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避難疲れが深刻なウクライナ民

4/12までに87万人以上の避難民がウクライナに帰国しているようです。

避難先に厄介になるということは避難先の事情に合わせなくてはなりません。
仕事、学校、友人との付き合いも制限されストレスも溜まるでしょう。
金銭面で余裕がない人も多くウクライナ近辺の国をたらいまわしにされている人も多くいます。


そんな中キーウ奪還のニュースが流れると避難疲れもあり帰国する人が続出しています。
世界はウクライナの味方だし、生活も成りゆかないので帰る他ないという方もいるのでしょう。
元々やっていた仕事や職場に戻れたり自分の家で寝たいと考えるのは至極当然な流れです。
ウクライナを出る時は「絶対に安全と分かるまで戻らない!」と思っていた人も避難先での仕事がなく金銭面の不安があったり、住処を提供してくれた人たちへの申し訳なさから戻ろうと決意されているのだと思います。

もうすぐ2ヶ月ですからね。
そりゃ疲れます。

どうやら避難先にもよりますが、ポーランドなどでは民間が受け入れる場合、受け入れ人数が多いほど国から支援金を貰えるみたいです。
なので3人家族よりも5人家族を受け入れるなんてことも起きているみたい。
途中で入れ替えても対象になるようなので追い出されて別の場所へ移動させられてしまうこともあるそう。
たらいまわしにされて疲れも溜まると思います。
避難民からすれば受け入れてくれるだけありがたいでしょう。
だからといって疲れない訳ではありません。
色々な理由から戦争終結したとは言えない状態でも帰る人が続出するのも納得です。

キーウ(キエフ)では飲食店や美容室など営業が再開しているというニュースも帰宅願望を後押ししているようですね。

ですがロシアはウクライナから去ってはいません。
東と南東を中心により過激さが増す状況となっています。

その辺に住む住民が帰るのは不可能です。
戦争の最前線ですから。

最近では女子供が4000人ほど避難していたとある駅に弾道ミサイルが撃ち込まれました。

ロシア兵が引き上げた地域での惨劇もひどいものです。
そこから逃げた人の帰る場所はないので悲惨です。
家も財産も失った人たちの今後を考えると悲しくなります。

戦争になっても住み慣れた住居を離れない人は必ず一定数存在します。
お金の問題だったり心身の問題だったり事情は様々ですが別の土地で暮らすというイメージを持ちたくないのでしょう。

「戦争がこんなに長く続くなんて思わなかった。」と考えていて自分の住処で亡くなった人も数多くいることでしょうね。

       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ロシアは民間への攻撃は行っていないなどとずっと言っていますが、先日 日本人アーティストと現地住民が共同で描いた学校の壁画に砲弾が撃ち込まれていたというニュースがありました。

マリウポリはウクライナ南東の海に面した地域です。

下記画像は2017年のものです。
温かそうな手袋の中で様々な民族が手を取り合う素敵な絵です。

ロシアはこれの破壊も捏造と言うのでしょうか。
それともウクライナ軍の自作自演とでも言うのでしょうか。

通っていた学生にとっても卒業生にとってもトラウマものです。

こんな悲劇が今も繰り返されているのにロシアはそろそろ戦争を終わらせたいとかよく分からないことを言っています。

まずウクライナからロシア兵を引かせてから言ってほしいものです。

最近は尖閣諸島がどうとか北海道がどうとか言いだしています。
絶対に日本でこれを起こさせてはいけませんよね。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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