misato.

海沿いの築40年マンションより。

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最近の記事

会いたい人に会うことにした理由。

こんにちは、misatoです。 最近お気に入りの本は、 くどうれいんさんの、 「コーヒーにミルクを入れるような愛」という本。 このタイトル通り、人と人だから成り立つ化学反応ともいうべき「愛」を覗かせてくれる。 私は今36歳で、二児の母。 いつの間にか、親もしっかりと高齢者という感じに見えてきた。 もう、一人だけとなってしまった、離島暮らしの祖母は、 あちこちが痛いと言い、普通に生活を送ることが難しくなってきている。 今の生活が、当たり前にずっと続くことは無いことに、

    • 赤ちゃんとの日々

      先日、次男が産まれた。 それから2週間ちょっと、 長いようで短い1日が、刻々と過ぎていった。 つい2ヶ月前までは仕事をしていたので、 一日中生産的なことをしない日々が過ぎていくことに、 少し焦燥感を感じるけど、 後ろから人生を振り返った時には、きっと、 いまの日々こそ、意味のある時間に思えるんだと思った。 朝起きて、 寝不足の体で「おはよう」 明るい陽の中で見る、今日初めての赤ちゃんに感動する。 おっぱいとミルクの混合育児なので、 おっぱいだと1時間ちょっとで起きちゃ

      • 36歳。

        年齢というのは、一つの暦にしかすぎないけど、 とはいえ、考えることは変わってくる。 私はいま、36歳で、 まだ0歳にも満たない人を、お腹に宿している。 この子には、これから、 どんなことでもチャレンジできる人生が待っている。 そのことが、嬉しくて切ない。 じゃあ、自分は何かしたいのか考えてみる。 すると、若いころのように、 少々無理だと思われるような「夢」すら、浮かんでこないことに気づく。 だけど、虚しい気持ちばかりではないことにも気づく。 きっと、 その歳にし

        • 大切なことは単純だから。

          夜の星乃珈琲店で、「君は誰と生きるか。」を読んでいた。 思っていた内容とは少し違っていたけど、 大きくは共感できた。 利益のための人脈づくりは、本質的には無駄だということが書かれていた。 私は、元々、利益のためのつながりなんて求めてない。 本当のつながりが欲しい。 じゃあ、本当のつながりって? 今のところ、それは、 無条件に大切に思える人との間に生まれるものだと思っている。 大切に思えるだけでは、だめなのかもしれない。 きっと、その人の間に、何らかの心の重なり合い

        会いたい人に会うことにした理由。

          いつかのはなし。

          最近、悲しい夢をみる。 よく見る類は、母に理解されなくて怒っていたり、 友達とうまく噛み合わず孤独に苛まれる教室の中だったり。 寂しく、その吐口がないまま、泣きながら目覚める。 私には、心の話を気軽にできる、母や友人がいない。 度々訪れる孤独の波の一つに、「死」がある。 人は、生まれながらに「いつかの死」に対しての恐怖を感じない能力を備えているらしい。 どうやら、私はその能力が少し乏しいようで、 幼い頃、自分より先に死んでしまう、台所に立つ母をみて泣いていた。 いま

          いつかのはなし。

          孤独をなくす方法。

          小学生の頃から日記をつけている。 あの頃は、今より自分とは?について悩んでいたから、 よく、寝る前の枕元で、 「本当の自分が分からない」と書いていた。 自分が分からないから、 人との接し方も分からなかった。 誰とも、心でつながる感覚がなくて、 毎日それを求めて、すごく孤独だった。 あれから25年ほど生きて、 昨日、再び大きな孤独が押し寄せてきた。 まだ、太刀打ちできなかった。 一つ変わったことは、 孤独は無くならないのだと、小さく悟ったことだ。 たぶん、その人の生

          孤独をなくす方法。

          ふたりで居る寂しさ。

          これまで、誰かと一緒に住むことを何度かしてきた。 両親、恋人、夫婦。 それらが終わりを迎える時、 寂しさとは逆の、あたたかな何かに包まれている心地だった。 なぜなら、それまでの日々こそ、寂しさの絶頂だったから。 それは、心の振れ幅の違いだったり、 大事なものの価値観のズレだったり、 生きていくことへの課題感の違いだったり。 趣味や、好み映画や本が違うなんてことは、 ちっとも問題ではなくて、 心が、まるで別世界で生きているモノ同士のように、 見事に絡み合わないと分かった

          ふたりで居る寂しさ。

          大晦日を一人で過ごす。

          ここ4年ほど、ずっと年末年始に家から出られないほどに体調を崩しています。 今年も同じく・・ 夫と来年10歳になる息子を夫の実家に送り出し、 酷いつわりとお留守番。 妊娠するのは10年振り。 私は、離婚を2回していて、 どちらも、とても苦い時期を過ごしたので、 前回の妊娠の思い出も、何だかストレスだらけの中、 過酷なシーンしか思い出せない。 あんまり話すと、暗い文章になってしまうので、また徐々に書きたいと思っていますが、 35歳の今、結婚=幸せという考えは持っていない。

          大晦日を一人で過ごす。