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Markover 50の人生後半戦を愉しむ

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人生後半戦を愉しむ! 人生後半戦を「二毛作目」と捉えて、日々挑戦する中で学んだこと、気付いたこと、時に弱音なども綴っていきます。
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2021年2月の記事一覧

時間の壁に守られているもの

時間の壁に守られているもの

本日は歩きながらふと浮かんだテーマから絞り出して膨らませてみます。

時間の壁に守られているもの人気お笑いコンビのかまいたちが、2019年のM1グランプリの最終決戦で、披露した漫才は面白かったです。ボケ役の山内さんが、「『となりのトトロ』を観たことがないこと」を自分の特技と言い張り、屁理屈を並べてツッコミ役の濱家さんを論破していくというネタです。

話の展開の中で、既に映画を観てしまった人は永遠に

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『鹿を指して馬という』の逸話から考えたこと

『鹿を指して馬という』の逸話から考えたこと

本日のnoteは、『馬鹿』の起源ともされる中国の逸話に思うことです。

小沢一郎氏のツイート昨年、検察庁法改正案の強行採決に反対して、自民党の泉田裕彦衆院議員(元・新潟県知事)が同案を審議する衆議院内閣委員会を去ることになりました。これを受けて衆議院議員の小沢一郎氏が、中国の歴史書『史記』の一説にある『鹿を指して馬という』の逸話を呟いています。

宰相趙高『陛下、今日は珍しい馬を連れてきました』皇

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ジョージア・ガイドストーンの「10のガイドライン」を考える

ジョージア・ガイドストーンの「10のガイドライン」を考える

本日は、時々話題になるジョージア・ガイドストーンについてです。最近のコロナ禍で陰謀論との関連で引用されるのも目にします。

ジョージア・ガイドストーンとは?ジョージア・ガイドストーン(Georgia Guidestones)は、アメリカ・ジョージア州エルバート郡に建てられている花崗岩のモニュメントです。「アメリカのコーナーストーン」とも言われます。

8つの言語ー英語、スペイン語、スワヒリ語、ロシ

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カイコについて

カイコについて

本日のテーマは、『カイコ』です。気になって調べてみたら、興味深かったので備忘録を残します。

カイコって…カイコ(蚕 学名:Bombyx mori)はチョウ目(鱗翅目)カイコガ科に属する昆虫の一種です。クワ(桑)の葉を餌とし、口から絹を産生してさなぎの繭(まゆ)を作ります。約1㎏のシルクを採集するのに、約98㎏の桑の葉を必要とすると言われます。

カイコの祖先は、東アジアに生息するクワコ (Bom

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『ショック・ドクトリン』を直視する

『ショック・ドクトリン』を直視する

まずは御礼を。

2021/2/15に累計PV数が20万を突破しました。これまで私の記事に目を止めて読んでいただいた全ての方々に深く感謝を申し上げます。私は引き続き書き続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

本日のテーマは、『ショック・ドクトリン』です。

『ショック・ドクトリン』とは?『ショック・ドクトリン』は、カナダのジャーナリスト、ナオミ・クライン(Naomi Klein, 19

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Don't trust over 30

Don't trust over 30

本日は、私がティーンエイジャーの頃に出会った印象的なことば、『Don’t trust over 30』のルーツを探り、その是非を考えてみます。

『Don’t trust over 30』とは?『Don’t trust over 30』は、「30歳以上の人間は信じるな」という意味です。1970年代のヒッピームーブメントや、既存の社会秩序に抗うロック音楽を齧ったことのある人なら、一度は耳にしたことが

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プロ野球に帰ってきた桑田真澄

プロ野球に帰ってきた桑田真澄

本日は、元プロ野球選手の上原浩治氏のYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』で桑田真澄氏が語っていた内容から思ったことを記録に残します。

プロ野球コーチは経験を積む場桑田真澄氏は2021年シーズン、読売ジャイアンツの一軍投手チーフコーチ補佐に就任しました。2007年シーズンを最後に現役引退して以来のプロ野球の現場への復帰です。就任にあたり、「指導者のエースになれるように」とコメントしたのが桑

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”議事録が民主主義国家を可能にする”から考えたこと

”議事録が民主主義国家を可能にする”から考えたこと

本日は、”議事録が民主主義国家を可能にする”という考えから私が思ったことを記録に残します。

『社会的共通資本』を考えるNHK100分de名著のマルクス『資本論』に感化され、社会主義をもう少し深く掘ってみようと手にしたのが、池上彰・的場昭弘『いまこそ「社会主義」混迷する世界を読み解く補助線』(朝日新書)でした。2020年12月に発売された本です。

ある事象に対して、自分の気付かない視点で問題を眺

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解像度を上げる…という表現を考える

解像度を上げる…という表現を考える

本日は、ビジネス界隈の人達が頻繁に使用する「解像度を上げる」という表現に対して、私の抱く感情を深掘りしてみようと思います。

気持ちいいけど、空虚な感じも…● ふわっとした感覚的な議論に心がざわっとする……
● 漠然と考えていることに、どこから手を付けていいか見当がつかない……
● もやもやしていて悩んでいるけど、その正体が明確にならない……
会社員だった頃は、こうした場面によく遭遇したものです。

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『中二病』にはやさしく接したい

『中二病』にはやさしく接したい

本日は、何度も耳にしていてイメージはできるものの、ふわっとしか理解していない『中二病』とは何なのか、学んでみました。

『中二病』とは?中二病(ちゅうにびょう)
(日本の教育制度における)中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。「病」という表現を含むが、実際に治療の必要とされる医学的な意味での

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人生後半戦に農業を

人生後半戦に農業を

本日は私の『人生後半戦を愉しむ』構想の柱の一つとして考えている農業について現時点の意見を文書化しておこうと思います。

農業フェアに来場本日(2021/2/7)、東京国際フォーラムで開催されていた新・農業人フェア 農業EXPOに来場してきました。コロナ対策の為、各地域の出展ブースはオンラインが中心でしたが、思ったよりも来場者が多くなかなか盛況だと感じました。

私は農業にはズブの素人で、農業家への

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”Who are you?”について

”Who are you?”について

本日のテーマは、最近話題のSNSサービス”Clubhouse”の楽しみ方を解説する中で耳にした「Clubhouseでは、”Who are you?”が大切」という表現に心がちょっとざわっとしました。以下思ったことです。

”Who are you?”は尊敬を抱いていない相手に対して使うことば私には、"Who are you?"は侮蔑的なニュアンスを含む表現であり、特殊な状況を除いて使うべきではない

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