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ポエム

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2021年9月の記事一覧

ファム・ファタール

ファム・ファタール

苦し紛れに吐いた言葉デタラメ、健康停滞
謙遜してるけどアスパラガス自信満々

僕は苦しくても叫びたくないから、隠忍自重
私はワニ。涙を流してあなたへ口密腹剣

だけどそんな貴方貴方いや?いや?
私のこと好きなんでしょう?
ずっと前から知ってるわ。
だってそんな貴女貴女やだ?やだ?
僕の磁場を歪めていくんだよ。
絡まったイヤホンのように

funky そんな言葉が似合う僕じゃないけど
貴女に強い運命

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漆色の金木犀

漆色の金木犀

すれ違い離れって言った
私の手に残ったのは
あなたとのいつかの噛み跡

純情に従ってみては
紡いできた感情を
あなたという糸で
構成された世界

些細なことで解けては
新しい想いで重ねて
出来上がったモノは
もう、あの頃の愛はない

どれだけ苦しんだとしても
どれだけ断罪しても
背負う罪の重さからは逃れられずに

茜色の空の下で交わした約束を思い出し
明日をライアで偽ってはリアルを探している

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ラストサマーナイト

ラストサマーナイト

待ち合わせは駅前で
30分前に着いてしまった

焦る鼓動は運動会
フライングスタート決め

そそっかしいねと声がしたから
振り向くとそこに君がいた

浴衣ではしゃぐ君の横で手を握る僕を横に
わたがしを頬張る
誰よりも可愛らしい君の横がをみれる
特等席だ

賑やかな屋台林の中で
緊張が隠せない僕がいた

君は何が食べたい?と君が囁いた
僕はかき氷で頭を冷やした

浴衣ではしゃぐ君の天井では花火が咲い

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Liebe

Liebe

それをなんて言うんだろう
暗い箱に閉じ込められた子供
あれ?ここはカラフルな花園では?

翻弄された
読めない文字を読むように
目尻が痛み
錯乱する視界感情的にも

団栾する
黒いハイエナ達が襲ってくる
煩悩が浮かぶ
啄ばむように襲われて衰弱する

HBの鉛筆じゃ描けない
無表情な陰

あなたがくれた痛みが
愛だと想っていた
理不尽な手が伸びて
心を締め付ける asphyxia

死んぬ瞬間に手を

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ノーマス

ノーマス

ねぇ聞き間違いなんかじゃないよね?
今の言葉陰口
私のことを言っているの?

ねぇそれはどういう意味?何がいけないの?
セキュリティー超えて
私のスマホ覗き見?

味方のふりして近づいて
本当は玩具を探していたのね
わかったふりして気取っては
叩きつける最低って

愛想撒いて笑顔で飾っては
今日も一日頑張る 私 お疲れ様です
お前達の為にした自己犠牲は
仇となり帰ってきた なんなんだもうノーマス

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[詩]愁色

[詩]愁色

ただの自己満足だったのでしょう
だから僕はあなたを傷つけた
いくら間違い探しを続けても
もう戻らない時を想っても

きっとこれは罰なのでしょう
狡くて臆病な僕への

ごめんなさいごめんなさい
上手に想えなくて
何度謝っても許されない
あなたの笑顔が最後にもう一度
咲かせることができたなら

僕が想うことで何になるのでしょう
あなたの迷惑になるだけで
1人ではしゃいで落ち込んで
見苦しいたらありゃし

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[詩]枷(かせ

[詩]枷(かせ

逢いたいという気持ちだけが
雪のように募っていく
不意に出逢ったとしても
僕は素っ気ない顔した

don't adult my heart
don't cool guy
僕はまだまだ子供みたいで
believe your Word
love your Smile
君の虜、、、

雁字搦めの感情と空を重ねてみても
星空は幽玄に囁く
優しい人は損をするのが定めなら
僕はどうすればいいの?

深紅の薔薇

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[詩]Cerejeira

[詩]Cerejeira

説明しよう僕らの愛は
灼熱のように 煌めく赫
欲張り過ぎてしまうのが良くないとこ

太陽に手が届きそうな
バベルの塔を築くように
核心に迫ろうとすると空回りするのだ

雑居ビルを通り過ぎた昼下がり
来週の日曜日は何をしようか?

ピンクの花びらを拐った
春の風は何処かな?
間抜けな君の横顔を笑った
情熱と哀しさの重なった時
桜色の愛が生まれる
描き出したばかりの夢を追う

説明しよう僕らの愛は

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[詩]ノック

[詩]ノック

あぁ、揶揄ってよ私の事を
みるに耐えないんでしょ
もう、刮目してられない
不甲斐な私の末路を

殺伐とした風景の中に佇む
廃墟の亡霊を弔ってくれ

clap clap

瞬いてお願いします
私の人生
心のドアを叩いて
欲しくない世界を
私は手に入れた
これはもう一大事だ

あぁ、裏切られたの?貴方私を
疲れ果てた心に響く
もう、愛してくれないんでしょ
望み通りにはいかない

泥沼のような川を泳ぐ鯉

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[詩]Rem

[詩]Rem

口先だけの言葉なんてまるで意味はなくて
冷えた頬を撫でるだけ
悲しいなんて頭が訴えるだけで心は違う
宇宙のように増加していく

愛の乱世だねって爆笑
唇にメロディを乗せて

さぁ踊ろうよ夜が明けるまで
夢現の先で君は待っている

瞼が落ちるその瞬間まで君の隣にいたはず
噎せる果実に眠らされた
汚れたシーツを洗いにいく昼下がりに
香るパフュームがRem

1人すら上手く愛せないのに
不倫なんてよくで

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[詩]orange

連なった公園の遊具が弾く
繊細な音に
僕は明日を迎えられずその
演奏を聴いてた

繰り返し軋んだ足も
もう何もかも棄ててしまいたい

どれだけ哀しみを叫ぼうとも
どれだけあなたの名前を呼んでも
変わらない雨の降り続くこの街で
オレンジの香りを追って

あなたに嫌われたのはいつから
そればかり想い俯く
間違え探し不安のモグラ叩き
ただ怖かったあの頃

濡れた髪枯れた涙も
お互いに溶け合って虹はどこ?

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