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海沿いの築40年マンションより。

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記事一覧

赤ちゃんとの日々

先日、次男が産まれた。 それから2週間ちょっと、 長いようで短い1日が、刻々と過ぎていった。 つい2ヶ月前までは仕事をしていたので、 一日中生産的なことをしない日々…

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1日前
1

何かが足りないと思っているうちは、幸せではないということ。

私の考えだけれど、 求めることと、足りないと感じることは、違う 求めることは、今よりプラスに向いていて、 足りないと感じることは、今をマイナスにしてしまうと思う。…

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1か月前

36歳。

年齢というのは、一つの暦にしかすぎないけど、 とはいえ、考えることは変わってくる。 私はいま、36歳で、 まだ0歳にも満たない人を、お腹に宿している。 この子には、…

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2か月前
2

大切なことは単純だから。

夜の星乃珈琲店で、「君は誰と生きるか。」を読んでいた。 思っていた内容とは少し違っていたけど、 大きくは共感できた。 利益のための人脈づくりは、本質的には無駄だ…

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3か月前
1

いつかのはなし。

最近、悲しい夢をみる。 よく見る類は、母に理解されなくて怒っていたり、 友達とうまく噛み合わず孤独に苛まれる教室の中だったり。 寂しく、その吐口がないまま、泣きな…

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3か月前
2

孤独をなくす方法。

小学生の頃から日記をつけている。 あの頃は、今より自分とは?について悩んでいたから、 よく、寝る前の枕元で、 「本当の自分が分からない」と書いていた。 自分が分か…

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3か月前
5

思い出。

9歳の息子が、いつかくる南海トラフがこわいと、泣き出した。 自然の中で生きるってことは、そういうことだから。 とは言えない。 「地震がこわいときどうしてた?」 と…

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5か月前

ふたりで居る寂しさ。

これまで、誰かと一緒に住むことを何度かしてきた。 両親、恋人、夫婦。 それらが終わりを迎える時、 寂しさとは逆の、あたたかな何かに包まれている心地だった。 なぜな…

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5か月前
2

大晦日を一人で過ごす。

ここ4年ほど、ずっと年末年始に家から出られないほどに体調を崩しています。 今年も同じく・・ 夫と来年10歳になる息子を夫の実家に送り出し、 酷いつわりとお留守番。 …

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6か月前
4
赤ちゃんとの日々

赤ちゃんとの日々

先日、次男が産まれた。
それから2週間ちょっと、
長いようで短い1日が、刻々と過ぎていった。

つい2ヶ月前までは仕事をしていたので、
一日中生産的なことをしない日々が過ぎていくことに、
少し焦燥感を感じるけど、

後ろから人生を振り返った時には、きっと、
いまの日々こそ、意味のある時間に思えるんだと思った。

朝起きて、
寝不足の体で「おはよう」
明るい陽の中で見る、今日初めての赤ちゃんに感動す

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何かが足りないと思っているうちは、幸せではないということ。

何かが足りないと思っているうちは、幸せではないということ。

私の考えだけれど、

求めることと、足りないと感じることは、違う
求めることは、今よりプラスに向いていて、
足りないと感じることは、今をマイナスにしてしまうと思う。

そして、
幸せとは何かの前提を言うなら、
たぶん、後者ではない状態なのではないか。

今、足りないと感じる刹那に思うことがない。

もっとピアノを弾く場所がほしいとか、
人との本当の繋がりがほしいとか、
思うこともあるけれど、

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36歳。

36歳。

年齢というのは、一つの暦にしかすぎないけど、
とはいえ、考えることは変わってくる。

私はいま、36歳で、
まだ0歳にも満たない人を、お腹に宿している。

この子には、これから、
どんなことでもチャレンジできる人生が待っている。

そのことが、嬉しくて切ない。

じゃあ、自分は何かしたいのか考えてみる。

すると、若いころのように、
少々無理だと思われるような「夢」すら、浮かんでこないことに気づく

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大切なことは単純だから。

大切なことは単純だから。

夜の星乃珈琲店で、「君は誰と生きるか。」を読んでいた。

思っていた内容とは少し違っていたけど、
大きくは共感できた。

利益のための人脈づくりは、本質的には無駄だということが書かれていた。

私は、元々、利益のためのつながりなんて求めてない。
本当のつながりが欲しい。

じゃあ、本当のつながりって?

今のところ、それは、
無条件に大切に思える人との間に生まれるものだと思っている。

大切に思え

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いつかのはなし。

いつかのはなし。

最近、悲しい夢をみる。
よく見る類は、母に理解されなくて怒っていたり、
友達とうまく噛み合わず孤独に苛まれる教室の中だったり。

寂しく、その吐口がないまま、泣きながら目覚める。

私には、心の話を気軽にできる、母や友人がいない。

度々訪れる孤独の波の一つに、「死」がある。

人は、生まれながらに「いつかの死」に対しての恐怖を感じない能力を備えているらしい。
どうやら、私はその能力が少し乏しいよ

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孤独をなくす方法。

孤独をなくす方法。

小学生の頃から日記をつけている。
あの頃は、今より自分とは?について悩んでいたから、
よく、寝る前の枕元で、
「本当の自分が分からない」と書いていた。

自分が分からないから、
人との接し方も分からなかった。

誰とも、心でつながる感覚がなくて、
毎日それを求めて、すごく孤独だった。

あれから25年ほど生きて、
昨日、再び大きな孤独が押し寄せてきた。

まだ、太刀打ちできなかった。

一つ変わっ

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思い出。

思い出。

9歳の息子が、いつかくる南海トラフがこわいと、泣き出した。

自然の中で生きるってことは、そういうことだから。
とは言えない。

「地震がこわいときどうしてた?」
と聞かれたけど、
私も同じように泣いたりしていた。

ぎゅっと抱きしめてあげることしかできない。
不確かな「大丈夫だよ」という言葉を届けて。

一人寝室で眠るのはこわいから、今日はリビングで寝ている息子。

寝顔を見て思うのは、これまで

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ふたりで居る寂しさ。

ふたりで居る寂しさ。

これまで、誰かと一緒に住むことを何度かしてきた。
両親、恋人、夫婦。

それらが終わりを迎える時、
寂しさとは逆の、あたたかな何かに包まれている心地だった。

なぜなら、それまでの日々こそ、寂しさの絶頂だったから。

それは、心の振れ幅の違いだったり、
大事なものの価値観のズレだったり、
生きていくことへの課題感の違いだったり。

趣味や、好み映画や本が違うなんてことは、
ちっとも問題ではなくて、

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大晦日を一人で過ごす。

大晦日を一人で過ごす。

ここ4年ほど、ずっと年末年始に家から出られないほどに体調を崩しています。
今年も同じく・・
夫と来年10歳になる息子を夫の実家に送り出し、
酷いつわりとお留守番。

妊娠するのは10年振り。
私は、離婚を2回していて、
どちらも、とても苦い時期を過ごしたので、
前回の妊娠の思い出も、何だかストレスだらけの中、
過酷なシーンしか思い出せない。

あんまり話すと、暗い文章になってしまうので、また徐々に

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