ヒッチハイカー⑩会うの何回目？

こんばんは！今日は「ヒッチハイクをなぜしているのだろう？」と思うことがあったのでそれについて書くことにします。

乗せたくないヒッチハイカー

私はヒッチハイカーを発見すると目的地が同じ方向であれば絶対に声をかけるようにしています。その人が良い人なのか、嫌な人なのかは乗せてみないとわからないので、とりあえず乗せます。

しかし、１人だけ乗せたくないヒッチハイカーがいます。なぜ「乗せたくない」という判断を下しているかと言うと、彼を２度乗せたことがあるからです。

口を開けば、「お腹空いた」「昨日から何も食べてない」「早く何か食べたい」と何かを恵んでほしい！という感じがひしひしと伝わってきました。２度乗せた、と書きましたが２度とも全く同じ態度でした。多分、他の車に乗っても同じ対応なのだと思います。彼が「目的地まで送ってもらう予定だったのに、途中で降ろされたことがある。」と話していました。そんなことはよっぽど嫌な思いを運転手にさせないと起こらないことだと思います。途中で降ろさせるということは、それなりの態度をしているのでしょう。

またまたまたまた発見

なぜ、また振り返ってこんな事を書いているのかというと、先日また彼を見かけた。もう何度目かわからないほど見ています。過去に１０度ほど見ているかもしれません。

わかっていて嫌な思いをする気はないので、声をかけずにスルーをしました。

一体、どんな生活をしているのだろうか？

それほど荷物も持っておらず、いつも小汚い格好をしています。初めは「SAに住んでいるのかな？」と思っていましたが、いろんなSA,PAで見かるし、東西どちら方向に行くのも見かけます。お金も持ってないと言います。

どうやって暮らして、何を目的にヒッチハイクをし続けているのだろうか？疑問がかなり沸いてきます。以前は「３日間、何も食べていない」と話していたので、何もない時は食べずに暮らしているんだろうと思います。

印象の大事さ

生きていく上で印象、対話はやはり大事だな、と思わされました。印象が良ければ何度も乗せたいし、もっと喋りたいし、これだけヒッチハイクをしていれば興味もすごく沸きます。何年もかけて、これだけヒッチハイクをしているなんて面白すぎます。それでも乗せたくない！と思うのはよっぽどの事で勿体ないなー、と思います。こうやって気になるということは、自分にもそのような態度があるかもしれないので、自分の事もしっかり見つめ直そうと思えるいい機会でした。

こんな事を書いたので次に見かけた時は私のコンディションが良ければもう１度だけ乗せようと思います。笑