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風木 愁 -Syu Kazaki-
2023年1月29日 08:02
俺が潰れてから一年が経った一年前の昨日、俺は潰れた。前日に過呼吸を二度翌朝身体は動かなかった今年の昨日は相変わらず不調である酒場で常連と酒を交えて語り合ったひとつ酒場で詩を詠んで褒められた昨日の悪夢の夢占い己の身を束縛するなにか己の身が解放される暗示己自身掲げる自己顕示欲全て合点がいく占いと言えど馬鹿にゃァ出来ないね田畑に霜が降りる睦月の終わり際に太陽が氷柱を溶か
2023年1月21日 07:46
君たちの価値ってのは君たちの実力とは全く関係ないってこといつだって君たちの価値は他人が決めるものだからわざわざ自分で自分の価値を決める必要はない朝陽は心に優しい分泌される何かが病気の抑制に繋がる確たる証拠も無いらしいけれどこの暖かさは冷えた心に優しいよ後ろ向きのままじゃ生きてはゆけないから自傷?他傷?おおいにやりゃいいのさ譲れないものを掴むまでもがき苦しむもんさ人生楽な
2023年1月20日 06:33
昨日の早朝蛍光灯が三本の内一本しか灯かなくて一式分解してみたけれど結局部品が壊れていて相変わらず蛍光灯は一本しか灯らないこれは業者にお願いしてより精密に分解してもらおうここ数日で車の右側のスピーカーが鳴らなくて音楽が命の私にはとても不快で工具を買ってきて解体して直してあげようと思っている十万キロメートル以上走ってくれている可愛い愛車だから少しでも長く、気持ち良く乗って
2023年1月19日 07:24
人生は一方通行過去に戻る事は出来ない未来に向けて唯進むのみそれは承知その上でどの道を進む?世間一般が決めた安定の道か?己が進みたいと願う茨の道か?母親は身体と心を休める事に否定的だ何故?貴方と違って私は時給制じゃないんで銭に傷つけず回復の為に休んでるんで腕に赤線を幾つも刻み追い詰められてそれでも尚傷を深め休まず動けと言うその感覚が理解できねぇそもそもな根性論で解
2023年1月17日 05:43
昨晩語りたいことは沢山あった憧れのお洒落で面白いお兄さんと対面で飲んで話を聞いてもらってすごく楽しいひとときだったんだ昨日は千鳥足もいいところで警報機が鳴った時立っていられなかったほどだ周囲の目なんて気にならない歌いながら帰る俺を追い抜く人どんな気持ちだったのだろうね腕を切ったり掻き毟る癖感情が振り切れる瞬間なのかななんてことを思ってみたり昔ながらの警報機のように
2023年1月16日 06:26
仕事が始まるけれど行きたくない訳では無い一週間が始まるけれど面倒臭い訳では無いならばどうして涙が瞼を覆うのでしょう淹れたての珈琲牛乳二本目の紙巻煙草とめどなく伝う涙か細い電灯が窓に顔を映すその表情はさながら鬼の如しどうして私はこんな顔をしているの?どうして私の腹はまた捻れるように痛むの?原因不明の憂鬱仕事が嫌なのでは無い死にたい訳でも無いだが表情は鬼の面
2023年1月15日 07:54
寒い時ぞっとする話を聞いた時皮膚の表面に鳥肌が立ちますよね私も勿論そうなのですが素敵な音楽が心を響かせた時全身に鳥肌が立つのです昨日朋輩に聞いてみました-音楽聴いてて、鳥肌立つことってある?「いや、俺は無いなぁ……。」当たり前だと常に思ってたことが当たり前では無かったのに驚いた音楽で鳥肌が立つ時は様々で、新譜を聴いて「好き!」と感じたら起こるし何十回も聴いた曲でも
2023年1月11日 08:14
薄汚れた窓から朝陽が私を照らす七十度の酒よりも強く感じる珈琲脳天ドグラドグラ心マグラマグラ足はふらつき首が痛む変な姿勢で眠ったのだろう酩酊のような心地で珈琲を啜る二本目の煙草に火を点けるたった一日で一ヶ月が砕け散った取り敢えず一日時間を頂いた焼けた左腕の痛み今更かよ分かり切っていたけれど矢張り息を吸って心の臓を動かす事は相応の力が必要であり血が流れている自覚が無いと
2023年1月10日 21:36
再び湧き上がる黒雲一滴ずつ墨液が垂れるが如く心に黒い虹が架かるその中で私に救いの光となった言葉大学時代の恩師の言葉それはできものと違って目に見えないから休むことはさぼることとは違う自分が健康であることで教え子が健やかに育ってゆくだから、自分を一番大切にしなさい。突然の連絡にも関わらずお電話にて直接お話して下さった先生この上なく嬉しくて震えた私が初めて産み落とした創
2023年1月3日 18:02
飯の仕込みを終えて食事を終えて昼寝を終えて夕暮れに起きた具合はすっかり良くなって元旦に行けなかった初詣に行こうといつもの神社へてくてく歩いた少し前、親父に腕時計を貰った俺は腕時計が好きじゃない時間に縛られてしまう気がして何かに縛られている気になって仕事でも腕時計はしない誰かが決めて、誰かが言った腕時計で身の程が測れるなんてクソ喰らえ下らねぇって思ってる現代、時間
2023年1月1日 07:14
浅い眠りから覚めたのは六時半外は薄明るく、日の出の時刻だけど家は立地上、太陽は見えない食器を洗って、珈琲を注ぐ紙煙草を咥え、珈琲を啜る年が変わって初めての日の出この場所で見たかった日の出煙草咥え迎えたかった日の出叶いましたよ、なんとかね。この場所での太陽は私に元気をくれる気がする毎朝珈琲を飲んで紫煙を吐きながら眺める絶景だけど元旦は何か見え方が違うね相変わらず素
2022年12月26日 06:36
カーテンを開けろ南向きの窓から微かに見える景色こんな贅沢なもんを見捨てるなんて無粋じゃ無粋諦める弱さ諦められない弱さいずれ同じ弱さなら全て見せてやる晴れの日は毎朝こんな絶景を見られる家賃がこの価格帯ならば間違いなくNo.1だと信じている身の程知らずの目標さ無茶な目標さだけど決めたのさ結果だと起きた時は真っ暗でラジオ体操と筋トレを終えると朝陽が徐々に昇るん
2022年12月2日 08:57
五時より少し前に目が覚めた書きかけの小説を書き進めたそこで私の燃料は尽きてしまった交差する生き方に時花と重ねて諦めたその唄に何を宿す?久々に近所の沼へ散歩に行った街道沿いで張っていたら沼の名を持つ友人が笑顔で手を振って出勤して行った頑張れよ、とエールを投げ返した泣き叫ぶことしかできなくなって僕は心に何を描き生きればいい?沼の畔には今日も鳥達が集う人慣れしていて
2022年12月1日 06:59
振り返りをしよう授業でも、課題に対する振り返りはとっても大事だからね。昨日のBARでの会話自分が一番乗りで、二番目に来たお客さんは初めて見る顔とても顔色が悪く、疲れ切っているそんな印象だった話を聞いていくと仕事での過労が祟り胃と十二指腸を悪くしたそうだ私は代わりにお酌をさせてもらった「無理は、しないで下さいね。」と、若造の精一杯のエールと共にその後は、常連の女性が