沖縄の原風景に癒される「星のや竹富島編」星のやコンプリートの旅
国内6ヶ所の「星のや」コンプリートの旅。
4つ目は「星のや竹富島」。
竹富島へは、石垣島からフェリーで10分。
以前、日帰りで行ったことがありました。
その日、すごく暑かったんです。
お店でランチして外に出たものの、次のフェリーまで時間が。
溶けそうなほど暑く、カフェに入りたいのに、お休みだったり、唯一のカフェには長い列が出来ていたり。
「ひ、日陰がない~」
そんな時に目に入ったのが2012年にオープンした「星のや竹富島」の表示。
でも、宿泊者しか敷地には入れないという。
以前は指をくわえて見ていた「星のや竹富島」の宿泊記です。
⭐沖縄の原風景がここに
この時、沖縄本島に2泊、竹富島に2泊の旅行だったため、那覇空港→石垣空港と移動。
ジンベエザメが描かれた飛行機、まだ一度も乗ったことがないんだな~。
乗りたいな~。
離島の一つでもある石垣島には、コンビニや、マクドナルドやケンタッキーなどのファストフード、coco壱や大戸屋などのチェーン店もあり、まだ見慣れた風景。
フェリー乗り場には具志堅さんの銅像。
そしてフェリーでわずか10分の竹富島にはそういった見慣れたチェーン店の姿はなく、沖縄の原風景に出逢えます。
前回は踏み入れることが出来なかった「星のや竹富島」に入りま~す♪
レセプションでチェックイン手続き。
レセプションから歩いてすぐの「集いの館」。
中にはフロントとショップ、そしてゆんたくラウンジ。
チェックインの時間帯、蛇皮線の演奏でお出迎え。
いいですね~♪
お茶やお菓子も充実。
さんぴん茶、大好き!
紅芋パイ、ちんすこう、島とうがらしえびせんべい、頂きま~す!
この右の写真に写っている巾着は持ち帰り可能なポーチ。
取っ手の長さが違う!?と思ったら片方に通して巾着になるんです。
泡盛のハッピーアワーがあって、お酒好きな友人はここで歓喜の声をあげてました!
⭐最も沖縄らしいお部屋「キャンギ」
敷地内には琉球石灰岩を積んだ石垣に囲まれた伝統建築が約50棟。
石垣は、通常の伝統建築の石垣より少し高くしてあるそうで、外を歩いている人と目が合わないので安心。
さらに、外側の石垣から中へ入ろうとすると、正面にはもう1つ石垣があり、それをぐるっと周るとお部屋が見える感じ。
風も直撃しない構造です。
琉球赤瓦の屋根、白砂の道が、ザ・竹富島。
周囲をぐるっと囲む木々は防風林の役目を果たしています。
今回、宿泊したのは、「キャンギ」のお部屋。
琉球畳が敷かれ、星のや竹富島の中で最も沖縄らしいお部屋です。
「キャンギ」とは竹富島の言葉で、「イヌマキ(槙の木)」という意味だそうです。
ステキー!
折角、エアコン効いてるけど、これはもう窓を全て開け放って撮影だ~!
昔の人は鍵などかけなかったそうですが、縁側に座ってコミュニケーションを取っていたんでしょうね。
居間もとっても可愛くて和みます。
広縁にはでっかいデイベッド。
寝室も琉球畳。
2名定員のお部屋です。
ウォークインクローゼットを通じて寝室からでもリビングからでも行き来のできる浴室。
ただし、バスタブとお部屋を隔てるのはカーテン一枚。
飛び散らないように注意しましょう。
ウォークインクローゼットも広め。
ただし、私のスーツケースは巨大なので、友人の荷物は寝室に置いてもらいました~。
敷地内は備え付けの作務衣で過ごせます。
赤瓦屋根の上には魔除けのシーサー。
ちょっと間抜け顔なのが可愛い。
キャンギのお部屋は、1泊1人約8万円(7月末)でした。
⭐台風の合間をぬってプール!ビーチ!
星のや竹富島の集落のど真ん中には、島の井戸をデザインしたという全長46mのでっかい楕円形プール!
集落図で見てもその大きさがすごい!
この日、台風接近の時期で少し風が強かったり時折雨が降ったものの、合間をぬってプールも入りましたよ。
インスタでは、プールの浅いところに右下のような椅子が2つ置いてあって、そこに座って撮った写真が沢山上がっていましたが、この日は風が強かったからか、撤去されていて残念!
でも、空いてて貸切りでした~♪
このプール、HPでは「1年中24時間お楽しみ頂けます」と。
冬は?と思っていると、アクティビティのところに、
12月1日(金)〜2024年2月29日(木)の期間で日の出に合わせて温水プールを貸し切り、フローティング体験
と記載がありました。
私達が行った時にはプールサイドで瞑想?というのがあったようで、体験されている方がいらっしゃいました。
ホテルからは、巡回バスが出ていて、カイジ浜、コンドイ浜、竹富島の集落に行くことが出来ます。
まずは星の砂で有名なカイジ浜(写真左)、ここは遊泳禁止。
到着した途端、ものすごい大雨!
星の砂を売っている小さな売店のテントにみんな避難!
暫くすると太陽出た~!
「よ~し!星の砂を見付けるぞ~!」
と、探し始めたけど、まるでない。
友人が「ありましたー!」というので見せてもらうと、0.5mmもない大きさ。
それはもう、ハズキルーペがあっても無理なので探すのを諦めました。
そうですよね!
じゃんじゃん拾えちゃうほど大きなものはなかなかないから、瓶入りの星の砂が売ってたりするんですよね。
コンドイ浜は竹富島を代表する、遠浅のビーチ。
手前のビーチから奥に見える白砂のビーチまで歩いて渡れるんです。
行きたかったけど、浅瀬にはゴロゴロ岩が転がっていて、裸足で歩くには痛いのと、足をぐねりそうなので、私はこちらで友人達を見守ることにしました。
⭐八重山の食材を堪能
🔶1日目の夕食はフレンチ、季節の夕食【島テロワール】
(1名14,520円)
「あ~、テロワールね!」
ウソです。
最近、聞くようになったこの言葉、意味、知りません。
なので調べてみました。
食材が育つ土地の環境特性のことで、「風土の」「土地の個性の」という意味だそうですよ。
つまり、八重山の島々にある特徴的な食材をフレンチで仕立てたディナー。
メニューにはシンプルに食材の名前が書いてありました。
・ビージャー ナス
・アカマチ パパイヤ やいまみそ
・トマト マグロ
・ガーラ 命草
・車エビ
・豚肉 レバー パイナップル
・牛肉 バナナ ビバーツ(豚肉の代わりに選ぶには2420円の追加料金)
・フーチバ ピスタチオ
・マンゴー ジャスミン
🔶2日目の夕食は、命草(ゆちぐさ)薫る島鍋
(1名14,520円)
2日目、お部屋で頂く島鍋があるというので、絶対それー!と思って選びました。
別のお部屋に泊まっていた友人達と4人一緒に、琉球畳の上でまったりと幸せな時間。
牛肉、豚肉、両方楽しめるしゃぶしゃぶ。
島豆腐もお肉も、美味しかった〜!
3種類ほどあったスパイスで味変するもよし、命草の香りを閉じ込めたという「命草氷」を加えてさっぱりと冷しゃぶ風の島鍋でもお楽しむのも良し。
もずくや海藻、沖縄そばで締めました~。
🔶「島の九品朝食」
島人の朝ごはんは、4種類から選べます。
ドリンクカウンターも種類多し。
最初の朝は「島の九品朝食」。
赤くて可愛い重箱のお料理と、沖縄の炊き込みご飯、じゅーしーや車麩のお味噌汁など、沖縄感、満載!
チェックアウトの日、私は「ゆし豆腐粥朝食」
ゆし豆腐、大好き~!
◾️ゆし豆腐粥
◾️5種の小鉢
◾️ミーバイと海老のマース煮
友人は「海風・ブレックファスト」
◾️海老とミーバイのブイヤベース
◾️命草のニース風サラダ
◾️パン5種類
6ヶ所の星のやでは、苦手食材のリクエストが殆ど通らなかったというか、間違いだらけだったのですが、唯一、間違いがなかったのが竹富島かも♪
⭐竹富島の集落
サンゴ礁が隆起して出来た小さな島、竹富島には3つの集落があり、約350人が暮らしています。
1,仲筋集落(ナージ)
2,西集落(インノタ)
3,東集落(アイノタ)
そして2012年、4つ目の集落ともいえる「星のや竹富島」が開業したのです。
巡回バスで、竹富島の集落へ。
赤瓦屋根の木造建築、珊瑚の壁、白砂の道、ほっこり和む風景。
島の守護神・豊作の神として祀る神社「西塘御嶽」もあります。
たまに水牛車がの~んびり通るのがいいですね。
小さいとはいえ、展望台に上ると、集落が見渡せます。
食事・お茶が出来るお店がいくつかあります。
「そば処 竹の子」は行列がすごくて入れず。
「お食事処 かにふ」はキレイなお店だけど、メニューがカレーやエビフライなどの洋食だったので今回はスルー。
「カフェ テードゥン しだめー館」へ。
そういえば前回もここでお食事。
島ではレンタサイクルで移動するのが、島の巡回バスや星のやの巡回バスの時間を気にせず動けて良さそうですね。
私は自転車、乗れませんけど(笑)。
ここの「もずくそば」は、第2回八重山そば選手権、オリジナル汁そば部門でグランプリを取ったそう!
もずくどっさりであっさり、美味しい~!
友人が頼んだラフティ丼は、ご飯が見えないくらいにラフティが積み重なってのってました!
⭐長寿地域「ブルーゾーン」
日本は世界一の長寿国。
世界の長寿地域を「ブルーゾーン」と呼ぶそうです。
ブルーゾーンとは、100歳以上の人が多く暮らす長寿地域のことを指しています。
世界のブルーゾーンは、5ヶ所。
✅イタリア・サルデーニャ島
✅日本・沖縄
✅アメリカ・カリフォルニア州のロマリンダ
✅コスタリカ・ニコジャ半島
✅ギリシャ・イカリア島
イタリアの疫学者で医師のジャンニ・ペス氏が、イタリア・サルデーニャ島の孤立した地域に、世界で最も百歳の男性が集中していることを発見。
それをブルーゾーンと呼び、人口統計学的に確認された長寿の場所の国際的呼称として確立したそうです。
サルデーニャの100歳人から学ぶ「健康」と「長寿」の9つのルールがあるといいます。
沖縄、そして竹富島もブルーゾーン。
与那国島、竹富島など、沖縄の原風景に触れることの出来る場所は、とても癒されます。
9つのルールのうち、ワインは飲めないし、腹八分目でなかなかおさえられない私ですが、ブルーゾーンの沖縄を毎年楽しみます。
次週は「星のや沖縄」です。
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