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柔らかな瀬戸内、苦手なアートに救われた話
私はアートが苦手だ。
芸術センスがないし、それぞれの作品のどこを見たらいいのか分からない。
いくつか美術館やいわゆるアート展を巡ったことはある。ただ、理解する素養も持ち合わせていなければ、「ここを押さえておけばいいんでしょう」なんてテストの答え合わせをするかのように、スタンプラリーを続けるだけ。
「ここが良かった」と具体的に伝えられる場所はわずか、「行ったことがある」場所がただ増えていくだけだっ
言葉なんてなんぼ伝えてもええですからね。
「別に見返りもお返しも求めてるわけじゃないから。好きでやっているだから」と、親切な友人ほど言ってくれる。
でも、そこに甘えてはいけない、と大人になるにつれて思うようになった。
無条件に何かを享受できる素直さも幼さも、良くも悪くも忘れつつあるけど、私は“それでいい”とも思う。
「もう捨てるだけだし」「ロットが多いから、もらってくれた方が助かる」って受け取りやすい言い回しをもらうこともあるし、あり
変幻自在な未来を目指して
「記事をつくる」を開いたとき、大量の下書きが目に入ってきた。
まとまりきらなかったのか、ちらっと頭に浮かんだ考えを形にすることを諦めたのか、眠くなったのか、……多分どれも正解だし、何なら今はまとめる気すらないけども。笑
最後に更新した日からほとんど自分の“環境”は変わってない。
転職した会社で今も働いてるし、週末は農業手伝ってるし(いつの間にかシーズン4突入……早くて怖い)、関西に住んでいるし、
少しずつ現実になる世界の端っこ。簡単にできないから、名産なのかも。
去年の桜が散る頃、家にこもっているぐらいなら、と軽い気持ちで筍掘りの誘いを受けてから早1年。
大変で、疲れて、悩んで……をしている間に、季節がぐるっと一周。
この間に転職をして、新しい環境に四苦八苦しながら収穫シーズンに向けて、予定がない週末は竹薮の準備を手伝っていた。
作業をしている間にいつの間にかGWが終わってしまった今日この頃、二度目の収穫・出荷時期が終わった。
残念ながら、今年はとって
曖昧さを、美しい音色で楽しむ時間
いい場所は心がゆるむ。
そこにいい音楽があると、より一層癒されるのだと思えた春の土曜日。
「旅と写真と文章と」のasukaさんがライブ配信で大阪に来られると伺って、幸運にもまだチケットがあると聞けば行くしかない。
すべり込みで行ったのに、これまた幸運な事に特等席。
バスクラリネットを演奏される八巻さんとピアノの山口さんの手元までばっちり見える。
会場のSPinniNG MiLLさんは、明治時
幸せな記憶をつれてきた記録
テレビで映った場所に「もう一度行きたい」と思うことがある。
今期観ているドラマで、水族館が出てくる話が2話続いた。どちらも行ったことがあって、むしろ何度でも行きたいと思えるぐらい大好きなところ。
(これは比喩じゃなくて実際そう。いくつか年パス持ってるし、ほんとに何度も行ってる。笑)
懐かしくなって、カメラロールをさかのぼる。
これは新しいレンズを試したくて行ったとき、ずっと行きたくてわくわくしな
背伸びした世界を望んでいるのか
雨予報はどこに行ってしまったのだろう、夏空の朝。たまには外に出ることもある。
めっきり履く機会の減ったパンプスで階段を昇る。駅に到着する頃にはすでに汗だくになり、すっかりメイクも崩れて悲しくなる。帰る時にはファンデーションを新調しようと心に決めた。
*
最近、ドラマ『俺の話は長い』が再放送されていた。
大好きな安田さんが出ていたのに、日曜の夜に放送されていた時には1話で観るのをやめてしまった。
アクセルを踏むのが早かったのかもしれない
5月の後半に入った途端、微熱の37℃あたりをうろうろし続けて一向に下がらず体が重くて重くてまったく動けない日、ばかりで。
以前から定期的に長期にわたってアレルギーが悪さをするらしく流行り病の類ではなさそうだ、と見込んで、ただただ転がって過ごしている。
こういう時、不思議なことにすべてが良くない方向に向かってしまうもので、知りたくもないことを聞かされたり、言葉の端々にとげを感じたり、小さいことも大
新しいレンズは、いつだって新鮮な感動をくれる【単焦点レンズ85mm】
写真を撮るのが好きだけど、カメラやレンズそのものも好きなのでは?と最近思い始めている。まだまだ初心者でいろんなメーカーや製品を試した訳ではないけれど。
自分が落ち着ける場所で、気持ちよく何度もシャッターを切りたくなること。それが私の撮影ライフを彩る機材選びの基準。
もちろん見た目や重さ、操作性、お値段など気になる項目はいくつもあるけど、結局は直感に任せてしまう。
どれだけ選ばない理由を探したっ
何もない街の「春の風物詩」。知らなかった世界の端っこを見て思うこと
朝5時半、携帯のアラームを止めて家を出る。
まだ顔を出したばかりの朝日に向かって自転車のペダルを漕ぐ。目指すは、近くの竹林。シーズン真っ只中の筍掘りを手伝うためだ。
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先月体調を崩した時、医師から「朝、短い時間でいいから外出して太陽の光を浴びる」様に指導を受けた。元々、過眠でひきこもり傾向がある私にとって拷問に近い。案の定、眠気に抗えずに眠り続けていた。
この時期は毎週末、父が友人の筍の収穫
たまには「赤」を好きになることだってある。
うまくいっている方が少ないのかもしれない。
自分のパフォーマンスも周りも噛み合って、うまくいくばかりなんてない、と頭では分かっている。
でも、「どんなに苦しい状況が続いたとしても結果を求めて努力を続ける」なんて言うほど簡単じゃない、ということも分かっている。
私は簡単に諦めそうになる。すぐ落ち込むし、状態が悪い時は、穏やかな時間が来るまで待つしか術がない。(頑張りすぎると、物理的に寝込むこと