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めろんだいふく
2024年3月11日 19:47
身に覚えのある胸騒ぎが私のもとへ訪れた。何も考えられないほどの混乱と強いめまいが同時に襲いかかった。私は誰かの基準、価値観に侵されている。期待、責任、役割、苛立ち、蔑んだ眼差し。それらを同時に処理し切れなくなった私に告げられたのは適応障害という4文字だった。私自身がこの先をどのように歩むべきなのかを問われた瞬間で、他人の基準や価値観に応えることのできなかった私自身と私の価値
2021年11月20日 00:45
ふう。と1つ、ため息をついた。いつものように見る街並み。いつものように歩く歩道。いつものように青い空。なにひとつと言っていいほどに私の周りにあるそれらは変わらずにそこにある。ひとつ、またひとつと私の心は重くなったり軽くなったりを繰り返しているのに。過去を思えば悔やむこと未来を思えばほんの少しの希望と目の前にある不安とが入り混じった景色が常に私の中でぐるぐると回り続けて