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めくるめく 聖地の世界  @甲子園

 聖地巡礼の旅は毎年春先から始まる。
今年は事情があり春には行けなくなってしまった
ので、梅雨の奔り、今回が今期一発目の訪問です。
と、その前に寄り道🐟


日替わり定食 5種盛り

 近年は車で行くことが多く、いくつか定番の立ち寄りスポットがあります。今回も、垂水漁港内にある食堂へ。三井アウトレットパークマリンピア神戸のさらに東側に行くとあります。漁港の駐車場に入り料金所のおじさんに「食堂へ行きます」と伝えると、チケットを渡されます。それを食事の精算の際に押印してもらうと駐車場代が無料になります。
 いつもはタコの唐揚げやしらす丼を頼むのですが、タコはメニューから消えていました。聞けば全く獲れないそうで。。。瀬戸内全体の漁獲高が激減しています、凄く残念💧この日は五種盛りを頂きました、1,300円くらい。

😋😋😋😋😋




 今回は尼崎に滞在し、阪神電車で甲子園へ。尼に着いたくらいから風が強くなって雲行きが怪しくなってきました。一雨来そうです。

試合前の直前練習



 案の定、雨が降ってきました。2回ほど降って止んでを繰り返し、2回目はやや強めに降りました。カメラが濡れないように慌ててレインコートを着ます。しかし西の方角に注目、画像中央が北の六甲山方向、それより左側が明るいですね、じきに止みます。これは大チャンス📸



敢えて撮って出しの暗い画にしてますが、俄雨の黒い雲がさーっと通り過ぎて行く時に、雲の切れ間から眩しい光が現れます。


 読み通り、天使の梯子が。
実際にはもう少しグラウンドの選手たちも見えてはいるのですが、明暗差が激しく、球場全体がシルエットに。夏の甲子園ではよくある光景です。



 聖地と呼ばれる理由は、高校野球、プロ野球、野球場ですから野球に由来するのは当然ですが、屋外球場特有の自然との共生。特に甲子園は、北に六甲、南に甲子園浜、大阪湾、雨風に翻弄される特性が試合を左右します。それ故に、ドーム球場では決して見ることのできない、奇跡的な光景を目の当たりにすることが出来ます。私も何度も、雨に泣かされ、風に恵まれた試合を見てきました。特に高校野球では、試合の展開とともに自然の怖さを思い知らされます。
 今回は試合内容については割愛します。実際は物凄い試合だったので、撮影どころではありませんでした😹
 交流戦BIG BOSSとの3連戦のうち2戦を観戦し、初戦は3回時点で7-1と完敗を覚悟したのですがそこからじわじわ追いつき遂に逆転、終わってみれば7-9の大逆転劇。大山選手3ホーマー、初めて1選手3つのHRが入るところを間近に見て、開いた口が塞がらないという慣用句を体現しました。2戦目は青柳投手の快投で勝利。珍しく負けなしで帰宅出来ました😸🥎

 私が甲子園に通う理由は、応援すること、楽しむこと、そして風と空と球場の様子を観察すること。毎回違う画が撮れます、同じものが無い。ドーム球場との決定的な違いです。ドームはほぼ確実に試合をしてくれるので便利なんですけどね。不便で気まぐれな青空球場、でも替えのきかない大切な場所。まだ行ったことのない青空球場へ、行きたいです。皆さんもお近くの球場へ行ってみてください。素晴らしい光景がそこにはありますよ。




 








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