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MBA ABD読書会

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#多様性

矛盾の狭間を軽やかに生きるためには『生命科学的思考』

矛盾の狭間を軽やかに生きるためには『生命科学的思考』

死ぬという使命を負う、唯一無二の私たち私たちが生まれて死ぬという行為は、生物学的に遺伝子的な連続性を確保するため。

私たちの非効率な感情は、死ぬか生きるかこの2つの感情に似てる。この真反対の2つの出来事しか見えていないと、喜びが悲しみの2つの感情しか生まれない。
しかし、視野をもっと広げてみてみよう。私たちが生きて死ぬのは、これまで引き継がれ、これからも続く種の繁栄の途中の出来事なのだ。時間的視

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守破離!守に甘んじたらあかん〜!!『ゆっくり、いそげ』

守破離!守に甘んじたらあかん〜!!『ゆっくり、いそげ』

西国分寺にあるクルミドコーヒーの経営者、影山さんの本。題名や表紙とは裏腹に、内容はとってもボリュームのある最高の本でした!読書会にも最適です。

経済は幸せになる手段のひとつ。目的ではない価値の最大化というとどうしてもお金の話になるが,人それぞれ違う価値観がある。まさに、人それぞれの価値観があることを理解することから始めようということ。
お金が悪いのではなく,お金は価値が人それぞれにならないように

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多様性の中で自分らしく生きる日常 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

ABD読書会で読みました。

要するに

階級英国社会の縮図を反映する息子の元底辺中学校が舞台。息子が「楽しそう」と選んだ学校で、初めて体験する多様性が故に起きる様々な出来事に、子どもながらに考え、前向きに乗り越える姿を母の目線で描いている。

重要なポイント・人それぞれの正義がある、正義は暴走する「自分たちが正しいと集団で思い込むと、人間はクレイジーになる」

・アイデンティティは一つではない「

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