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日高から石狩へ、そして


2024年9月24日(火)

ホテルの朝ご飯のバイキングが大好きだ。
全種類制覇したくなってしまう。
泊まった静内エクリプスホテルの朝ご飯は、以前、楽天のランキングで北海道1位に選ばれたとかで、めっちゃ美味しそうなメニューだった。
しかし、昨夜の痛飲がたたり、オレンジジュースしか飲む気にならない。
せっかくだからせめてと、鮭と昆布の炊き込みご飯を少し食べてみたけど、吐きそうなのでそれ以上は断念した。
ご当地メニューは他にも、鮭の昆布巻なんかもあって美味しそうだった。
食べたかったなぁ・・・。
痛恨。

まぁホテルの朝ご飯バイキングのオレンジジュース大好きだから、オレンジジュースを飲めただけでも良しとしたい。
普段オレンジジュース飲むこと無いから、ホテルでオレンジジュースを飲むと、ホテルのバイキングや〜って感じがめっちゃする。
嬉しい。

サラブレッドの産地として有名なこともあって、ホテルは、ロビーから競馬のポスターやグッズが並んでいて、何頭かの名馬をコンセプトにした部屋まであった。
僕でも、知ってる馬のポスターを見付けてはテンション上がったから、競馬好きにはたまらんだろうなぁ。
ホテルのレストランからも、大海原と共に美しい牧場が見える。
印象深いホテルだった。

再び車を飛ばして石狩市へ。
雄大な石狩川、断崖絶壁が続く海岸線・・・石狩周辺はこれまで通ってきた場所とはまた違う、独特の自然景観が広がっている。
どこに行っても、その場所ならではの自然があって、酪農や農業や漁業や、その自然に合わせた人々の営みがある。
でもそれは、自然を壊して作った都市では見えなくなってしまっただけで、本当は日本のどこにでもあったことで、北海道では今でもそれがハッキリ見えるだけなのかもしれない。
いつまでもこの自然を大切にしたいと思う。

お墓参りをする。
実家のお墓は、共用の掃除用具がいっぱいあったり、お墓全体をキレイに保ってくれる方々がいたりした。
でも、ここのお墓は、掃除用具は自分で持って行かないといけないし、草もボーボーだし、色んなことを自分たちでやらないといけない。
実家のお墓が恵まれていただけなんだろうか。
お墓をキレイに掃除して、お花をお供えして、心がスッキリした。

近くの道の駅「あいろーど厚田」でニシンのお刺身とヅケの丼を食べ、ニシンと数の子のバッテラを買って、札幌の親戚の家へ。
札幌は広い。
同じ札幌市でも色んな場所があることを実感した。
今までひとくくりにしてたけど、これからは札幌のどこなのかを意識してみよう。

挨拶を済ませ、レンタカーを返す。
稚内も合わせて、3日で600kmぐらい走ったな。
普段は乗らないから、随分乗った気になる。

これで、無事、全ての予定をやり遂げた。
早めに終えて搭乗までゆっくりするつもりが、意外と時間が無くなってしまい、ちょっと慌てる。
礼文島で泊まったスコトン岬の民宿を運営している「島の人」のお店が空港にもあったので、礼文島で飲めなかったオリジナルのクラフトビールを飲む。
もう礼文島に着いた日から4日も経ったのか・・・と、あの時間を思い出しながら。
旅のシメだ。
利尻昆布を使っているらしい。
美味い。

一緒に、道の駅で買ったニシンと数の子のバッテラを頂く。
美味い。
これは絶品だな。

帰りはジェットスター。
何度飛行機に乗ったか分からないけど、初めて一番前の席で、テンションが上がる。

東京に着くと、季節はすっかり秋になっていた。
季節は進む。
僕も前に進む。

帰宅。
やり切った。
全てを書いた訳ではないけど、ここに書いていることからだけでも結構無茶なスケジュールだったことが伝わるかと思う。
当初の親戚関係の目的に加えて、観光もたっぷり出来た。
飲み過ぎた以外はほぼ完璧だった。
無事、やり遂げられて良かった。
本当に良かった。
ほっと一息ついて、デザートを頂いて、5日ぶりの家の布団でぐっすり眠った。

北海道、4回目だったけど、今までで一番魅力を感じた。
素晴らしかった。
ありがとうございました。
また来年会いましょう。

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