見出し画像

傷つける覚悟と傷つけられる覚悟

溜め込んでいてもろくなことはない
相手を気遣ってのことだが、今さら沸々と湧き上がる苛立ちになぜ全て吐き出してスッキリしようとしなかったのか後悔してる。
そもそも相手が悪いのにも関わらず、ほとんどのことに目を瞑り自分が抱え込めばいい、そうすればいざこざがなく平和に一件落着。
そう思ってたのに日に日にイライラは募るばかり。
すでに私の心にトラウマの根が深くまで生えていて、夜になると押し寄せるフラッシュバックでなかなか寝付けない。
相手からしたら私がこんなに苦しんでいることは知る由もない。
それは自分が望んだことだったが、その一方で心が限界にきている。
それにこのまま見て見ぬフリをして関係を続けても側からみたらいい関係かもしれないが、それはただの上辺な関係。

だから私は傷つける覚悟を決めた。
飲み込んでいたことを話そうと思う。
相手は私から目を逸らし逃げているから。
でもそれは普通なことかもしれない。
なぜなら人はみな自分が大切なのだから。
それでも人と人はぶつかり合って仲を深めていくと思う。
もしぶつかって軋轢が生まれるのであれば、そのくらいの関係性だったということ。無理に修復する必要はなく、歩み寄りも大切だけど自分を労わる方がもっと大切。向き合うことから逃げても誰も幸せにならないし、そもそも相手を100%理解するなんて不可能。相手の言葉が本音かなんて自分にしか分からない。
しかしそこまでされても相手を嫌いになれないのはなぜだろう。
今まで過ごしてきた時間?やっと心を許せる人と出会ったと思ったから?
心の中では信じようとしている自分がいる一方で、もう誰も信じられない自分がいて自問自答を繰り返している。
これから先、心を許せる人と出会えるだろうか。
一度裏切られてもまた人を信じていけるだろうか。
でも、これがきっかけで私は周りに恵まれているなとすごく安心した。
友人や家族などに助けられ、「私は1人じゃない、居場所がまだあるんだ」と改めて実感し、これからも大切にしていこうと思った。
まだ人生は続く。24時間を人生にしたら、まだ私は午前10時。
先へ、先へ。


この記事が参加している募集

最近の学び

眠れない夜に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?