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もしもヒッチハイクに『孫子の兵法』を加えたら?

この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。


【まえがき】
この記事の内容

『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?

※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。


【ヒッチハイクのご紹介】

親指を立てて、相乗りするヒッチハイク。

今回はこの自己啓発を加えてみましょう。


【加える自己啓発はこちら】

【負けパターンも計画しておく】

孫氏の兵法とは?

「孫子」は当時だけでなく、後世にも大きな影響を与え、その教えは語り継がれています。

中国では三国時代に魏の曹操が愛読していたといわれ、日本にもすでに奈良時代には伝来しています。その影響を受け、実戦で役立てた武将も数多くいます。日本では源義家、武田信玄などが有名です。

源義家は前九年後三年の役で、「鳥の飛び立つところに敵の伏兵あり」をもとに敵の動きを察知し勝利しています。

また、武田信玄軍の旗印には「孫子」の一節、「風林火山」の文字が使われています。

引用: もし孫子が現代のビジネスマンだったら/出版社: ‎フォレスト出版/著者: 安恒理

加える教えはこちら。
↓↓↓

尽く兵を用うるの害を知らざる者は、則ち尽く兵を用うるの利を知る能わざるなり。

作戦においては勝つ方法ばかりを考えがちだが、それと同じくらい「どうなると負けるか」を知っておくことが重要である。不利を理解してこそ、有利に戦う策が立てられるのである。

引用: 超訳 孫子の兵法 「最後に勝つ人」の絶対ルール (単行本)/出版社: 三笠書房/著者: 田口 佳史

【恐らくこうなる】

今、僕はコロンビアの大きなリュックを背負って、東京インターチェンジ付近のセブンイレブンにいる。

何故か?
大学の夏休みを使って、東京から大阪までヒッチハイクで行くためだ。

理由はない。
面白そうだから。ただそれだけ。

「余裕でしょ!」と、思っていた。

でも、こうして約2時間、映画さながらに親指を突き立てたヒッチハイクを続けても、なかなか乗せてもらえない。

挙げ句の果てに、両手にCO-OPの袋を持ったおばちゃんに不審者扱いされた。

世間は冷たいなぁ…
追い討ちをかけるように、不安が押し寄せてきた。

諦めかけたその30分後、遂に1台のFUSOのトラックが目の前に停まった。

運転席の窓が下りて、「どうしたの?」と優しい口調で話しかけてきた。

最初は僕も見間違いかと思った。
でも間違いじゃなかった。その声の主は女性だった。しかも美人。有村架純似だ。

ポニーテールは水色のシュシュで束ねられ、身長は160cmくらい。ジーンズ生地のつなぎ作業着。コンバースのALL STARを履いている。

名前は「羽鳥香子(はとり きょうこ)」で、25歳らしい。

正直、めっちゃ僕のタイプだ。
ドストライク。

どうやら大阪に向かう途中らしい。

僕にも運が巡ってきたようだ。
「先月落ちていた100円を交番に届けたからかなぁ」と日頃の行いを振り返った。

僕は羽鳥さんにお礼を伝えた。

そして、自販機で買ったCRAFT BOSSのカフェオレを手渡し、コロンビアのリュックを膝に乗せ、トラックの助手席に座った。

こんなに緊張してトラックに乗ったのは初めてだ。だって、隣に有村架純似の女性が運転してるんだもん。

膝に乗せたリュックは、驚くほど軽かった。

そりゃそうだ。中には、THE NORTH FACEの白いTシャツとGRAMICCI(グラミチ)のベージュパンツと財布しか入っていないから。

これしかリュックに入っていないことが、急に恥ずかしくなった。

東京インターチェンジに入り、羽鳥さんと『今の仕事』や『通っていた大学について』、『お酒』等の会話でひとしきり盛り上がった。

ヒッチハイクで大阪に行く目的を忘れて、会話に夢中だった。

そして、盛り上がりは終わりを迎え、彼女は運転に集中するために沈黙が必要だった。

心臓の鼓動は時速200kmで激しく動く中、僕はヒッチハイクのやり方を思い返した。

ただ親指を空高く突き立てているだけじゃいけない。

筆記用具などを持ってきて、フリップを書いたり、文字を大きくしたりすれば、こんなに時間を掛けずに済んだんだ。無計画過ぎた。

ある意味、今回手に入れた僕の負けパターンだ。

「その発想があれば良かった」のだと、高速道路を颯爽と走るトラックとガタガタした僕の思考に揺られながら思った。


🅿️勝ちパターンだけじゃなく、負けパターンも想定していると、心に余裕が持てます。

負けに傾いた時の支えが、自分が持っている負けパターンです。その為に、負けパターンを経験して覚えておく必要があります。

防御は最大の攻撃。
負けを知っているからこそ、勝ちに持っていける。

もしもヒッチハイクに『孫子の兵法』を加えたら、恐らくこうなる。

参考文献
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