見出し画像

男性育休は義務か権利か?

昨年10月から男性育休の(企業側から従業員への)取得促進が義務となりましたが、子連れMBA®には、すでに5年前から、男性もちょくちょく参加してくださっています!(運営メンバーとしても強い味方!)

でも男性育休って、「なんでそんなんいるの?」と社内でなかなか受け入れてもらえないという声をメンバーからもよく聞きます。


そんな時に見せたい漫画の1シーンを思い出しました。
『ミステリと言う勿れ』(講談社・田村由美先生)の1巻の主人公のうんちくです。(以下は私の抜粋&まとめです。ぜひ原作の漫画か、菅田将暉さん主演のドラマを見ていただきたい!)

メジャーリーガーや監督は、時々、試合を休むんですよ。お子さんの入学式や卒業式など、家族のイベントで。

アメリカ人のお父さんは、一生に一度の子供の成長の記念日に行かずにいられるかって感じで、行きたくて行くんです。

日本の解説者がそれについてなんと言うかというと「…ああ。奥さんがこわいんでしょうねえ…」

『ミステリと言う勿れ』1巻(講談社・田村由美先生)


『ミステリと言う勿れ』1巻(講談社・田村由美先生)

日本の解説者は、自分がそう思ったことがないので、メジャーリーガーが行きたくて行っていることが理解できない。

メジャーリーガーは、子供の成長に立ち会うことを、父親の「権利」だと思い日本側の解説者たちは「義務」だと思っている。

「権利」と「義務」では天と地ほどの差があるんですよ。

『ミステリと言う勿れ』1巻(講談社・田村由美先生)

幸い、入学式や卒業式、お父さんが出席するのが全く珍しくなくなってた今日この頃。一方、晴れ舞台ではない日常生活はどうなのでしょう。

子供がいると家はグチャグチャになるし、ケンカもするし・・実際はキラキラしていない、砂まみれの日常と向き合うには「義務」ではなく「権利」と思わないとやってられません😅
子育てって、ほんと答えのないいろんなことに直面しますから!(私が今、向き合っているのは入学すぐに始まった学校の行きしぶり💦↓)

でも、答えのない子育てに真正面から向き合うと、自分の固定概念がガラリと変化させるチャンス!

「イノベーション、イノベーション」と念仏のように唱えるよりも、これまでの固定概念から価値観を覆した人が社内に増えることのほうがよっぽど会社の変革って進むと思うんですよね。

男性も育児を「権利」だと思えるようになれば、子どもに厳しい日本ももうちょっと温かい世界にならないかな・・
まずはそのきっかけとしての「男性育休」が当たり前になること。そうすると、社会を良くする素敵な会社も増えていくんじゃないかな! (おわり)


ということで(?)「男性育休」をテーマに、2/6(月)のランチタイムにはトークイベントやります!
学生さんの共働き世帯へのインターンなど、画期的な取り組みをされているスリールの堀江社長に、男性育休の現状など伺います。
お時間があわなくても、アーカイブ配信しますので、ご興味ある方はお申し込みください!

また、2/22には、子連れMBAのメンバーの生の声から見いだされた『アフターコロナの子育て世代の働き方、最新動向』ワークショップを大阪でやります!
ぜひ企業や行政で、D&Iや女性活躍を担当されているみなさん始め、担当じゃないけど興味ある!という皆さんまで。
久々のリアルイベントですので、ネットワーキングも兼ねてぜひご参加ください!(オンラインもあり)



#ダイバーシティ
#育休
#リモートワーク
#男性育休
#ワーママ
#育児休暇
#子どもに教えられたこと
#男性の育休
#多様性を考える
#多様性
#働き方
#アフターコロナ
#ワーキングマザー
#子連れMBA
#子育て
#産休
#ミステリと言う勿れ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?