな若い選手の特徴として
「非常にロジカル」に考えていること。

スポーツ科学的に
正しいとされる情報に基づいて
練習を選ぶので、
当然、精神論は通じない。

また「競技は自分の人生の一部」として捉え、
学生であれば勉強もするし、
恋愛もする。

そのようにして
競技者として練習に励み、
自分を追い込み、
世界の大会にも出場している。

競技以外の自分にも
多様な面を持ち合わせており、
練習以外の時間の過ごし方には
とても個性があるように思える。

そのため、
自分のアイデンティティが
スポーツだけにないので
簡単に心が折れない、
そうした特徴は若い世代の強みだと思います。

我々の世代は
「自分には、これ(水泳)しかない!」
という考え方が強く、
燃え尽きてしまう選手は
とても多かった。

このような傾向の変化は
競技のコーチング以外でも
言えることだと感じる。

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