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〇〇の彼

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#エッセイ

日吉の彼

日吉の彼

今日は用があって日吉で降りた。

降りるとすぐに、日吉キャンパスが見える。

彼は、日吉に通っているのに、強烈な学歴コンプレックスの持ち主だった。

共通の友人曰く、彼は「私と似ているけど私よりも変な子」らしい。

私と彼は、初対面ではあるが、とある大学の文化祭に一緒に行くことになった。初対面だけど、SNSでは繋がっていたから、なんだか変な感じだ。Twitterではあんなにリプを飛ばし合うのに、実

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ラデュレの彼

ラデュレの彼

電子辞書をバックに忍ばせ、家を出た。

待ち合わせ場所は池袋。

私が東口に着いたとき、彼はすでにいた。

彼はシンガポール人で、1日前にサークルで知り合った。
ゲストとして来ていて、彼の半生をスピーチしてくれた。
あまり理解はできなかったけど、成功している人というのはわかった。

待ち合わせ場所に着いて早々、彼から可愛らしい紙袋に包まれた手土産をもらった。
ラデュレのマカロンだ。

当時の私は、

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京王プラザホテルの彼。

友人から聞かれた。

「本気で愛したことないの?」

10月9日。

好きな人ができた。2人で食事をした。

今でも覚えてる。

どんな料理を食べたのか、どの席に座ったのか、その日が何曜日だったのか、どの洋服を着ていたのか、どんな話をしたのか。

全部覚えてる。

別れ際のエレベーターの中、
頭を後ろから「ぽん」とされて、「じゃあね」と言われたことが、
忘れられない。

その後、どうしたらまた会え

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相部屋だったトルコ人の彼。

相部屋だったトルコ人の彼。

20歳。
居酒屋のバイトで貯めた50万を握りしめ、上京をした。

ペパーミント色の長期用スーツケースをアマゾンで買って、
そこに米や服や当分必要なものを全て詰め込んだ。

選んだのは、高輪台のシェアハウスだった。
当時、高輪台が高級住宅街だとは知らなかった。
ただ、渋谷、新宿までの通学定期が欲しかったからそこにした。

入居した後に、窓がないことに気づいた。
そこは半地下だったのだ。
でも、当時は

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バングラディッシュの彼。

バングラディッシュの彼。

今日のお昼は、インドカレーを食べた。
自宅から徒歩15分ほどのカレー屋さんで、超人気店。
この店には何回か来ているが、店員の顔をまじまじと見たのは初めてだった。インド人シェフたちは、顔が似ていて兄弟みたいだった。

そして、上の空になっていた。だって、カレーも食べ終えて、会話もしていなかったから。

「君ってずっと何か考えてるよね」と、嫌味っぽく言われた。
そう、私はずっと何かを考えてる。というか

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中野商店街の彼。

その日は午後からだった。

それでも、それだったからか、二度寝からの寝坊により遅刻。

そしたら、彼も寝坊したみたいで、待ち合わせを1時間ばかり遅らせることに。

5時。商店街の入り口で待ち合わせ。

ふたりで有名なソフトクリームたべた。

私はキャラメル味。彼はラムネ味。

「ラムネ味はここでしか食べられないから」って言ってたけど、
結構どこでも売ってるよね、ラムネ味。

商店街をぐるぐるまわっ

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