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私の「うちカレー」は、変幻自在で一期一会なカレー。「見切り品」縛りでカレーを作ってみた。



「うちのカレー」の企画。

皆さんおいしそうなカレーの記事を作成されている。そこで私も投稿してみたいと思い、過去のカレーの写真を見返していた。


しかし、いつ作っても具材や盛り付け方が違っていた。


ふと、「カレーへの考え方の軸は何って?」という疑問が湧いてきた。


この企画を機に私のカレーへの考え方を明確にしたら、「見切り品縛り」のカレーを作ることになった。




◯ 過去のカレーの振り返り


この企画のために私が作ったカレーを振り返ってみた。


ブロッコリーの芯やキャベツ、鶏皮を入れてみたり。


蒸し野菜を乗せてみたり。


かぼちゃのサラダや白髪ねぎ、セロリの葉の漬物をあわせてみたり。


ネギたれやセロリやれんこんのピクルス、エスニックな漬物。


鶏皮を香ばしく焼いたチキンを乗せたり。


サラダとチキンをたっぷり入れたり。


夏野菜を入れてみたり。



振り返って見てみると、
どのカレーとして同じものがほとんどない。

うちのカレーとして紹介できるものがない。


一体、私はどのような気持ちでカレーを作っているのか。疑問に思ってきた。




◯ 私のカレーへの考え方の軸って ?


写真を見ながら、そのような考えでカレーを作っているかを考えた。


  •  冷凍庫で保存している野菜や肉の端材。

  •  賞味期限がギリギリの食材。

  •  作りしておいた料理。


私はカレーに合わない食材は少ないと思っている。
肉や魚介類、野菜、果物どれを入れても美味しくなる気がする。

人参やじゃがいも、玉ねぎだけのカレーでも、トッピングには作り置きをしておいた料理が乗せていたり。

逆に、ブロッコリーの芯や残り物のキャベツ、鶏皮、かぼちゃなど、普段入れない食材を入れてみたり。


私の「うちカレー」は、

その時の食材で構成される変幻自在で一期一会なカレー。」




◯ 「見切り品」で一期一会のカレーを



そんなことを考えながら、スーパーへ買い出しへ。

ふと、見切り品のたくさんの野菜たちが。


その時、見切り品コーナーにある食材は、うちのカレーにぴったりではないかと思った。

  • その時に売れ残った食材。

  • 賞味期限が近いものもある。

など。


カレーの具材を見切り品縛りで作れば、

その時の食材で構成される変幻自在で一期一会なカレー。」

まさにその通りになる。


何種類かの野菜を購入し、野菜カレーを作ることにした。




◯ 見切り品の紹介


どれも食べる分には問題なさそうな食材。


  •  にんじん

一見に見切り品ではないと感じたが、先端が若黒ずんでいた。


  •  にんにくの芽

若干やわらかい。にんにくの香りがいい匂い。


  •  新生姜

新ではなさそう。生姜としておいしそう。


  •  甘辛ピーマン

買ったことのないピーマン。
根本の部分が黒くなっているだけで、しっかりとしていた。


  •  白ネギ

日にちが経っているせいか、葉の部分が茶色く変色しかかっている。
白いところからも葉が伸びようとしていた。


  •  れんこん

日が経っているのか、外の部分がくすんでいた。


  •  とうもろこし

少し小さく、身を取り出してみる。
先端だけが水分が失われていてしわしわ。




◯ 「見切り品縛り」のカレーとお供


○ メニュー



  •  カレー

  •  スパイス炒め

  •  れんこんのピクルス

  •  とうもろこしごはん


どれも見切り品を使った料理。

見切り品を存分に使って楽しむ。




○ 考え方


  •  見切り品を存分に使ったカレーの夜ごはんにしたい。


ベースとなる辛口カレーを作る。

とうもろこしを使ったプチプチとしたご飯。

辛口カレーのお供には、れんこんのピクルス。

辛さをしびれる辛さへ変化させるスパイス炒め。


いくら食べても飽きがこないように構成された見切り品を存分に使ったカレーの夜ごはんに。




○ 材料 (3 人前程)


* 米やカレールー、その他調味料は見切り品ではありません。

● カレー

  •  蓮根      : 50 g

  •  にんじん    : 100 g

  •  にんにくの芽  : 50 g

  •  とろけるかれー : 半分

  •  水       : 700 ml


● スパイス炒め

  •  白ネギ    : 50 g

  •  甘辛ピーマン : 50 g

  •  生姜     : 10 g

  •  花山椒    : 適量

  •  鶏ガラ素   : 

  •  酒      : 大匙 1


● れんこんのピクルス

レシピをなくしてしまいました。悲しい。

  •  れんこん

  •  砂糖

  •  酢

  •  塩


● とうもろこしごはん

  •  とうもろこし

  •  米

  •  水




○ ポイント


  •  カレーの味を変化させるトッピングを。

 カレーを作る時に食材を入れるのでなく、カレーの味わいや風味を変化させるようなトッピングを作る。

 例えば、家族でカレーを食べる時は、子供のために甘口のカレーを作り、大人はトッピングで辛さをプラスさせる。そうすることで、大人も子供も楽しめるカレーになる。

 また、カレーの味わいを途中で変化させて、変化を楽しむカレーにしたいのであれば、今回作ったような辛さを変化させるトッピングを入れてみる。

 「カレー」+「変化させる1品」を追加することでいつものカレーを無限に変化させることができて、一生楽しめるカレーを作り続けることができる。






まずは、カレーとごはん。

シャキシャキと大きめに切ったれんこんの食感。

にんにくに負けないにんにくの芽の香り。

一緒に食べるとうもろこしごはんのプチプチとした食感。

ピリッとする辛口のカレー。

それぞれがいい食感でおいしい。



口の中のカレーの辛さを収めるれんこんのピクルス。

シャキシャキっとしたれんこんの甘酸っぱい味わい。

ピクルスの存在は辛口カレーには欠かせません。



白ネギと甘辛ピーマンのスパイス炒めと一緒に。

爽やかな白ネギとピーマンの辛さと風味、

花山椒のしびれる辛さが加わり、爽やかな辛さに。

食欲が刺激されます。どんどんと食べ進める。


いつの間にか汗をかきながら完食。

見切り品で作ったと言わないとわからない程、食材の食感や香り。






◯ まとめ



私の「うちのカレー」は、「その時の食材で構成される変幻自在で一期一会なカレー」。


「見切り品」縛りでカレーを作ると、コストを抑えられて、新しい組み合わせの発見をできます。


新しいカレーの形を探求したい方やいつもとは違うカレーを食べたい方におすすめです。

また、おいしいカレーの食べ方が見つかれば、共有したいと思います。






日々の「メリハリ」を見つけてみてはいかがでしょうか。










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「すき」すると、おいしい「夜ごはん」が、、、。 「すき」の数だけごはんがおいしくなる気がします。