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あじさい寺 矢田寺

矢田寺(矢田山金剛山寺)
あじさい寺にお参り


矢田寺はお地蔵様が御本尊のお寺で、特に紫陽花で有名なお寺だと知り、見頃の季節の間にお参りできて、とても嬉しいです。

矢田寺の長い石段を登り終え、振り返って眺めた奈良の風景。

大振りの紫陽花が美しく咲き誇り、川のせせらぎの音も涼やかな岩場を散策しながら、非常に幻想的で素晴らしかったです。






矢田寺には、飛鳥時代、あの大海人皇子(後の天武天皇)が、戦勝祈願のため矢田山に登られたとのことで、私が「ちょっときついかも」と思いながら、一歩一歩がんばって登り下りした矢田寺の石段や、紫陽花が咲き乱れるこの地を、遥か大昔に大海人皇子が歩いておられたのだと思うと、信じられない思いがする。




矢田寺の閻魔堂にもお参りしました。中央におられた閻魔大王のお顔を拝観しましたが、とても畏れ多いお顔で、流石、人が亡くなったあと罪の重さを量られるのが閻魔様なのだから、やはり悪いことは極力せず、なるべく良い心がけで生きようと本能的に思わせられる御姿でした。



































この蝸牛も、夢うつつの世界の様なあじさい庭園で、ぬねぬねと心置きなく生息することが出来て、日本でいちばん幸せな蝸牛ではないでしょうか。





























大門坊

平家物語に出てくる沙羅双樹の花です。とても淡く儚げで、美しいです。

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