マロニエ

フィンランドに住む限界中年。 紅茶をソーサーを手に持って飲む程度のオタク。 フィンラン…

マロニエ

フィンランドに住む限界中年。 紅茶をソーサーを手に持って飲む程度のオタク。 フィンランドの日常を配信するyoutubeやってます。→http://youtube.com/user/maronikki ツイキャス→http://twitcasting.tv/marony38

記事一覧

フィンランドが友達親子に警鐘とその実態

フィンランドの教育インフルエンサーであるヤルノ・パーラスマー氏の記事 国家教育委員会のカリキュラム作成メンバーであり、彼が校長を務めるシュタイナー学校はフィンラ…

100〜
割引あり
マロニエ
3か月前
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フィンランドの親から見たフィンランド教育崩壊

親目線でのフィンランド教育の実態といったところ 注視するところは「勉強は教師の仕事で塾など家庭でのサポートは必要ない」という考えがフィンランドにある事 これは日本…

100〜
割引あり
マロニエ
4か月前
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反差別デモから見る、フィンランドの人種差別の現状

※ヘルシンギサノマット紙の記事を要約して引用 ヘルシンキで数千人の反差別デモ 副首相・財務大臣リーッカプッラの辞任を求める ・19日朝8時前後、国会議事堂前に3000人…

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マロニエ
10か月前
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幸福度ランキング

泣きながら書いてます。 幸福度ランキングが今年もフィンランドがトップという事ですが、フィンランドの幸福から取り残された限界中年です。 負け惜しみで書き綴りますが、…

マロニエ
1年前
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フィンランドは子どもに優しくない国 ●ニュース深掘り

2023年2月8日のYLEニュースより 元記事 https://yle.fi/a/74-20016785 短くまとめると ・フィンランドは子どもに優しくないとスペイン出羽守が語る ・社会福祉は子どもに…

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マロニエ
1年前
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フィンランドの歴史とロシアの戦争

フィンランドの歴史に少しでも興味を持っていただきたいと思い、2022年の夏コミで頒布した妖怪本の副読本から、歴史に関連する記事の一部を無料公開します。急遽準備したた…

マロニエ
1年前
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フィンランドが友達親子に警鐘とその実態

フィンランドが友達親子に警鐘とその実態

フィンランドの教育インフルエンサーであるヤルノ・パーラスマー氏の記事
国家教育委員会のカリキュラム作成メンバーであり、彼が校長を務めるシュタイナー学校はフィンランドでは珍しい私学の学校
教育関係に影響力のある彼の発言が、現在のフィンランド教育のトレンドになっていることは間違いないですが、記事にはいろいろとツッコみたいところがある

まず、発達障害の問題には一切触れておらず、子どもの起こす問題行動を

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フィンランドの親から見たフィンランド教育崩壊

親目線でのフィンランド教育の実態といったところ
注視するところは「勉強は教師の仕事で塾など家庭でのサポートは必要ない」という考えがフィンランドにある事
これは日本と大きく違う所かな?
男女平等共働きを実現するためには、子どもの勉強などを親が熱心に見る事ができないのです。
それが、子ども達の自立を早い段階から求める原動力となっていったのですが。。。
それぞれが都合のいいことを子どもや他人に求めすぎて

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反差別デモから見る、フィンランドの人種差別の現状

反差別デモから見る、フィンランドの人種差別の現状

※ヘルシンギサノマット紙の記事を要約して引用
ヘルシンキで数千人の反差別デモ
副首相・財務大臣リーッカプッラの辞任を求める

・19日朝8時前後、国会議事堂前に3000人から5000人の参加者が集まる
・参加者はTwitterの呼びかけで集まった
・フィンランド在住の移民などがマイクで人種差別についてスピーチ

ヘルシンキ新聞のインタビュー
フィンランド在住歴40年のサルム・アブドゥルラフマン氏

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幸福度ランキング

泣きながら書いてます。
幸福度ランキングが今年もフィンランドがトップという事ですが、フィンランドの幸福から取り残された限界中年です。
負け惜しみで書き綴りますが、幸福度ランキングの項目のうち6つは、日本もフィンランドも大差ないのですよ。選択の自由度とか腐敗の認識とか、ツッコみたい気持ちも山々。でも!

第7の指標として、”Dystopia + residual”が日本は圧倒的に低い。これの測り方が

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フィンランドは子どもに優しくない国 ●ニュース深掘り

2023年2月8日のYLEニュースより
元記事 https://yle.fi/a/74-20016785

短くまとめると
・フィンランドは子どもに優しくないとスペイン出羽守が語る
・社会福祉は子どもに優しい社会を目指してお金は出している
・でも一般人は子どもがうるさいとブチ切れる

フィンランドは子どもに優しくない国!?
 ヘルシンキ在住のフィンランド人 エリナ レスキネンは、ヘルシンキ中央図

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フィンランドの歴史とロシアの戦争

フィンランドの歴史に少しでも興味を持っていただきたいと思い、2022年の夏コミで頒布した妖怪本の副読本から、歴史に関連する記事の一部を無料公開します。急遽準備したため、データでなくスキャンですがご了承ください。

フィンランドは東側の国境をロシアと接しておりますが、歴史上たびたびロシアからの侵攻を受け、ついには1809年にロシアの支配下に置かれます。
こうした隣国からの侵攻は、現在のロシアのウクラ

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