シェア
めろんだいふく
2024年3月7日 19:09
唯一無二の魅力、唯一無二の声、唯一無二の美しさ。誰もたどり着けないくらい自身の唯一無二な部分を探す旅を私はずっと続けている。私は容姿に恵まれたわけでも運動神経が抜群なわけでもない。輝かしいほどに綺麗な声も持ち合わせていない。それでも追求することを止めずに歩いていた。目の前に誰にも手にできないものがあることにも気づかないまま。テレビに映る容姿端麗なあの人もステージ上で思いのま
2021年11月20日 00:45
ふう。と1つ、ため息をついた。いつものように見る街並み。いつものように歩く歩道。いつものように青い空。なにひとつと言っていいほどに私の周りにあるそれらは変わらずにそこにある。ひとつ、またひとつと私の心は重くなったり軽くなったりを繰り返しているのに。過去を思えば悔やむこと未来を思えばほんの少しの希望と目の前にある不安とが入り混じった景色が常に私の中でぐるぐると回り続けて