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#JapaneseMusic

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2020年6月の記事一覧

【自己紹介】HOLIDAY! RECORDSは2014年にゼロから始まりました。

【自己紹介】HOLIDAY! RECORDSは2014年にゼロから始まりました。

HOLIDAY! RECORDSは個人が運営する音楽のセレクトショップです。
どこかの会社が運営しているものではありません。

実店舗は無く、販売は通販サイトとライブハウスでの出張販売になります。

2014年にゼロから始まりました。

2014年のことです。10代の時に田舎から出てきて、23歳から8年間続けていたバンド活動がメンバー脱退のため休止しました。

「これから何をしよう?」
もう30代

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夜光 self liner notes 01

夜光 self liner notes 01

個人的な気持ちではセルフライナーノーツというものは読まなくてもいいもの。でももしかしたらあなたの世界を広げるもので、もしかしたら既にあなたの世界のもの。まったく違う言語の惑星。

曲はあくまであなたのものなので、アナザーストーリーくらいの気持ちで楽しんでもらえたら嬉しいな。

ぼくもライナーノーツで書く以外にもストーリーや思いもあったりして、これがすべてじゃなくて、でも確かなひとつ。

どうかあな

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ベッドルームミュージックのすすめ

ベッドルームミュージックのすすめ

※個人の見解です。

暇があれば読んでください、忙しい人は読まなくてもオーケーです。笑 それぐらいのゆるい感じで書いてますよ。笑 

ベッドルームミュージックというジャンルとアーティストを紹介しようと思ってます!

ベッドルームミュージックって何?ベッドルームミュージックは、ベッドから起き上がって、着替えもせず、髪ボサボサのまま、横にあるギターを手に取って、ポテトチップスでも食べながら録音するよう

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ミト(クラムボン)インタビュー



 クラムボンのミトへのインタビューを掲載する。このインタビューは、「Real Sound」に掲載された記事『クラムボン ミトに聞く、バンドが危機的状況下で向き合うべき問題 「生活を守るために今の世界と戦わなければいけない」』の、補完となるものである。

 インタビューは2020年5月19日にリモートでおこなわれたが、取材時間は2時間以上にも及び、紙幅の関係上、上記記事ではその貴重な発言の多くを

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【ショートストーリー】バニラアイス

【ショートストーリー】バニラアイス

 キンと冷える2月の半ば、夜は山奥のようにすっかり冷え込み、仕事が終わり家から徒歩5分のコンビニに寄ってカップのバニラアイスを買い、100円のホットコーヒーを片手に家に帰る。帰って食べようと思っていたカップのバニラアイスはまだ固く、テーブルの上に置いたホットコーヒーの近くにそのバニラアイスを置いてわざと溶かした。

 半分空っぽの本棚、半分空っぽのクローゼット、2人分の食器、ふたりがけのIKEAで

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【ショートストーリー】クロノスタシス

【ショートストーリー】クロノスタシス

「ただいまー」
アパートの4階まで階段で上がり、雑貨屋さんで買ったゆるい白くまのイラストが可愛らしいアイボリーの肩掛けのトートバッグから鍵を取り出す。ガチャッすぐに履いていた5cmのブラックの太いヒールのサンダルを脱ぎ捨て、スリッパを履いて部屋に上がる。

「今日も疲れたなー」独り言を言いながら前の家から引越すついでに奮発して買ったベロア生地のモダンなピンクのソファにバッグを置く。

8月の終わり

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ヒカリノミナモトについて

はじめまして。

TwitterなどではPxOxNと名乗ってたりするものです。

「ヒカリノミナモト」というイベントを不定期に行っております。

普段は少し大きめのライブハウスで制作などをしているのですが、そこではこぼれ落ちてしまったりフォローできないようなアーティストで自分の琴線に触れるものを集めてお客様に見て頂く、というようなことをしております。

昔神戸VARIT.というライブハウスで働いて

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ANYO

ANYO

ANYOを初めて観たのはいつだったかなあ…
まだ「あんよ」って平仮名のバンド名やった頃だったかと。
場所は難波ROCKETSやと思う、それは間違いない。

女性ボーカルのバンドのステレオタイプからがっつり離れた音楽性、かといってアヴァンギャルドに振り切ってるわけではなくてメロディーはしっかりと。
反面ジワジワと侵食(浸食)してくる静かな高揚感を纏ったバンドアンサンブルはメロディーと相まって気づくと

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CUma

CUma

さて、「CUma」である。

今回のコンピで唯一解散してるバンド。

そして気づくと一夜限りの復活をしてる。
そしてその日に解散してる。
そういう日が1年に1度くらいある。

上のアー写を見て欲しい。
この人がCUmaというわけではない、そしてCUmaのライブのステージでこの人を見たことがない。
中心人物?の「西海岸ヤバ男」から届いたアー写がこれ、で届いたときに「誰?」となったけど気にしないことに

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ギガディラン(mothercoat)

ギガディラン(mothercoat)

本日はmothercoatのVo.&Gt.&Syhthであるギガディランさんについて書きます。

初めてギガさん、というかmothercoatを観たのは神戸VARIT.でブッキングをやっていたころ。
当時の前任の方がたまに持ち込み企画をされていて、そこに出ていた。
とりあえず所見は「???」という感じ、コロコロ変わる曲調とリズム、奇天烈なギターフレーズ、そこに乗る人懐っこいボーカルのメロディという

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Genius P.J's

Genius P.J's

おはこんばんちわ!

本日は東京の「Genius P.J's」について書きます。
MC chamoisとコンポーザー クロダセイイチによるHIPHOPユニット。
初めて観たのは難波ROCKETSにて、memento森のオールナイト企画だったはず。
スキルの高いラップに重厚なトラック、酔っ払ってた俺はさぞ踊ってたことであろう。
が、その日はメンバーに話しかけることなく終了。

次に会ったのは「ヒカリ

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Fragile

Fragile

毎度!

とキャッチーに始めてみました(笑)
本日は奈良のバンド「Fragaile」について書きます。

もともとは元メンバーであるベーシストのコンボイくんと仲が良くて、彼からFragileの話を聞いてました。
音源を聴いたところもろに自分が影響を受けていた90〜00年代の日本のエモシーンが好きなんだろうなあ、という印象で一度自分のイベントにもお呼びしたいなあというのが最初。

で、実際に2017

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Chase

Chase

例え話の行く末 真空管に落ちた雨
先回りできなかった感情

信じた人が辿る道 それで良かったとなりゃいい
愛想尽くしのこの想い

新世界で誰もヒカル場所を旅する
いつだって触れていたいよ
心隠してさぁ行こう

先立つ者の見る夢 そこに至るまでの苦悩
いつの間にか消えてった情熱

捉えたはずの輝きは向こう側にもあるようで
エントリーを続けなきゃ....

最後は誰もいないよ影が伸びるほう
いつだって

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