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『大事なのは列車の行き先じゃない “乗ろう”と決めたことだ』

【ポーラー・エクスプレス】


■アメリカ/2004年
■監督:ロバート・ゼメキス
■脚本:ロバート・ゼメキス、ウィリアム・ブロイルズ・Jr
■出演:トム・ハンクスほか

知人に勧められて鑑賞!原作は絵本のアニメ映画です。本当に2004年の映画なの?と思うほどアニメーションの映像が綺麗で、最近の映画とひけをとりません。心がほっこりする作品でした。

クリスマス・イブの夜、サンタクロースの存在を疑い始めていた一人の少年の目の前に、突如機関車が現れます。少年は迷いながらも乗車します。行先はサンタのいる北極。

道中では汽車が脱線しそうになったり動物の群れに出くわしたりなど、様々なトラブルに巻き込まれます。少年は他の子供たちや車掌と助け合いながら困難を乗り越え、なんとか北極にたどり着きます。そこでついにサンタクローとスを見つけます。子供たちはサンタの登場に喜ぶ中、少年は淋しげな表情をしていました。なぜなら、そこらじゅうにあるトナカイの鈴の音が、他の子供たちには聞えるのに少年にだけは聞こえなかったからです。その鈴の音は、サンタを信じる者にしか聞こえなかったのです。そこで少年は、サンタにとあるお願いをするのでした。


主人公の少年が、サンタを信じていないというのがこの物語の始まりであり、ストーリーの核にもなっています。そのため子供向けに作られた冒険活劇なのですが、サンタの存在を信じている子供達にはこの映画は見せられないのでは?と思いました(笑)

そして映画好きとしてのこの作品の見所は、なんといってもトム・ハンクスでしょう!
映画のポスターやタイトルに、トム・ハンクスの名前が大きくあったので、声優として出演しているのは観賞前から承知でした。そして車掌が登場したときに、
「ふむふむ、これは間違いなくトム・ハンクスの声だな、この車掌の声を担当したのか」とトム・ハンクスの声を発見し、謎の安定感を手に入れて一安心(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)そのまま鑑賞を続けました。そしてサンタが登場!サンタが最初のセリフを発した際に、、
「あれ?これもトム・ハンクスじゃん?車掌じゃなかったの?二役やってるの?」
となり混乱しました。サンタ登場は、クライマックスに近かったので一旦放っておいてそのまま鑑賞。そしてエンドロール!
〚Tom Hanks〛の名前がズラズラ出てくる出てくる。目で追って数えるのがめんどうになったので、
グーグル先生に聞いてみました(・_・;)
なんと、この作品でトム・ハンクスは、キャラクター4人の声を担当。さらに主人公の少年のパフォーマンスキャプチャも担当していました。ザックリ言うと一人で5役やっていることになります。。。。。
すっすごいな(@_@;)

少年が、大冒険を終えて汽車を下車する際に、車掌が少年にかけた言葉がタイトルのセリフです。物語のラストで、少年が家に戻ってからも鈴の音が聞こえている様子が描かれています。妹や友達にも鈴の音は聞こえるのですが、お父さんとお母さんには聞こえないようです。次第に妹や友達にも鈴の音は聞こえなくなっていったようです。

もしもこの鈴が、今目の前にあったら、自分には鈴の音は聞こるのかなぁ、と想像してみました。私は大人になっても聞こえていたいです。BELIEVE!!!



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〈一言メモ〉


素敵な作品だったんですけどね、良かったんですけどね、なんで春に鑑賞しちゃったんだろ、、、クリスマスのお話だってわかってたのに、、、m(_  _)m


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