尻の説得がうまくいかない
ガンとして聴かない。
おれの尻が、2020を目指すという。
東京オシリンピック。
ヤツの名はバムーチョス。
そう呼んで、可愛がってきた。 愛弟子… 愛尻だ。
…甘やかし過ぎたのだろう。
◇
ヤツは現役オシリーガーだ。 O2だが。
サッカーの腕、いや、サッカーの尻は確かで、
サッカーおしり代表としてロシアにも行った。
帰国して、「予選のあの判断は間違ってなかった」
とか何とか…
ボランチで、ぷるんぷるんのディフェンスに定評がある。
指令塔だ。
◇
指令塔として、おしりの分離独立運動にも貢献した。
60年代には。
ブラックパンサー党に憧れて渡米。
ブラックではなく尻だと気付き帰国。
…ヤサグレるままに、
晩年は焼酎漬けの日々を送ったおれの尻。
名前は忘れた。
今日は墓参り。
墓前に供える、花とワンカップ。
…そう言えば、よく言ってたっけ。
「ワンカップもいいけど、ワールドカップに出たい」と。
夢、叶ったじゃないか。
ロシアでぷるんぷるんに輝くお前の勇姿を、
中国製液晶画面越しに観た時、
おれは心底思ったものだ。
” … 何の話だっけ…?”
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ありがとうございます! (ノД`) 頂いたサポートは、いつの日かパンを、 パンが無ければお菓子を食べればよいので、 お菓子の専門学校で作り方を習う必要性、 そうなってくると学費とか交通費、 え、ちょっと待って下さい、 紙に書いて考え直そう、そうするとやはりパン、 いやペンか、ペ