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わたしのお金のつかいかた


先日、東京から異動してしまう後輩と飲んだ時、彼女の異動先の名物とか観光地とかでひとしきり盛り上がった後、

彼女が「やっと東京から離れてしっかり貯金ができそうで嬉しいです!」とほんとうに嬉しそうに話した。

彼女は、貯金が趣味でして。

最初に彼女に「趣味とかあるの?」と聞いた時、「通帳に少しずつお金が増えていくのを見るのが趣味です」と答えられた時に「本物だ…」と思ったのを鮮明に覚えている。


とはいえ、彼女はお金のメリハリがしっかりしている子で、

いつもおしゃれだし、部屋のインテリアなんてめっちゃくちゃおしゃれ。真似したい。

長く使えるものは、本当に気に入ったもので、値段が多少はっても気にならないです」と、

「丁寧なくらし」の雑誌に書いてありそうなことをナチュラルに違和感なく言う子だった。

そして、それは彼女の暮らしぶりから見ていても、よくわかった。長く使うものは、本当に良いものだったし(必ずしも値段を指していない)、彼女によく似合っていた。
わたしはお皿とか机といったインテリアのおしゃれな作家さんのものをよく教えてもらった。


一方で、全然盛り上がらない、気だけ使う飲み会とかは「めっちゃ高い飲み会でしたね!!」とか言う子で、それもなんか徹底されていて、一緒にいて面白かった笑



で、そう思って自分を振り返ると、わたしはわりとお金使うほうだなあ、と。笑

「若い時につかっておいたほうがいい」を免罪符に、欲しいものはわりとぽんぽん買ってきた気がする。直近の東京きて3年間もよく使いました…笑

一応言い訳しておくと笑、貯金が全然ないってことはないし、投資信託とかもやっている。

でも、ちゃんと調べたことはないけど、30歳の平均よりは低いかも…?


結婚して、お金を貯められる状況にはなったけれど、今度は降りかかってきた不妊治療。
わたしは卵巣系でハードルを抱えるので、全て自費。これがめっちゃ高い。想像の5倍高かった。
痛いし高いし大変。


不妊治療って、通院が不規則なので仕事を辞めてしまう人も多いようだけど(そんな社会、なんとかなってほしい)、わたしは「絶対かせがなあかん!」と思って、俄然やる気が湧いたタイプです。

ちなみに今まで
何にお金を使ってきたかというと、
歯列矯正、美容皮膚科(シミ消し、美白)、友達との誘い、習い事などなどなど。

細かいもので言うと、本や漫画は読みたいと思ったら惜しみなく買うし、初任地は田舎だったので車も買いました。しかも事故が怖かったので新車で前後左右カメラついてるもの笑


習い事とかもやりたいと思ったらとりあえずやってましたね。ギター、料理教室、英会話などなど。


あと、旅行とかもそんな高級とかは泊まらないけど、自分なりの最低ラインもあって、
「良い思い出」となる工夫の一つかな、と思って加減を決めています。例えば旅行先のホテルや旅館でのご飯とかお風呂とか。


で、困ったことに、そのどれもが全く後悔してないんです。

特に、わたしは旅行先の温泉とかでゆっくりしているとき「あ~~働いて稼いでよかった~」って本当にしみじみ思う。家族とかと行ってる時だと普通に言葉として言う笑


お金が全てではないけど、お金があると悩まなくていいことは沢山あるし、幸せやなと思うこともある。
そして、そういう時はわたしはめっちゃその幸せをかみしめる。

例えば、さっき言ったみたいに、最近の支出はもっぱら不妊治療やけど、

毎週の通院で、お会計の時に「たっけ~~」といながら、でも「払えるから働いていて良かった」って思う。

もしかしたら治療の結果が出ないかもしれないし、というか出ない可能性のほうが高いと言われてるんですが
でもこの選択をとることができたのは、自分が働いているからやなって思います。

そうやって、わたしは使って、そのお金の魅力をかみしめ、労働意欲が湧き出るタイプなので、定年後も働いてそう。笑


でもだから、働いている時はなるべく居心地良く働きたいし(全然簡単なことじゃないけど)

稼いでつかって、幸せに感じてっていうサイクルをこれからも回していきたいなって思っております。

そして、蟻レベルではあっても、日本経済をしっかり回していこうと思います笑

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