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予定帝王切開の説明終了!衝撃の偶然な出来事勃発!はぁ……

今日、看護婦さんから予定帝王切開のスケジュールについて説明があった。

まだ予定帝王切開か、普通分娩になるか確定ではないものの、とりあえず今のところは「予定帝王切開」の可能性が高いということで、スケジュール説明をしなければならないらしい。

「みくさんは、今羊水量も落ち着いていて、逆子も治っています。

ただ、頭の位置に羊水が少し溜まっているんです。そのため、赤ちゃんの位置がグラグラする可能性があります。

その場合、臍帯が赤ちゃんの頭より先にポーンと出てしまうという事故が起きることもあるんです」

「となると、やっぱり危険ってことですよね?」

「はい、そうです。赤ちゃんは臍帯から栄養を吸収しているので、先に出てしまうと危険な状態になることが考えられます。

その時のリスクを考えた上で、今のところ予定帝王切開というスケジュールになっています。

ただ、先生は来週も羊水の様子を見ると話されてます。

ここで、もし頭の部位に羊水が溜まっていなければ普通分娩でいきましょうね、とのことです」

ここまで話を聞いて思ったのは、どう考えても「コレ、帝王切開コースじゃね?」と思ったこと。

普通分娩でいける可能性は残っているけど、万が一のことを考えると、やっぱり予定帝王切開の方が事故や失敗も少ないだろうし、安心なのだろうなぁと。

というか、そもそも通常の産婦人科でも、ここまで慎重にお産を行うのだろうか?

それとも、やっぱり名門の総合病院というブランドを傷つけたくないからこそ、事故を未然に防ぐという点が重要って感じ?

さらに、今日は予定帝王切開の日を告げられてびっくり。

なんと……

うちの夫と、誕生日が全く同じになりそうなんです。

まるで、娘の誕生は最初から運命で決まっているのかも?夫と誕生日が同じになるなんて、365分の1の確率。奇跡としか言いようがない。

ところが私たち夫婦には、実はこのような奇跡の記念日や出来事が沢山あるのだ。

まずは、私の父母と私たち夫婦の結婚式が同じ。つまり、共に結婚記念日が同じ日なのである。

これは決して狙った訳ではなく、結婚式が決まってから母に「同じ結婚記念日じゃない!」と困った顔をされた。

次に、私の旧制と夫の苗字が同じ。つまり、結婚しても苗字が変わらず。このように、私たち夫婦は、不思議と共通点が同じになる出来事が多かったのだ。

そして、まさかの娘と夫が同じ誕生日になるかもしれないだなんて……。運命の悪戯が多すぎて、開いた口が塞がらない。

もし夫と同じ誕生日になれば、毎年合同誕生日会。2人同時にケーキを出し、プレゼントも同じ日に渡す。

夫が娘にお誕生日おめでとうと伝え、それと同時に娘も「お父さんお誕生日おめでとう」ってプレゼントを渡すなんてことも……。

なに?
この私1人蚊帳の外状態?

いや、おめでとうを言える人が同じ日に2人いるのは素敵なことかもしれないけど、なんかコントみたいじゃね?

できれば、それぞれ誕生日は1人ずつ祝いたいなぁと思う節もある。うーん、でもとりあえず娘が無事に産まれ、私も無事であることが最も大事か!

父と娘。同じ誕生日、悪くない。私は、そう心の中で何度も言い聞かせることにした。

それでも、やっぱり普通分娩になった方がいいなぁ。帝王切開の説明を聞けば聞くほど、恐怖で足が竦んでしまう。

それでも、普通分娩の途中で緊急帝王切開になった方が全身麻酔となるし、もっと大変になる。そう思えば、予定帝王切開の方がいいのだろうか。

初めてのお産は、どうしても未知の世界すぎて不安が尽きないものだ。


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