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もしナポレオンがデュマとのいざこざがなかったら、1804年にはデュマが元帥として任命されるかもしれません

もしナポレオンがデュマとのいざこざがなかったら、1804年にはデュマが元帥として任命されるかもしれません。

その可能性について話し合われていたのが、このRedditのスレでした:

https://www.reddit.com/r/Napoleon/comments/151d7p5/do_you_think_thomas_alexandre_dumas_could_have/

翻訳された引用:

そうであるべきだった。

しかし、エジプトでのナポレオンとの口論が彼の運命を決定づけた。 デュマがエジプトを出てフランスに戻ることで決着したあの口論の直後の時期に、デュマは二人を再び良好な関係にするはずだった、あるいは再び良好な関係を築くことができたいくつかのことをしたことを覚えておいてください。 つまり、デュマは自分が見つけた小さな財産をナポレオンに渡し、地元の反乱を鎮圧する上でダイナミックな役割を果たしました。

しかし、何らかの理由で、ナポレオンがエジプトから戻り、デュマがイタリアの敵支配地域での投獄から最終的に解放された後(フランスに戻る途中で捕虜となった)、ナポレオンのデュマに対する復讐は完全に本格化した。 他の将軍たちが彼に有利に介入しようとしたときでさえ、あらゆる機会に彼を拒絶した。

ナポレオンには他にも黒人の将軍、指揮官、兵士が軍隊にいたが、公式には人種差別政策を導入していた。 さらに、彼はフランス領西インド諸島で奴隷制を再確立しようと何の躊躇もなかったが、ハイチでは第二級侵攻軍がそこで粉砕され、その結果フランス領ルイジアナを売却することになった。 彼は、フランスに向かうか捕虜交換に参加した忠実なフランス系西インド諸島黒人部隊を隔離した。 主に彼らはイタリアで結成された悪名高い「黒人開拓者」大隊への登録を争うことを強いられ、後にナポリ軍の第7戦列歩兵連隊(別名ロイヤル・アフリカ連隊、1812年のロシア遠征軍とその後の遠征に参加)となる。 。

デュマのリーダーシップに関するナポレオンの考えに関して言えば、 あなたの「低い意見」という考えにはノーです。 デュマは、第一次イタリア戦役でナポレオンの指揮下に将軍として仕えるまで、長年にわたって有能で勇敢な将軍として輝かしい実績を残していました。 彼はマントヴァ地域で重要な役割を果たしました。 ナポレオンが彼の南で一連の決定的な勝利を収めている間、優れた緩衝材として機能しました。 また、イタリアの橋でオーストリア軍の攻撃軍の群れをかわし、フランスの援軍が到着して敵の追跡に加わったデュマの行動について知らされた後、ナポレオンがデュマに惜しみなく英雄的な賞賛を贈ったことも思い出してほしい。

エジプトに関して言えば、デュマはナポレオンによって陸軍の騎兵指揮官に任命されました。 彼はムラトとライバル関係にあった(ナポレオンがエジプトからフランスに逃走した後、実際にイタリアでフランス軍を率いたのはムラトであり、その地域で投獄されていたデュマの釈放につながった)。

デュマが他の将軍らと扇動的な暴言を吐いたという噂話について二人が口論したとき、ナポレオンはデュマを撃つかもしれないと脅した。 別の記述によると、大柄な体格のデュマは、その気になればその場でナポレオンを粉砕する方法を考えていたという。

もう一つの考慮事項は、デュマはイタリアでのひどい監禁により運動と聴覚に衰弱をもたらした後、肉体的には以前の自分の影がほとんど残っていなかったことです。

https://youtu.be/LW7jsyS0BhA

以上が、引用された内容となります。

どうやら、ナポレオンには少なからずの【黒人差別】の意識があったことは否めないですね。

たかがマイノリティー系のデュマにそれほどの危機感を感じたのは器の小さい人間の証に見えちゃいますね。

人間は人種で判断されるのではなくその功績と人柄です。デュマ将軍がフランス軍のために大きく役立ったこと、大活躍したことは事実です。


トマ=アレクサンドル・デュマ、『アサシンズクリード・ ユニティ』

例えば、これらのデュマが参加し、指揮していた作戦についてお読みください:

アルプス軍司令官


1793年12月22日、デュマはアルプス軍の指揮を与えられた[66]。 アルプスでの彼の作戦は、フランスとピエモンテ州の国境にあるモン・スニの氷河に覆われたリトル・サン・ベルナール峠を守るオーストリア軍とピエモンテ軍を撃破することに集中した。 グルノーブルの基地から数カ月間の計画と偵察を行った後、降雪状況が部隊の通過に適するまで待たなければならなかった。 1794 年 4 月から 5 月にかけて、デュマはモン・スニへの数回の攻撃を開始しました。 最後の攻撃では、氷アイゼンを装備したデュマ軍が氷の崖をよじ登って山を占領し、900人から1,700人の捕虜を捕らえた。

彼の勝利はパリの政治指導者たちからデュマの賞賛を獲得したが、1794年6月に彼は公安委員会に呼び出された。その理由は明らかにされていないが、当時は「大テロル」の時代だったため、おそらく反逆罪に問われることになるだろう。 フランス革命の恐怖政治の最後の数カ月に加速した政治的処刑の記録。 デュマはパリへの到着を7月中旬まで延期し、1794年7月27日のロベスピエールの処刑でテロが終わるまで委員会には姿を見せなかった[67]。

ヴァンデにおける西方軍司令官(1794年)


1794年8月初旬、デュマは短期間、パリ近郊のヌイイ・シュル・セーヌにあるエコール・ド・マルス陸軍学校の指揮官に任命された[68]。 彼は 1794 年 8 月から 10 月にかけて西部軍を率いるよう再任されました。彼は、フランス革命政府に対するヴァンデ地域での大規模な反乱に対する最近の政府の勝利を強化する責任を負いました。 彼は軍規を強化し、兵士による地元住民に対する虐待を排除することに重点を置いた [69] 。 ある歴史家は、王党派の感情にもかかわらず、あるいはそのためか、この命令でデュマを「恐れ知らずで非の打ちどころのない」指導者、「後世に伝えられるに値し、国民の憤りを感じる同時代の死刑執行人たちと好対照をなす指導者」と特徴づけた。 常に歴史のさらし台に釘付けだ!」[70]

イタリア戦:陸軍の将軍として


マントヴァ包囲戦


詳細は「マントヴァ包囲戦 (1796–1797)」を参照
デュマ将軍は 1796 年 11 月にミラノのイタリア軍に入隊し、ナポレオン ボナパルト総司令官の命令に従って勤務しました。 フランス軍による地元財産の収用を認めるナポレオンの政策にデュマが抵抗したことで、二人の将軍間の緊張が始まった。 1796年12月、デュマはマントヴァ市でオーストリア軍を包囲する師団を指揮した。 クリスマスまでに、彼はオーストリア軍司令官に重要な戦術情報を伝えるメッセージを運ぶスパイを傍受した。 1797年1月16日、

デュマとその師団はオーストリア軍の包囲都市からの脱出の試みを阻止し、オーストリア軍の増援部隊がマントヴァに到着するのを阻止した。

これによりフランス軍はフランスの増援が到着するまで包囲を維持することができ、1797年2月2日の都市降伏につながった[72]。

上記の内容が全てこの記事から引用しました:

このように、彼はフランス軍のために大きく働いたのですね。

だから、日本の創作にキャラクターとして出てきてもいいんじゃないでしょうか?

但し、忘れないでおくことがあれば、つまりデュマには奥さんもいること、そして彼女のこともメインヒロインとして登場させる必要があることぐらいかな。

そう、ナポレオンのメインヒロインだった女性はジョセフィーヌ・ド・ボアルネのように、デュマにもマリー=ルイーズ=エリザベート・ラブーレというヒロインがいました(ナポレオンとデュマ両方を作品に出すなら、彼らの妻たちも女性キャラとして登場させなければならないようですね)

例えば、史実に添う物語にしなくとも、若い頃のナポレオンとデュマが天から落下してきた隕石により異能力に目覚めたというローファンタジー系のものにしても、デュマの史実の妻となる女性を少女時代からキャラクターとして登場させる必要もあるかもしれませんね。

アニメはあくまでのメイン層が10代と20代前半が大半なんだから、大人系キャラより少年少女年代のキャラクターが割と人気になりやすい要因なので、是非とも若い頃のフランス偉人を異世界なり、ローファンタジー版の革命期フランスなりで活躍させた方が売り上げ的に得策なのではないでしょうか?

ローファンタジー版のフランスが舞台のアニメなら、前にも放送された作品がありましたよね?
あの【ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 】という作品です:


ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

なので、またもローファンタジー版のフランスが舞台の日本作品で、ナポレオンとかデュマとかシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュとシュヴァリエ・デオン、ひいてはマリー・アントワネット王妃までもが異能力に目覚めてどう絡み合っていくスートリーを構成した方が色々と面白くなるとは思いませんか?

だから、『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』みたいに、またも異能力とか魔法が出てくるローファンタジー版のフランスが舞台のアニメを見たくありませんこと?

今回は、フランス対イングランドの時代ではなく、アントワネット王妃や革命期で、ナポレオンやデュマやシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュもシュヴァリエ・デオンも色んな人が異能力に目覚めた話として作っていたらきっと爆嬉しそうですね。

もちろん、奴隷キャラクターも登場させるなら、ハイチのトゥーサン・ルーヴェルチュールとかが異能力に目覚めて登場してたら面白そうですね。

色々な黒人系の偉人も異能力に目覚めたらきっと発言権が大きくなるし、そしてそれによって描かれる刺激的な人物間のドラマも書けると思います。

奴隷制度を廃止すべく動いた色んな善良な白人の偉人もいたんですし、彼らのような人達が仲間になりそうなデュマとどう絡んでいくのか、そして異能力に目覚めたデュマが人気者になって、色んな女性にちやほやされるのを見て彼のメインヒロインである少女時代のマリー=ルイーズ=エリザベート・ラブーレが嫉妬を覚えるシーンとかも描いてたら面白くなるんじゃないでしょうかね?

なので、どんどん奴隷描写も出してみて良いですよ?

別に全ての白人が悪いという訳じゃないですし(奴隷制度といえば、アラブも奴隷商人やってたんで、マンサ・ムーサというアフリカ大金持ちの王様も沢山の奴隷を持っていたし)、なので奴隷制度に対してそれを撤廃すべく動いた色んな白人の偉人(イギリス人の複数人がそうだったような)もキャラクターとして出せますし。

そして、その作品を通して、【奴隷というものは人種や肌色で決まったものではなく、あくまでもそれぞれの立場がそうさせたものである】という最大な教育面も伴う効果を我々現代人の視聴者に教えるための題材でもあります。

例えば、このフランス系の黒人男性も元々は奴隷でしたけど、晴れて自由になってから政治家になりましたよ?
名は【Jean-Baptiste Belley】という人です:

ジャン=バティスト・ベレー


(Jean-Baptiste Belley、1746年7月頃 - 1805年8月6日)は、サン・ドミニコ会およびフランスの政治家。 セネガル出身で、以前はフランス領西インド諸島のサン・ドマング植民地で奴隷として扱われていたが、フランス第一共和政時代には地所総督、国民公会、五百人評議会の議員に選出された[2]。 彼はマースとしても知られていた[3]。

人生


ベレーは1746年または1747年7月1日にセネガルのゴレ島で生まれたと言われているが、正確な生没年は不明である。 2歳のとき、フランス植民地サン・ドマングへ向かう奴隷商人に売られた。 彼は後にその貯蓄で自由を手に入れた[3]。

1791年、聖ドミニコ会クレオール人がサン・ドマングでフランス革命を起こした。 彼らはブルボン政権の打倒を目的とした奴隷の反乱を扇動した。 フランスの革命家仲間たちが 1789 年の人間の権利宣言を考えるうちに、奴隷制度は廃止される必要があると考え始めました。

1793年、ベレーは歩兵大尉でサン・ドマングのブルボン軍と戦い、6回負傷した。


1793年9月24日、混血のジャン・バティスト・ミルズ、ヨーロッパ人のルイ・ピエール・デュファイとともに、サン・ドマング北部地域のフランス国民公会議員に選出された3人の議員(議員)のうちの1人となった。

黒人議員として初めて党大会に議席を獲得した[4][5][6]。

1794年2月3日、奴隷制度の廃止が全会一致で決定されたとき、彼は条約の討論で発言した[3][4][5]。


上記の記事から引用しました。

でも、もしローファンタジー版のフランスが舞台なら、別に時系列に従い描写しなくてもいいんですから、それぞれの歴史的人物が大いに活躍できるように工夫した方が良いですよね?

で、奴隷描写も物語に含むということで、一番面白そうな話の展開は:

【隕石で異能力に目覚めた色んな歴史的人物の中に黒人系も含まれるということで、奴隷制度の廃止が早く訪れた。でも、隕石の落下からある期間が過ぎたら、負の感情が深い異能力持ちではない一般人が化け物になる事例が多発】

で、化け物となったのは白人の市民だけじゃなくて、元奴隷の黒人系市民(両方は元々、異能力に目覚めなかった一般人だから)もバケモノ化し、両方を救うか殺すかの2択に、ベレーが『自由人になったら今度はバケモノとして殺されるなんて、ロクでもない人生だったな、一部の俺達は…….』と自嘲気味にいうシーンはなにかとエモいんじゃない?きっと名シーンになるはずですね!

最後はナポレオンやデュマがどうやってお互いに持っているであろう敵対心を抑えて、化け物掃討に向けた作戦を考えられるのかが良い物語づくりになりそうです。

そして、他にも隕石を巡る異能力の発生の仕組みを研究し尽くした他国のスパイがそれをオーストリアとかイギリスとかプロイセンとかロシアとかに渡して、それを解析した上で開発した『魔道兵器』でフランス本土を征服しようとする大量の敵軍を、ナポレオンやデュマがそれぞれの持つ異能力を最大限にして共闘する戦いとか胸熱な展開にしてもいいですね。

もちろん、大技の召喚魔術をぶっ放すマリーアントワネット(この話は処刑されておらず、ナポレオンに玉座から退位させられるかもしれない展開)も想像するだけでワクワクしちゃいますよね?


クルクル粉ウイッグを取り外したシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュと少女時代のマリーアントワネットをAIアートで作ったもの。ルイ16に見つかり誤解だと主張する二人

どうでしょうか?

長々と付き合わせてしまい申し訳ありませんけれども、どうしてもデュマやシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジががキャラクターとして日本創作に出てくるのを楽しみにし過ぎていて、夜も眠れませんでした!👦🏽


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