幸福度ランキング

泣きながら書いてます。
幸福度ランキングが今年もフィンランドがトップという事ですが、フィンランドの幸福から取り残された限界中年です。
負け惜しみで書き綴りますが、幸福度ランキングの項目のうち6つは、日本もフィンランドも大差ないのですよ。選択の自由度とか腐敗の認識とか、ツッコみたい気持ちも山々。でも!

第7の指標として、”Dystopia + residual”が日本は圧倒的に低い。これの測り方が細かくゴチャゴチャと書かれており、よくわからなくしてますが、ぶっちゃけ主観的に
「幸せ」と感じるかどうか?
日本の多くの人は、「幸せ」より「諸行無常」でしょう。目の前の幸せより移り行く世を受け止めてるんですよ。

それでも幸福度という数値を上げたいならフィンランドに見習いましょう!
「フィンランドに生まれる事はロトに当たるのと同じぐらい幸せ」

現状日本での似たような事例や言葉の運用例は……
「日本は裕福」⇒貧しい国の事を考えろ!
「日本スゴイ番組」⇒低俗なバカが喜ぶ番組!
「日本人に生まれただけで価値がある」⇒炎上!

目先の幸福にうかうかしてると足元すくわれるぞ!
そんなマインドです。

さてフィンランドが幸福とは言え、主観である以上どんな生活をしていても、メンタル病んでしまっても、ドラッグやアルコールに溺れても、売春してても、個人個人が「幸せ」と感じるようにするのを何より優先しているのではないでしょうか?
よく聞くのは「起きたことは忘れて未来を生きよう」

強力な言葉で、落ちた気分を不満も内包したままポジティブに無理やりもっていき、「私は幸せ」という気持ちに持っていく事ができます。
嫌な物からは距離をとり、嫌な人間関係はさっさと切ってしまい、どんな生活をしていても他人から干渉されない。(子どもがいる場合は別。だから出生率が下がっているのか?)

半面、過去の反省や未来のリスクを予測して回避のは苦手な印象。また、他人への干渉を著しく嫌うので、諸々の対応やシステムの改善は物凄く遅い。
この辺りが、幸福度に大きな影響を与えている気がします。

詰まるところある程度孤独になれているし、他人から干渉されない社会。半面だれも口を閉ざして意見を言わないのが賢い生き方みたいなところもあり。
これは長所短所両方あるからね。
ランキングが一位だからいい国といういい訳でもないし、日本はランキングを気にしなくなったら幸福度もきっと上がる!

以上!
負け惜しみでした!

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