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大阪のWOLVES HAND動物病院、多岐にわたるペットケアと動物医療のリーダー

㈱ WOLVES HAND (本社:大阪市西区)【東証G:194A:サービス】


今日の紹介する大阪の企業は、皆さんの可愛いペットを守る動物病院の会社です。

・そもそもどんな会社か

WOLVES HAND動物病院は、ペットサロンの運営と動物病院サービスを提供する企業だ。
一般的な動物病院が診察や検査、手術などの診療サービスを行い、診療費を受け取る一方で、同社はユニークな運営戦略を持っている。

・ユニークな運営戦略

WOLVES HAND動物病院の特徴は、センター病院を中心とした相互ネットワークの形成にある。このネットワークにより、爪切りなどの日常的なケアから高度な脳神経外科手術まで、スムーズに提供することができるのだ。

最新の同社IR資料より。さらに同社は動物病院向けのソフトウェア開発や獣医療教育の配信、医療用機械器具の製造も手がけている。
動物病院の売上高が全体の86%を占めている。動物医療に関連する事業サービスを提供することで動物医療全体の発展を目指している。

同社は豊富な診療実績を通じてノウハウを蓄積し、経験豊富な獣医師を育成している。その結果、このノウハウを全拠点で共有することで、高品質な動物医療サービスを提供する体制を構築することができる。

・地域展開と拠点

WOLVES HAND動物病院は、関西、関東、九州・沖縄の3エリアに「センター病院」と「サテライト病院」を展開。
2024年3月末時点で、33病院を運営しています。

センター病院はCTやMRIなどの高度医療機器を備え、サテライト病院はかかりつけ医として診療や簡易的な手術を行うことができる。

・市場動向と課題

動物医療業界では、人口減少や動物愛護法の規制強化により犬・猫の飼育頭数が減少する一方、ペット寿命の長期化や「ペット=家族」という価値観の浸透により医療費支出が増加している。
こうした社会的ニーズに応え、WOLVES HAND動物病院は幅広い動物医療サービスを提供し続けていくだろう。

・共同研究と株式公開

WOLVES HAND動物病院は、オンコセラピー・サイエンスの子会社であるCancer Precision Medicineと、獣医療分野におけるがんの早期発見に関する共同研究契約を締結した。
この研究では、イヌやネコの血漿中のcfDNAをサンプリングし、リキッドバイオプシーによるがんの早期発見を目指す。
これに先日は株価も大きく反応し上昇した。
同社の成長の可能性はまだまだ感じられる。


・最後に一言

ペットの大切さは私も個人的に理解できる。
WOLVES HAND動物病院は、多岐にわたるペットケアと高度な動物医療を提供し、業界のリーダーとして成長を続けていくだろう。
そして来月は決算月だ。
本日は株価が大きく下げているがゆえに、今月末~来月にかけて買い時を打診してみるのもいいかもしれない。

同社の決算月は今年8月中旬で、もうすぐ迫っている。結果次第で上昇も見込めよう。



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