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いつもと違う日の出

浅い眠りから覚めたのは六時半
外は薄明るく、日の出の時刻
だけど家は立地上、太陽は見えない

食器を洗って、珈琲を注ぐ
紙煙草を咥え、珈琲を啜る

年が変わって初めての日の出
この場所で見たかった日の出
煙草咥え迎えたかった日の出
叶いましたよ、なんとかね。

この場所での太陽は
私に元気をくれる気がする
毎朝珈琲を飲んで
紫煙を吐きながら
眺める絶景だけど
元旦は何か見え方が違うね
相変わらず素敵な景色だね

体調絶不調で年越ししたけれど
薬のお陰かな、太陽のお陰かな
食器洗えるくらいには元気だよ
このまま洗濯も回しちゃおうか
完治したとは言えないけれどね
何でも出来そうな気がするんだ

熱を測ってみよう
三十七.二度
やっぱりまだあるね
でも、この太陽は
それを微塵も感じさせない
温もりを私にくれたんだよ

さて、お薬飲んで二度寝かな。
寝正月、療養正月。
早いとこ完治させて
出遅れた初詣に行かないとね。

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