日本初のグランピングリゾート【星のや富士編】「星のや」コンプリートの旅
「星のやなのに、グランピング!?」
国内6ヶ所の「星のや」をコンプリートすべく、
「星のや富士」(河口湖)
のHPを見ての第一声。
こう、書いてありました。
2015 年10月30日にオープンした「星のや富士」は、森の中に建つキャビンスタイル。
全てのキャビンから河口湖が望め、赤松の森になじむよう客室インテリアの色合いが制限されたミニマルな設計。
6ヶ所全ての「星のや」を巡った中では一番、アクティビティを利用した施設でした。
⭐グランピングのルーツはモンゴル
グランピングという言葉は、
「グラマラス(glamorous)」と「キャンピング(camping)」
を掛け合わせた造語。
グランピングの起源は1100年代のモンゴルの遊牧民が暮らす移動式住宅、ゲル(パオ)と言われています。
さらに1600年代、ヨーロッパの貴族階層が、アフリカへ狩猟に行った先で建てたテント内を豪華に飾る風習が生まれ、今のグランピングの原型になっているとか。
日本では、2015年「星のや富士」が日本初のグランピングリゾートとなり、今や、各地にも魅力的なグランピング施設がいっぱい!
私の初グランピングは、「グランドーム神戸天空」でした。
夜景が美しい天空リゾートで、ドームの中はとても広かったな~。
キャンプに憧れはあるけど、虫はイヤ、エアコン欲しい、トイレがキレイじゃないと、という人にはぴったりですよね。
その始まりは「星のや富士」だったんだ~。
⭐丘陵のグランピング
駐車場に到着すると、1棟だけがそこに。
ここでチェックインするのですが、壁一面のリュックやカバン!
「ん?河口湖ってカバンの街だっけ?確か兵庫県豊岡市では?」
実は、ここで好きなカバンを選んでお部屋に持って行けるのですが、中身はレジャーシートやヘッドライト、双眼鏡、オリジナルボトル、森のビスコッティなどのキャンプ用品。
オリジナルボトルと森のビスコッティは持ち帰りOKということで頂いて帰りました。
ここからはホテルのジープに乗ってお部屋へ。
ジープ?と思ったけどその理由はすぐに判明。
ものすごい斜面に建ってるんです、このホテル。
そしてスタッフさんはその急な坂道、階段を一日に何度も往復するそうです。
⭐富士山丸見えのキャビン
宿泊のキャビンが見えてきました!
今回のお部屋は「S Cabin」
はい!
富士山ドーン!
ドアを開けた真正面!
「キャー!」
確かに、お部屋はコンパクトでとてもシンプル。
この翌日は曇り予報だったので、今のうちに富士山、しかと見よう!
テラスには薪ストーブがあり、焼きマシュマロが出来るようにスティックとマシュマロがセッティング。
友人は2泊の間にすっかり薪ストーブマスターになってました♪
「S Cabin」
大人 ¥46,282×2名×2泊
1室合計: ¥185,128(お食事は別)
⭐コーヒーディスカバリー
「星のや富士」の場合、1泊での予約は30日前から、というので「星のや軽井沢」同様、2泊で予約。
2泊だったことで、ホテル内の色んな催しにも参加して満喫出来ました。
急な丘に沿って、宿泊キャビン、フロントデスク、ダイニング、木漏れ日デッキ、クラウドテラス、ライブラリーカフェ、焚き火ラウンジが。
階段の登り降り、覚悟してください。
こちらがフロントデスク。
階段を上がると「木漏れ日デッキ」。
可愛い座椅子、森の中のハンモック。
エリアマップにあった「空中ベンチ」は寝転ぶと空を仰ぐ感じになってます。
座り心地はイマイチ(笑)。
そしてさらに階段をてくてく。
この「焚き火ラウンジ」がステキだったな~☆
段々になった「クラウドテラス」のあちこちに、まったり出来る椅子やソファ。
「ライブラリーカフェ」にはフリーで頂けるドリンクなど。
私達が行くと、ちょっどおやつタイムで、バームクーヘンがあるという。
「あら、まあ♪ もっちろん頂きます♪」
スケレット皿で出てきたけど、いちごソースかかってて可愛い!
鳥さんが巣箱から出入りしてる!
そういえば、星野リゾート創業者3代目の方が、日本野鳥の会創設者の
「野鳥は食べた楽しむものではない、見て楽しむものだ」
という教えに沿って野鳥思想となった、と星野リゾートのヒストリー動画にあったな~。
この時間は終わってましたが、薪割り体験も出来たみたい。
事前に予約していたアクティビティが「コーヒーディスカバリー」。
森の中、グランピングマスターのサポートで、ワインとコーヒーを組み合わせた「バレルエイジドコーヒー」を生豆から焙煎し、自分でコーヒーを作るんです。
色々並んでる~。
一番右のグリーンの生豆が、左端の黒褐色になるまで焚き火の上で煎るんです。
では、私が撮影するので、まきちゃんお願い!と友人に託す。
フリフリ、フリフリ。
煎り終わるとカラカラという音が変わるというけど、なかなか変わらない。
フリフリ、フリフリ。
ちょっとしんどそうだな~。
まだまだ、というのでスタッフのお兄さんに最後は仕上げて頂きました。
まきちゃん、任せちゃってごめんね~!
グリーンから黒褐色へ、焙煎完了!
コーヒーミルで粉を挽いて、ドリップ!
出来上がり~!
時間をかけ、手塩にかけて作った(まきちゃんが、だけど)コーヒーは格別に美味しくて、ミニタルトやマカロン、チョコレートと一緒に頂きました。
1組2〜3人
7,260円/1人!
お高いけど、ステキな体験出来ました。
⭐肉食女子のディナー
1日目のディナーは「メインダイニング」で。
12,100円/1名。
実は、「星のや富士」では、ジビエが食べられるのが特徴の一つ。
鹿肉や猪肉などの狩猟肉を使ったコース料理も。
「アレルギーのものがおありということで」とスタッフさん。
「いえいえ、私、アレルギーはないんですよ。ジビエや生の魚介が苦手なだけで」と私。
ん?
この会話、「星のや軽井沢」でもしたような。
どうも苦手食材のことが伝わらないのも星のやさんの特徴の一つ。
■シャルキュトリーの盛り合わせ
■フルーツとトマトのマリネ
■大鱒と春野菜のアヒージョ
■筍の岩塩ロースト
■パン2種
■牛サーロインと鹿ロースのグリル
レストラン中央のオープンキッチンでファイヤー!
ジビエが苦手な私には代わりにポークを出してくださいました。
デザートは、私はキャンピングスモア、友人はジェラートの盛り合わせを選びました。
2泊目の夕食は、お部屋で「山麓のしゃぶしゃぶ鍋」!
12,100円/1名。
2人分にしてはお肉たっぷり〜!
牛サーロイン、牛モモ、豚肩ロースの3種。
お野菜も種類豊富、嬉しい!
クレソンにルッコラ、豆苗もお鍋に合う〜。
ほうとうには、かぼちゃ味噌がついてて、かぼちゃほうとうで食べました。
コシがあって美味しかったな。
友人曰く、赤ワインポン酢は、ほぼワインだと言う。
それはやめておきましょう。
私は胡桃ごまだれで頂きました。
⭐テラスでモーニングBOX
2日目の朝。
「さ~て、今日の富士山は?」
とカーテン、オープン!
あ~、山頂だけお目見え~。
昨日、ガン見しておいて良かった~(笑)。
モーニングBOXをお部屋のテラスで。
爽やかな空気と雄大な景色を眺めながら楽しむ朝食は至福のひととき。
スタッフさんが背負子(しょいこ)という登山者の荷物を運ぶようなものを担いで持ってこられた朝食は【タックルボックス】入り。
バスフィッシングで有名な河口湖にちなんで、釣具を入れるボックスをイメージしているそうです。
素敵な演出ですね〜!
焼きたてのパン、美味しかった~♪
■苺とクレソンのサラダ(パルメザンチーズとバルサミコドレッシング)
■ヨーグルト
■焼きたてのダッチオーブンブレッド
■燻製した無添加ソーセージ
■筍と菜の花のスパニッシュオムレツ
■じゃがいもとポロ葱のポタージュ
■旬の山梨フルーツ
そして、丘の上の焚き火ラウンジで、モーニングコーヒーが飲めるというので、また坂、階段をよっこいしょよっこいしょと登る!
コーヒーのためならえんやこら、です!
焚き火で作るコーヒー。
森の中でいい香りが漂う~♪
鳥のさえずりを聴きながらホッと一息。
モーニングコーヒーを頂いたあと、さらに何か始まってる!と思ったら、【薫る森の蒸留】というもので、サイフォンのような装置で作る蒸留水を作っておられました。
檜、杉、糸杉と3種の香り。
好きな香りをスプレーボトルに入れてくれて、1週間もつというので、檜を頂いて帰りました。
昔、「Cypress(サイプレス)」というアロマを使ってたけど、檜だったんだ~。
今更知る。
「星のや富士」では季節ごとの様々なアクティビティをやっているようですね。
今、HPを見ると、コーヒーディスカバリーは見当たらず、下記のようなアクティビティがありました。
✅樹海溶岩ハイキング
✅樹海モーニングツアー
✅富士山麓プライベートサイクリング
✅森の空中ストレッチ
✅山麓の燻製づくり
✅湖上の早朝カヌー
2泊3日、日本初のグランピングリゾートを楽しみました♪
⭐⭐戸川みゆきのインスタグラム⭐⭐
海外旅行アカウント
ダイビングアカウント
国内旅行アカウント
グルメアカウント
ライフスタイルアカウント
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?