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私の周りの人たちシリーズ

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「ウエハラさんの周りの人シリーズが好き」という意見をいただいたので、まとめてみました❕
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記事一覧

地獄の定員オーバー

地獄の定員オーバー

以前の記事に登場した H くん。

彼と話していたときに上がった話題から、派生して思い付いたことがあったので、記事にしてみようと思います。

スピリチュアルに傾倒しているわけでもない H くんから、意外な話が出ました。
スシローペロペロくんが出現した時期だったかと思います。
「最近、いくらなんでも変な人が多過ぎるよね〜」という話をしていたときのことです。
そういった話をしていても、「変な人はどこに

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#嫌いな人から学んだこと | 山根あきらさん企画

#嫌いな人から学んだこと | 山根あきらさん企画

▲ 山根あきらさん企画への参加記事です❕
 内容はある意味いつも通りです。

今回、私が話題として取り上げるのは、過去の職場にいたお局様です。

私が成人してから、初めて心底嫌いになった方で、「人はここまで利己的になれるのか」と思ったぐらいの方です。

そして、故人です。

故人を悪く言うようになってしまいますが、どうかご容赦いただきたいです。

確か、当時 30 歳前後だったように記憶しています

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"人間偏差値"とでも言うべきか

"人間偏差値"とでも言うべきか

前回の記事にて、私なりの"バカ"の定義をお話させていただきました。

一時期ネット上では、「IQが20違うと会話が成立しない」という説が流布されていました。
私の肌感では、IQを知能指数という意味で使っているならば、半分正解/半分ハズレといった印象です。
前回の記事でお伝えしたように、頭の良し悪しは「知識/社会経験/対人関係」の3つで構成されると思っています。
これら3要素を合計した点数を"人間偏

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本当に性格が悪い人

本当に性格が悪い人

私は自分の性格の悪さを自覚しています。
厳密には両極端な性格で、好ましい人のためなら時には身を削るほどに寄り添いますが、嫌いな人がどんな目に遭っても少しも心が揺れません。

そんな私が引くぐらい性格が悪いなーと思う種類の人についてお話します。

「俺、バカだから」

「老眼だから小さい字は見えなくて〜」

「私、女だから力なくて〜」

「免許 ( 車 / またはアシ )ないからな〜」

「コミュ障

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「なんとかなる」を疑う

「なんとかなる」を疑う

「なんとかなるよ!」

場面によっては元気が出そうなセリフですね。
しかし、このセリフも、ポジティブ至高社会が産み出した呪詛なんじゃないかと思うことがあります。

今日は「なんとかなるよ!」についてのお話です。

私はネガティブです。
悪いことを考えがちだから、「何か新しいことを始めるとき」に出てくるある特性があります。
それは「考えられるトラブルはあらかじめ防ぎたがる」という特性です。
私の中で

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「容姿」は暴落確定の資産

「容姿」は暴落確定の資産

みすぼらしく見えないための「身だしなみ」はもちろん大切です。
容姿だって悪いよりは良いほうがいいでしょう。
しかし、長期的に見れば、「容姿」というのは男女共に暴落が確定している資産だと思っています。

※ 容姿を武器にする職業の方を
貶す意図はありません ※

今回はそんなお話です。

知人に M さんという 30 代女性がいます。
見た目は悪くなく、20 代半ばと言われたらそう見えるぐらいで、私

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ハラスメント・ハラスメント

ハラスメント・ハラスメント

9 人。

これは何の数字かと言うと、「今まで勤めたところにいた、自分が悪いから注意されたのに、面白くないからと言って " パワハラだ! " と騒いだ人間の数」です。

ハラスメントが社会に広く認知されてから、まあまあな時間が経過したように思います。

そして今、非常に危険な状態になっていると思っています。

今回はそんなお話。

モラルハラスメントという言葉を初めて聞いてから 15 年以上経って

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赤べこカレシ

赤べこカレシ

女性の話をなんでも「ウンウン」と聞いてくれる男性はモテるらしいです。
私はちょっとそれどうなの?と思ってモヤモヤしてしまいます。
今回は、そんな私のモヤモヤをバッサリ解消してくれた友人 A くんのお話をご紹介します。

A くん。
彼は、板前の息子かつヤンチャしてた時期がある人で、悪く言えば前時代的な価値観…というか信念を持っています。
東北出身で、比較的口調も荒く聞こえますが、物事を筋道立てて考

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まどろっこしい T くん

まどろっこしい T くん

昨日投稿した記事「赤べこカレシ」で一部好評を得た A くん。

今日はその A くんから聞いた、彼の後輩 T くんのお話です。

さて、後輩 T くん。
A くんの 2 個下で、以前の職場の後輩で、職場が変わってからも何かと関わりがあるらしいです。
関わりがあったになりそうですが。
職場が一緒だった頃は、T くんが A くんに憧れていて、言動や考え方が似ていた…というか似せていたというか。
それが

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何もなかった E さん

何もなかった E さん

Twitter ( または X ) を眺めていて、とある会話を思い出しました。
現在に続く長年の付き合いがある E さんとの会話です。

今回は、思い出した会話をもとにしたお話です。

E さんは、元々地元の友人でした。
人当たりも良く、ひょうきんな性格で、今でも大好きな友人です。
地元の大学を卒業後、就職のために地元を離れました。

そして数年後、退職して地元に戻ってきました。
いろいろ大変だっ

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教えてもらったサーカズム

教えてもらったサーカズム

「サーカズム」という言葉を知っていますか?
私は友人 H に教えてもらうまで知りませんでした。
それもそのはずで、一言では日本語訳できない概念なんですよね。
広く知られた言葉でもないと思うので、ご紹介も兼ねてお話します。

まず、サーカズムについてです。
英語圏では日常的に使われるコミュニケーションらしいです。
検索をかけると「皮肉」とか「イヤミ」と出てきます。
もちろんそういった使い方もあるんで

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中二病の慢性化あるいは高齢化

中二病の慢性化あるいは高齢化

「中二病」という言葉が生まれてから、ずいぶん経っています。
場合によっては、わざと中二病っぽいことを言ってネタになるぐらいです†††
しかし昨今、「この人…ネタじゃなく本気だ…しかもいい大人だ…」と感じる方をたびたび見かけるので、記事にしてみようと思いました。

" 中二病(ちゅうにびょう)とは、「(日本の教育制度における)中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。 転じて

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