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絶対人生後悔したくない就活生に贈る、読むべき就活本5選

就活生のみなさんこんにちは、就活しくじりガールこと眞野いるかです。

最近、就活を控える妹にアドバイスをしたり、自分も転職を考えるようになったりした結果、就活本を再読&新規開拓する機会が増えました。

その結果、「この本を読んでこうしたらよかった......!!」という、眞野的に理想の就活の流れが見えてきたので、シェアします。よかったら参考にしてもらえると嬉しいです。


①『確実内定』 トイアンナ

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「就活本、一冊だけ買うとしたら?」と聞かれたらコレ。
「インターンシップ」「OB訪問」「ガクチカ」に「自己分析」、なんだかいろいろ言われているけれど、結局のところいつ、何をすればいいんだ〜〜!!! という迷える就活生は問答無用で読みましょう。就活とは何なのか、どのように進めるべきなのか、戦略を練ることができます
できることなら就活開始時と言わず、大学入学時に一読しておくべき。
わたしも自分が学生の時に読みたかったな......!!


②『絶対内定 自己分析とキャリアデザインの描き方』杉村 太郎、 熊谷 智宏

就活本の代名詞、大学生協にも絶対ある我求館の『絶対内定』シリーズ。
中でもこの『自己分析とキャリアデザインの描き方』は100枚近くのワークシートを使って自分を見つめ直すことで、生きていく中で何を達成したいのか、何を大切にしたいのかという自分の価値観が浮き彫りになります。そしてその結果、うそのない自分の思いや考えを自信をもって採用側にを効果的に伝えられるようになる、という一冊。かなりのボリュームがあるので早めに取り掛かりたいところ。

オススメの使い方は、次に紹介する③『メモの魔力』と合わせて使うこと!

③『メモの魔力 -The Magic of Memos- 』前田裕二

今年めちゃめちゃ売れた、SHOWROOM前田さんによる『メモの魔力』。本屋では自己啓発本やノート術のコーナーに分類されていることが多いですが、自己分析の際、非常に有効だと思います。

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メソッドとしては、具体的な事象を「つまりそれはどういうことなのか」と抽象化し、転用していくというもの。

この「具体・抽象・転用」のフレームワークを使い、②『絶対内定 自己分析とキャリアデザインの描き方』のワークシートに取り組む、というのが最善の自己分析方法なんじゃないかな? と思う所存です。

例えば、A子さんの例を見て見ましょう。(誰やねん)
これまで生きてきた中で幸せだった瞬間は?」というワークに対し、A子さんは「高校生の頃、合唱コンクールで優勝したことだなあ......」と回答するとします。
しかしここで終わらないのが『メモの魔力』です。
具体的事象である「合唱コンクール優勝」とは、抽象化するとつまりは

・みんなで協力した
・努力の結果、高評価を得た

出来事でしょう。
また、A子さんが歌が得意な場合「自分の得意なことで評価された出来事」、リーダーとなってみんなをまとめ上げた場合「リーダーシップを発揮した出来事」である、ということになります。

そして、抽象化したことは、転用することができます。

つまり、A子さんにとって幸せを感じることができるのは
「みんなで協力する」「成果が評価される」「得意なことが生かせる」「リーダーシップを発揮できる」仕事である、というわけです。

この作業を行うのがオススメです。


④『さあ、才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0』トム・ラス

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「自分の得意なこと」とは何なのか、を明らかにしてくれる本。
1冊に1つついているコードを利用して、ネット上でギャラップ社のテスト「ストレングス・ファインダー」を受けることができます。テストを受けると、34の資質(アレンジ、運命思考、回復志向、学習欲、活発性、共感性etc...)の中から、自分の持っている強みのうち上位5つがわかります。
つまり、自分に向いている仕事はどういうものなのか、がわかるということ。

例えば収集心なら「毎日、新しい情報を取得することが任務の仕事を探しましょう。例えば、教職や調査、ジャーナリズムなどです。」、着想なら「あなたのアイデアが功績になり、それで対価を得る仕事を探しましょう。」などという提案が得られます。

先述した②③併用で「やりたいこと」を明らかにした上で、本書で「向いていること」を見つめ直し、二つのベン図の重なり合う点を狙うのがオススメです。

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⑤『絶対内定 面接』 杉村 太郎、 熊谷 智宏

面接で問われる可能性の多い問いが書かれています。
企業側が「どのような意図を持って」その質問をするのか、が書かれているので、質問側の意図を理解した上で想定問答集を作りましょう。ESを作成する時にも使えます。


と、いうわけで、

①『確実内定』で就活戦略を練る。

②『絶対内定 自己分析とキャリアデザインの描き方』③『メモの魔力 -The Magic of Memos-』で自己分析をして、やりたいことを見つける。

④『さあ、才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0』で自己分析をして、向いていることを見つける。その上で②で見つけた「やりたいこと」と被っている仕事は何かを考え、企業を絞る。

⑤『絶対内定 面接』で面接対策。

という流れが最善だと思います。
よかったら本屋さんや生協でチェックしてみてくださいね。

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※お金がないのでこんなに本が買えません! という学生さんへ

正直めちゃめちゃ価値のある内容だと思うので、買ってもいいんじゃないかな?
とは思うものの、(だって1万しないくらいで自分の一生を好転できると思ったら安いものじゃない??)学生さんが金欠なのも非常にわかる。

その場合、こうしよう!

①③は『kindle unlimited』に入っているので一ヶ月だけ登録して死ぬ気で読む。
②⑤は大学のキャリアセンター図書館の就活コーナーに絶対あるので借りてくる。
④に関してはテストを受けることが目的なのでコードを得るために買うしかない。すまぬ!

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※自己分析系多くない? という学生さんへ

わかる。
わたしも就活生だった頃、「だってそんなこと言ってもESの締め切りあるし、卒論あるし、自己分析なんてやってらんない!」と思っていました。

でも絶対ここをおろそかにしないほうがいいと思う。なんなら就職浪人しても卒論提出できずに留年してもいいとすら思う。
みんながとりあえず自己分析自己分析唱えているのでバカにしたくなっちゃうかもしれないけれども、そもそも自己分析とは自分の価値観ややりたいこと、向いていることを見つめ直す作業です。自己分析が曖昧なままで企業を選別してしまうと、内定をもらって就職したとしても企業風土と自分の価値観がずれていて日々辛くなってしまうだろうし、向いていない仕事、やりたいと思い込んでいただけの仕事につくことになってしまいます。(いやー完全にわたしですね!
だとしたら新卒切符を温存したまま人生を見つめ直した方がいいんじゃないかな。まあとりあえず、騙されたと思って読んでから判断してほしいです。

もし「自己分析に時間がかかる」「考えていたらよくわからなくなってしまった......」という学生さんがいたら、他の人の目を通すことが有用だと思います。
これまでの経験に、自分では気づきもしなかった解釈を加えてくれたり、「絶対この業界!!」と視野が狭まっているときに新たな選択肢を提示してくれたりするんじゃないかな。

キャリアセンターでは無料で専門の方に相談にもらうことができるし、就活塾に通うのもいいと思います。キャリアセンターは予約する必要があるし、就活塾もカリキュラムが決まっているので、「いつまでにここまでは自分の中で分析しなくてはならない」という期限が生まれるのもグッドポイント
これらが難しいのであれば友達に相談するのも良きです。
わたしにコメントくれても相談にのります。twitterのDMでもいいよ。


........とかなんとか先輩風を吹かせてしまいましたが! わたしも人生迷子中、転職希望の身でございます。一緒に人生頑張ろうね!


【ミートキャリアさんにご紹介いただきました!】


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