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書き続けたその先に何があるのか?と言われると....

もしかしたらその答えは、「何もない」、なのかもしれない......とも思う。

私は時折就職活動における「面接」というもので、「noteで毎日連続投稿400日を達成しました」と述べている。面接官がnoteというプラットフォームを知らない場合は、その説明もしつつ。その会社がnoteで採用広報をしているのであれば、それを読んでいるよということを主張しつつ。

つい最近受けた面接では、その会社の採用責任者の方は「400日続けるって本当にすごいね」というセリフを30分の中で3回仰っていた。
そしてこの面接は合格だった。正直この400日続けたという事実は、面接の場で証明することは難しい。相手にアカウントをその場で教えるほどの時間的余裕はない。つまりこれに関しては嘘をつくことなんて容易いのだ。(まぁ「継続しました」系アピールは話盛る人多いよねw)

それでもそこまで「すごい」と言ってもらえるとは思わなかったので嬉しかった。単純にその面接官の方にとって「特に苦手としていること」が「継続」であって、それができる私がいつも以上に「すごい人」に見えたのかもしれないけれど。自分ができないことをできる人ってより一層"すごい"って感じるからね。


大体このnoteを続けた話、つまり文章を書き続けた話をすると、こんなことを問われる。
・なぜそれを始めたのか
・どうして続けているのか
・何を書いているのか
・その中で得た学びは何か
・その中の困難や課題は?それはどう乗り越えた?
・そこで得られたことは何か?他のことにどう活かせそうか?
・どうして毎日続けられるのか
・なぜ毎日書くことにこだわるのか

この辺の質問に関しては大体決まった答えをすぐに端的に言えるようになってきたし、そう答えた時のその次の質問も予測できるようになってきた。

だけど答えるのが難しい質問がある。

毎日継続したその先に何がありますか?毎日書き続けることで達成できる何かはありますか?


いわゆる「継続するだけで、意味、あるの?」みたいな質問なのだろう。
確かにおっしゃることはもっともで、続けようと思えば何日も続けられることなんていくらでもあるだろうし、継続すること自体(継続できる能力を持っていること自体)に そんなに秀でた価値(面接で他の多くの学生と差がつく価値)はないのかもしれない。

だからこそ難しい。継続したその先に何があるかっていうのは、そこにゴールを設定していないと答えられない質問のような気がしてしまうんだよね。
そして今の私は、ゴールを設定していないんだよね。

受験ブログを書いていたときは、1年間書き続ける、大学に合格する、っていう明確なゴールと 明確な「書き続ける期間の設定」が確かにそこに存在していた。

だけど今は一旦「365日、つまり1年間毎日投稿し続ける」という目標を達成したがために、その先にある何かが見えづらくなっているのだ。

次に設定する明確な(定量的な)目標がないんだよなぁ。めちゃくちゃアクセス数を伸ばしたいわけでもないし。スキの数を増やそうと努力を惜しまない....とかそんな気持ちもないし。

だから続けた先に得られるだろうものを、その先にある自分の成長を想像して話すしかないのかもしれない。
あるいは、続ける中で自分がどう変化したかを語った上で、さらにその変化を大きくするために今やっていることを言えば良いのかもしれない。
あるいは、書き続けた中で学んだことをいくつかあげて、それが今どう役立って自分の成長につながっているのかを述べた上で、さらにこの先どう成長できそうなのかを言えば良いのかもしれない。



でもなんかどれも違う気がするんだよなぁ。これは「趣味」で「好き」で続けていることでもあるので、何か得られたものを大層な感じに言語化する必要性を感じられない気もするんだよなぁ。
なら面接でその話するなよ、って感じかもしれないけれど。


もうちょっと私に、考える時間を与えてほしい。少なくとも今は「まだまだ書き続けたい」という気持ちだけはあるのだから。

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