自信があってもなくても大丈夫。あなたの1番の味方はあなた。
他者の言葉や評価で揺るがない自分。そんな状態になりたい。と誰もが思うのではないでしょうか。
以前のボクは、人の目を気にして、自分の思うような評価を得られないと落ち込んだり、人と比べて自分は劣っていると感じて自信をなくしてしまう。そんな生き方をしていました。
自分で自分の価値を感じられず、人からの言葉や評価で自分の価値を確かめている「他者の評価を基準に生きている状態」でした。
今のボクが思う大切なことは
誰よりも自分が自分の味方であり、理解者であること。
ではないかと思っています。
自分が自分の1番の味方だからこそ、自信がなくなった時も、落ち込んだ時も自分に安心できるのではないでしょうか。
●自信がなくなってしまう原因
自信がなくなってしまったり落ち込んでしまう原因の1つに、
人と比べて、自分の「できない部分」や「ダメな部分」ばかり気になってしまい、そんな自分を責めてしまう。
ということがあると思います。
一言に「自信」と言っても、人によて色々な解釈があると思いますが、ここでボクがお話しする自信とは、自己評価のようなもののことです。
ボクも含めほとんどの人が、子供の頃から人と比べられ、点数や順位、優劣をつけられて生きてきたと思います。一位を取れば褒められ、そうでなければなんだか責められているような、そんな気持ちがすることもあったかもしれません。
人と比べられることが当たり前の環境で生活をしていれば、自然と人よりも優位に立てれば自信が持て、人と比べて自分が劣っていると感じれば自信がなくなる。親や学校の先生に褒めてもらえると自信が持て、逆に「お前はなんてダメなやつなんだ」と言われたら自信がなくなり落ち込む。
人から言われた自分。それって本当に自分なのでしょうか?
他者の評価を気にし、他者と比べて落ち込んでしまったり、自分の価値を測る必要などないのです。
常に、自分が自分に寄り添い、自分を信じられるからそれが結果として自信に繋がるのではないかと思います。
●自分を褒めることが第一歩
自分を信じることができ、自分に安心できるようになる第一歩としてボクがお伝えする方法、それは
自分の「できたこと」「いいところ」を見つけて自分で自分を褒める!
ということです。
「何それ」と思う人もいるかもしれませんが、周りの言葉や評価で自分自身の価値や評価を図ってきた人にとっては、自分で自分を褒めるというのはあまり経験がないことだと思います。
冒頭でお話ししたように、ボクは以前は人の目を気にして、人から褒められることで自信が持てたし、逆を言えば人から評価をしてもらえなかったら落ち込む。そんな他者の基準で自分の価値や評価を測る生き方をしていました。
今は、当時のように周りの評価や声を気にして落ち込んだり、自信がなくなってしまうということもほとんどありません。
これまで色々と実践をした中で、わかりやすくて簡単で効果を実感しやすかったのが「自分で自分を褒める」ということでした。
自分で自分を褒めることの何が良いのか。
それは、人から褒められたり人と比べて自信が持てる。逆に人から言われたことで落ち込んでしまったり自信がなくなる。
ではなく
自分で自分を褒めることで、自分の「いいところ」や「できていること」を自分で知り、自分に安心できるようになり
「他者の評価や他者視点での生き方」➡︎「自分評価、自分基準での生き方」
に少しずつ切り替わっていきます。
普段、自分を責めてしまいがちな人ほど、人からの評価や言葉を気にし過ぎてしまうと思いますが、自分を褒めることによって自分への批判や責める気持ちも減っていきます。
●日常に溢れる「褒めポイント」
「褒める」と言っても具体的に何を?と思う方もいると思うので例をあげてみます。
・今日朝しっかり起きられた。さすが!
・起きて顔を洗って偉い!
・歯を磨いて偉い!
・毎日会社に行っててすごいよ!
・毎日お弁当作って頑張ってるね!
・今日も時間いっぱい仕事頑張って偉い!
・毎日ご飯作っててさすが!
最初はむず痒く感じたり、慣れないかも知れません。
こんなこと!?そんなのみんなやっていることだし。褒めるようなことじゃないし。と思うかも知れませんが人は関係ありません。
まずは、小さなことや当たり前に感じるようなことから自分の「褒めポイント」を見つけてみてください。
「自分を褒める」ことをやっていると、中には「今日〇〇できなかったな」「今日〇〇しちゃった」などネガティブな思考が出てくることもあると思います。
一見すると、ネガティブに感じるようなことにも実は「褒めポイント」は隠れています。
まずは「〇〇できなかった」「〇〇しちゃった」と気づけた自分を褒めてあげてください!
とにかく、自分の意識や習慣を変える上で大切なことは、自分で自分に気づくことなんです。そんな気づくという一歩を踏み出した自分を
「よく気づけたねすごいよー!!」
「〇〇に気づいた私(僕)さすがじゃん!!」
と盛大に褒めちぎってください!
もっと言うと「できなかった」と言うことはイコール「やろうとした」と言うことですよね。自分の為に、人の為に、何かの為に行動をしようとした自分は褒めるポイントなのです!
「なにかをやろう」とすることはとてもすばらしいこと。
できなかったと言う結果に着目して、自分を責めてしまうのではなく、やろうとしたそんな前向きな自分の気持ち、を大切にしてたくさん褒めてみてください。
●自分という心強い味方
ここまで読んでみて「自分を褒める」ことへのハードルも下がってきたのではないでしょうか?
・当たり前だと思うような小さなことから自分の褒めポイントを見つける。
・例えネガティブな思考が出てきても、そこに気づけた自分を褒める。
・「やれなかった」という結果より「やろうとした」自分の気持ちを大切にして褒める。
この3つのポイントを大切にして、どんどん自分を褒めて
・他者からの評価基準ではなく自己評価基準で生きている状態
へとシフトチェンジしていって欲しいなと思います。
どんなに小さなことでも褒めてくれる。
できたことを誰よりもわかってくれて褒めてくれる。
たとえ落ち込むことがあっても自分のいいところを知っていて褒めてくれる。
そんな誰よりもわかってくれる味方がいつも一緒にいると思うと、とっても心強い気持ちになりますね!
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