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読書記録

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#うちの積読を紹介する

学びはやっぱり日常にあり!

学びはやっぱり日常にあり!

人生、生活パターンが完全一致する人間はいない。だから自分以外の人の日常を生きてみたくて想像してしまうことが時折ある。

そのアイデアを本の登場人物から貰うことも多々。なぜなら、本の登場人物の多くが日常で劇的な事象に巻き込まれるから。リア充の確率が高いのである。

でも"変わり映えのしない日常=つまらない日常"と思ってはいないだろうか?私は当初、そう思っていた。しかし、変わり映えのしない日常の中にも

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リアルでファンタジー

リアルでファンタジー

読書で現実逃避をしたい時、突飛な設定のファンタジーを読むより、自分の生活に重ねられそうなリアルさの中にファンタジー要素が入ってきた方が移入できると思ったことはないだろうか。
私はこの所謂"リアルでファンタジー"派だ。
共感できる!と思った方、もしくは読んで逃避チャレンジ?してみたいと思った方は下記選書をチェックしてみてほしい。

そのあとに改めて、このnoteに戻ってきた時、私の感想メモと意見交換

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VINEGAR GIRLってどういう意味?

VINEGAR GIRLってどういう意味?

vinegarは勿論、お酢のことだけど「気難しい」という意味もあるらしい。

アン・タイラー作、『ヴィネガー・ガール』を読んだ。これは現代版『じゃじゃ馬ならし』で、シェイクスピアの原作よりも確かに状況がスッと理解しやすかった。

『じゃじゃ馬ならし』(原題は"The Taming of the Shrew")は、言うことを聞かない女性が手なづけられて従順な花嫁になってしまう喜劇、といったストーリー

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大人の嗜好品

大人の嗜好品

大人っぽい楽しみのアイデアを彷彿させる本を幾つか読んで、そこからいろいろ学ぼうと自主的に取り組みをしてみた記録。

🍸ヨーロッパ退屈日記

伊丹十三の本。退屈というタイトルが良い。
『実用記事満載』!の婦人雑誌と同じく、使える知識満載の本であるところが売りだと著者本人が語っている。実際、伊丹本人の目線での文章から読者は知識以上の事を学べる。
そう見るか!という部分が多々あり、外国人の外見や服装チ

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