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文字を綴る、ということは何よりもエネルギーを作り出すことだと思うから。

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マガジン

  • 2024映画鑑賞記録

    大学2回生、目標映画100本。

記事一覧

最近の嬉しいこと。

小さな幸せも、大きな幸せも、全部幸せ

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3か月前

春休みの全てを捧げたラジオ_空気階段の踊り場を2カ月で200本聴いた話

空気階段の踊り場というラジオ番組をご存知だろうか? 吉本興業所属 鈴木もぐら・水川かたまりがお送りする深夜ラジオ。 そのラジオの概要は以下のように記されている。 …

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4か月前
4

Good Jobのその向こう_映画「セッション」を観て

 「セッション」をみた。 とにかく狂気的な映画だった。 ドラムというひとつのものにあれほどまで狂える彼を羨ましいとまで思った。何もかもが刺激的であった。 この映画…

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5か月前
1

ジュニア期間というモラトリアム

先日、かつて応援していたアイドルがデビュー発表をした。 かつて、過去に、好きだったアイドルが。 私の大好きだった形が崩れて、その欠けた形のまま進んでいきますと言…

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5か月前

おにぎりのように私を満たしてくれるもの_映画「かもめ食堂」を観て

「かもめ食堂」を見た。とても穏やかで見た人の心を暖めて満たしてくれる映画だった。 人がおにぎりを食べて胃袋を満たすように、素朴な映画は私の日常の暖かな幸せで満た…

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5か月前
4

人生にもレシピがあればいいのに_映画「幸せのレシピ」を観て

「人生にも最高のレシピがあればいいのに。そうすれば失敗はしない」 確かにそうだ。決められた分量で決められた手順で指示に従えば、うまい料理が出来上がる。そんな風に…

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5か月前
1

映画視聴記録2024_随時更新

大学2回生 人生の煌めきを探す一年にする。 目標 年間100本 観た映画 01/01  君の名は。(n回目) 01/30 カラオケ行こ! 02/03 カラオケ行こ!(2回目) 02/04 …

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6か月前

人を傷つけるものは刃物だけではない。_映画「シザーハンズ」を観て。

「雪はどうして降るの?」 少女の無垢な質問から始まるこの物語。 1990年に公開されたジョニーデップ主演のアメリカ映画「シザーハンズ」 一度は見ておきたい不朽の名作…

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6か月前
1

Seize The Dayが紡ぐ言葉の力

THE VIBES 収録曲「Seize The Day」 イントロから最後まで尊いと言わざるを得ない輝かしい楽曲。 SixTONSの楽曲の中では数曲しかない全編英語で綴られる歌詞。 多くの方…

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6か月前
2

どうしても「過去」が輝かしく見えてしまう。それでも私たちは。_映画「クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を観て

映画 クレヨンしんちゃん モーレツ! オトナ帝国の逆襲を見た。 オトナたちが口を揃えて言う。オトナ帝国は名作だと。 しかし私にとってこの作品は、幼少期に一度見た微か…

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6か月前
8

皮肉はどんな肉よりも美味い。_小説「星新一ショートショート1001」より『暑さ』『約束』を読んで

星新一先生の書く物語とは、どうしてあんなにも美しく、震えるのだろう。 皮肉 それは現代人が日常的に使う言葉のナイフである。 しかし、星新一先生の書く皮肉は どんな…

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7か月前
1

呟きってできるんですね。
Twitterで飲みやご飯を口実に合うのではなく公園でブランコに乗りながら会話したいというのを拝見して、自分には「話がしたいから、とりあえずひとっ走りしない?」とマリオカートをしてくれる友人がいることに気づきました。一生好きです。

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7か月前

春休みの全てを捧げたラジオ_空気階段の踊り場を2カ月で200本聴いた話

空気階段の踊り場というラジオ番組をご存知だろうか?

吉本興業所属 鈴木もぐら・水川かたまりがお送りする深夜ラジオ。
そのラジオの概要は以下のように記されている。

人生のためになる情報をお送りする教養バラエティ。まさにその通りのラジオ番組である。たった二カ月で私はこのラジオに人生を狂わされてしまったのだから。

あれほどに誰かの人生を自分な中で体感したことは他になかった。

もぐらの初恋、彼女、

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Good Jobのその向こう_映画「セッション」を観て

Good Jobのその向こう_映画「セッション」を観て

 「セッション」をみた。
とにかく狂気的な映画だった。
ドラムというひとつのものにあれほどまで狂える彼を羨ましいとまで思った。何もかもが刺激的であった。

この映画を見る前にサムネで落ちこぼれ生徒が教授と出会って才能を開花させる的な?と思っていたら全くの別物だった。
もはや1時間47分ぶっ通しで殴り合いをしているかのような熱量と狂気。
ジャズにかける思い、綺麗事なんてクソッタレと言わんばかりの妬み

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ジュニア期間というモラトリアム

先日、かつて応援していたアイドルがデビュー発表をした。
かつて、過去に、好きだったアイドルが。

私の大好きだった形が崩れて、その欠けた形のまま進んでいきますと言われ手放した。壊れてしまったものをもう愛せないと思ったから。

私が好きだったのは、六人の君達で。君達の中の一人でも欠けると私の好きな君達ではないんだよ。そんなに優しくないよ。だって私の人生だからね。捧げてなんてあげられない大切な宝物だか

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おにぎりのように私を満たしてくれるもの_映画「かもめ食堂」を観て

おにぎりのように私を満たしてくれるもの_映画「かもめ食堂」を観て

「かもめ食堂」を見た。とても穏やかで見た人の心を暖めて満たしてくれる映画だった。

人がおにぎりを食べて胃袋を満たすように、素朴な映画は私の日常の暖かな幸せで満たしてくれる。

美味しそうな食べ物、美しい景色、穏やかな食堂、温かい人々。
そんな優しいモノを見るとそうしても惹かれてしまう。

自分の中の憧れ なんだと思う。
都会に住み、荒波にもまれ現代社会を生きる自分が生きたいと思える世界がかもめ食

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人生にもレシピがあればいいのに_映画「幸せのレシピ」を観て

人生にもレシピがあればいいのに_映画「幸せのレシピ」を観て

「人生にも最高のレシピがあればいいのに。そうすれば失敗はしない」

確かにそうだ。決められた分量で決められた手順で指示に従えば、うまい料理が出来上がる。そんな風に人生にもレシピがあればどれほどよかっただろう。

しかし、そのレシピには創造主がいる。どんなうまい料理も誰かがこの手で一から作り上げた結晶だ。頭を、心を、感覚を使って生み出した最高の傑作だ。決して、文字通りに従うだけで完成されたものではな

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映画視聴記録2024_随時更新

大学2回生 人生の煌めきを探す一年にする。
目標 年間100本

観た映画

01/01  君の名は。(n回目)

01/30 カラオケ行こ!

02/03 カラオケ行こ!(2回目)

02/04 アナと雪の女王(n回目)

02/05 きみに読む物語

02/12 夜明けのすべて

02/16 グレーテスト・ショーマン

02/20 劇場版ハイキュー!ゴミ捨て場の決戦

02/28 映画クレヨン

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人を傷つけるものは刃物だけではない。_映画「シザーハンズ」を観て。

人を傷つけるものは刃物だけではない。_映画「シザーハンズ」を観て。

「雪はどうして降るの?」

少女の無垢な質問から始まるこの物語。
1990年に公開されたジョニーデップ主演のアメリカ映画「シザーハンズ」

一度は見ておきたい不朽の名作。

あらすじだけ見て、人々に気味悪がられる悲しい物語なのかなと安直な推測を立てて再生ボタンを押した。

なんだ、この悲しくて、優しくて、暖かくて、苦しくて、心が切り刻まれる作品は。あと、ジョニーデップが天才すぎる。人として生きてき

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Seize The Dayが紡ぐ言葉の力

Seize The Dayが紡ぐ言葉の力

THE VIBES 収録曲「Seize The Day」
イントロから最後まで尊いと言わざるを得ない輝かしい楽曲。
SixTONSの楽曲の中では数曲しかない全編英語で綴られる歌詞。

多くの方がこの楽曲の和訳解釈を投稿している中で今回自分で訳そうと思ったのはこの歌に何か大きなエネルギーを感じるからである。この歌はきっと、この先私の背中を強く押してくれる大切なものになると確信しているから。自分の中で

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どうしても「過去」が輝かしく見えてしまう。それでも私たちは。_映画「クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を観て

どうしても「過去」が輝かしく見えてしまう。それでも私たちは。_映画「クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を観て

映画 クレヨンしんちゃん モーレツ! オトナ帝国の逆襲を見た。

オトナたちが口を揃えて言う。オトナ帝国は名作だと。
しかし私にとってこの作品は、幼少期に一度見た微かな記憶だけがある。ただそれだけだった。

今、この作品を見て、その理由がわかった気がする。
オトナたちが、これを名作だという理由が。

人は誰しも過去を懐かしみ、思い出に浸りたくなる。
先の見えない不確定な未来より、暖かくて、輝かしく

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皮肉はどんな肉よりも美味い。_小説「星新一ショートショート1001」より『暑さ』『約束』を読んで

皮肉はどんな肉よりも美味い。_小説「星新一ショートショート1001」より『暑さ』『約束』を読んで

星新一先生の書く物語とは、どうしてあんなにも美しく、震えるのだろう。
皮肉 それは現代人が日常的に使う言葉のナイフである。
しかし、星新一先生の書く皮肉は どんな肉よりも味がする。

家に眠っていた星新一 ショートショート1001を久しぶりに引っ張り出してきた。数ヶ月ぶりの対面でも驚く圧倒的分厚さ。数話だけ読んで中途半端なページに糸が挟まっていた。当時の私、ここまで読んで諦めたんだな、と過去の自分

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呟きってできるんですね。
Twitterで飲みやご飯を口実に合うのではなく公園でブランコに乗りながら会話したいというのを拝見して、自分には「話がしたいから、とりあえずひとっ走りしない?」とマリオカートをしてくれる友人がいることに気づきました。一生好きです。