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「失敗」を恐れずに前に進む

3月17日の正午に始まったパリの外出制限も今日でなんと54日目。そして、約8週間の引きこもり生活ののち、とうとう5月11日からは段階的に外出制限を緩和されていくことが正式に決まった。

おととい買い物に出かけたがいろいろなお店が来週の外出制限解除に向けて少しずつ開店の準備をしているように見えた。少しフライング気味で街に人々が戻ってきている。私としては解除はちょっとまだ不安だけどでも外出許可書なしに自由に外に出られるようになるのはやっぱり嬉しい。

それでもまだ「外出規制の緩和」であって、完全なる外出制限の解除ではない。私が一番楽しみにしているレストランやカフェ、美術館などの再開はもう少し先のことだし、まだまだ普通の生活には戻れない。

いや、仮にレストランやカフェが再開したとしてももう、以前のような生活には決して戻れないのではないだろうか。ワクチンや薬が出来るまでは新型コロナと共存しながら経済活動も続けなくてはならないからだ。

変わらざるを得ないからみんな必死に、これからの生き方を模索している。時代はものすごいスピードで変わってきている。

なんか、まるで振り出しに戻ってしまった気分だ。今までコツコツと長い時間をかけて築き上げたものがこれからは全く通用しなくなってしまうかもしれない。もう、これからどうして良いのかさっぱり分からない。

とにかく先が全くわからない状態で前に進むというのはなかなか容易なことではない。これからどんな時代がやって来て、それに対しての自分のこれから行う選択が果たして正しいかどうかはもうちょっと先にならないと誰にも分からない。

もう少し様子を見てからじゃないと動けないというのが正直な気分だが、残念ながら時間は止まってくれない。いつまでも一人だけ家に引きこもっているわけにはいかないのだ。


ここは腹をくくって大人しく、時の流れに従ってとにかく前に進むしかない。


「瞬発力」がますます重要な時代になってくる

まさかこんなに世界が急に変わってしまうなんて、今年の初めにはいったい誰が想像していただろうか。しかもこれからの未来がどのように変化していくのかは正直、誰にも分からない。

分からないからといって生きることをやめるわけにはいかない。コロナが終息すれば元の生活に戻れるかもしれないが、いつ終息するのかも分からないし、少なくともワクチンや薬が開発されるまでの間はソーシャルディスタンスをキープしながらの新しい生活の仕方や働き方を見つけていかなければならない。

コロナは待ってくれない。だからちょっとでもこのやり方がイケるのではないかと思ったらとりあえず「トライアル・アンド・エラー」を繰り返す。

結果、間違ったり、自分と合わなかったり、失敗しても全く気にすることはない。その経験を踏まえ、そこで修正を繰り返しながらだんだんと自分のやり方を見つけていけばよい。

仮に失敗して人に何か言われたとしても、何も恥ずかしいことはない。そんなの無視したらよいのだ。彼らだってこれからの未来なんてはっきり分かっていない。そして自分の人生は自分にしか分からない。



失敗を恐れずに前に進むことを諦めなければ必ず道は開けると信じている。




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