ななし

まずは、日々思うことをつらつらと

ななし

まずは、日々思うことをつらつらと

最近の記事

赤裸々

ここまで書いておいて投稿する勇気が出なかった。 なんだか心の奥まで見られている気がしたし、赤裸々すぎるかなと。 ただ、この時の気持ちを忘れたくない。 以下、もう何週間も前の話。今は頗る元気。 今週はなんだか心に元気がない。 苦しいというかシクシクするというか形容しがたい違和感が拭えない。 もちろん原因は理解している。 自分の起こった出来事ではないのに、なぜこんなにも自分の心に影響が出るのか定かではない。ただ、人よりもネガティブな感情に影響を受けやすいのもあるが、自分にはど

    • 最近読んだ本②

      沖縄をはじめ、四国も梅雨入りを発表。 と書いてあるそばから関東も梅雨入りか。 外出するのも億劫な季節になってきた今日この頃。雨だと気分まで落ちるときは読書に限る。 雨音を聞きながら、コーヒーを片手に本を読む。 もちろんラジオを聴きながらでも、ワインを飲みながらでも良い。自分なりの読書スタイルで梅雨の時期を楽しむ。読書はざわついた心を落ち着かせる。 邪念や雑念などを取っ払い、物語に集中する。 ただ、ひたすらにページをめくり心の状態に近い登場人物の感情にシンクロさせる。読み終わっ

      • 甘ブロ

        雲一つない青空の下、私は歩きながらどら焼きを食べている。 歯医者の帰りはなぜこうも甘いものが食べたくなるのだろうか。 人間の性ともいうのか、甘いものを食べたいという欲求に抗えずしかもどこか座りながら一息ついて食べることもせず、本能のままに「ながらスマホ」ならぬ「ながらどら焼き」という行為をおこなった。 そもそも最初はたい焼きを求めてある店に向かっていた。しかし、そこは12時30分からの営業開始で断念せざるを得なかった。 そこからすぐ、最近教えてもらった#SPURおやつ部で近

        • 最近読んだ本

          最近また本を読み始めた。 本を読んだり読まなかったり、時期によって変わるのはなぜだろう。 読書をするようになって約10年になるが、自分でもわからない。 ただ最近は無性に読書がしたくてしょうがない。しかもジャンルはだいぶニッチな大人な恋愛小説。大人な恋愛というと不倫や浮気、身体だけの関係などを想像すると思うが、小説になるとそんな簡単な話では済まなくなる。 相手には知ることもない心の葛藤や心情、心境の変化など、小説だからこそ描くことができるすれ違いの部分に深く共感というより学びが

          はじまりはいつだって

          中学の友人が初めて写真の個展を開いた。 話を聞くと、大学卒業後は一般企業に勤めていたが、 好きなことを仕事にしたいと決心し退職。 フォトグラファーの世界へ歩みを進め、スタジオでのアシスタントを数年勤めた。 2022年で独立4年目。30歳という人生の節目に自費で個展に踏み切った。 彼の撮る写真はポジフィルムといわれ、リバーサルフィルムともいわれる。これは写真を現像する際に、色・明るさがそのまま映しだされるフィルムのことで、ネガフィルムは色が反転して映るフィルム。 リバーサルフ

          はじまりはいつだって

          最近のこと

          ここのところ休みがなかったためなかなか書けなかった。という言い訳にして書いていない自分が心底嫌いになる。 忙しさを言い訳にするなんてなんてダサい人間だろうか。ダサい。ダサすぎる。 だから書く。とにかく書け。 と自分を奮い立たせてパソコンに向かってる。 では最近の話を。 仕事で初めてお会いする人が増えた。 最初は緊張だったり、不安だったりでどうなるものかと思ったが、蓋を開けてみたら充実した日々だった。 会う人会う人、人当たりが良くて親しみやすかった。そして何より、仕事に対す

          最近のこと

          壊れた心をつなぎ合わせる

          4月からnoteを始めてはや1ヶ月だが、始めてよかったと思ってる。 そのときに何を感じていたのかを記録として残せるのはありがたい。 なるべくその気持ちを忘れたくない。忘れるかもしれないが、noteがあれば思い出させてくれる。 ただ、なるべく多く投稿しようとしてるが、文章を書くのはやっぱり難しい。 そもそも自分の考えていること、思っていることを文章や言葉で伝えるのは一筋縄でいかないと痛感してる。私のリアルな感情を伝えたいがために詳細な情報とそのときの考えていることをnoteに書

          壊れた心をつなぎ合わせる

          人は傷つき傷つけられても愛することをやめない

          GWも折り返しの5月4日。 雲ひとつない青空の下、私は有楽町へと向かった。目的はヒューマントラストシネマ有楽町でパリ13区を見るためだ。 正直なところ、上映開始ギリギリまで見るか悩んだ。というのも気になってるものの、絶対見たいってほどではなかったから。 しかし結局見ることに決めて足早に数寄屋橋の交差点を歩いて映画館に向かった。上映開始2分前に到着しチケットを購入。開始と同時に館の中へ。そこから全編モノクロの映像がスクリーンに映り出された。 まず舞台となるパリ13区は、アジア

          人は傷つき傷つけられても愛することをやめない

          人と向き合うのに子供も大人もない

          今回見た「C'MON C'MON」はマイク・ミルズ監督最新作。主人公は、ラジオジャーナリストとして子供たちにインタビューするのが生業のジョニー(ホアキン・フェニックス)。そんなある日、彼は妹の息子である9歳のジェシー(ウディ・ノーマン)を預かり、共同生活を送ることになる。共に過ごしていく中で2人が成長していく姿を全編モノクロ映像で描く作品である。 ただこれは解説記事ではなく、1人の人間が映画を見ての感想文みたいなもの。 【ここからネタバレ含む】 元々モノクロ映画には苦手意

          人と向き合うのに子供も大人もない

          傷つける覚悟と傷つけられる覚悟

          溜め込んでいてもろくなことはない 相手を気遣ってのことだが、今さら沸々と湧き上がる苛立ちになぜ全て吐き出してスッキリしようとしなかったのか後悔してる。 そもそも相手が悪いのにも関わらず、ほとんどのことに目を瞑り自分が抱え込めばいい、そうすればいざこざがなく平和に一件落着。 そう思ってたのに日に日にイライラは募るばかり。 すでに私の心にトラウマの根が深くまで生えていて、夜になると押し寄せるフラッシュバックでなかなか寝付けない。 相手からしたら私がこんなに苦しんでいることは知る由

          傷つける覚悟と傷つけられる覚悟

          子どもの頃からあったもの

          久しぶりに実家に帰った。 家は海の近くにある。海までは徒歩1分。 子供の頃は家の前に松林が生え、家なんてほとんど建ってなかった。2階から海一面見れて天気が良いときは、熱海と江ノ島まで見えるくらい景色が澄んでいた。ラジオように波の音を聞き、時に波の音で起きたり、寝落ちしたりしていた。 現在は前に家が建ち並び、2階から海は見えず、波の音も大荒れのとき以外はほとんど聞こえない。ただ、ずっとそばに海があったからか、引っ越してから海が私にとって心の支えというか棘をとってくれるような存在

          子どもの頃からあったもの

          長い夜には

          最近1人で家にいると夜が長く感じる。 だから無駄に寄り道したり、 友達を誘って飲みに行ったり、 何かと理由をつけたりして家にいる時間を少しでも減らした。 それでも簡単に友達はつかまらないし、1人で飲む気にもなれないし、時間潰すのにも限界を感じてた時に閃いたのが映画だった。 レイトショーなら安いし、時間も十分潰せる。 ただ、時間を潰す目的のために興味のない映画は見たくないので探してみた結果、観たい映画が3作品あった。すでに2作品を見て両方すごく良かった。それにレイトショーで映

          長い夜には

          また元気な姿で

          「やがて海へと届く」を見た。 この映画で友人のことを思い出した。 彼とは高校1年生の時に出会った。中学からの友人と彼が同じクラスだったため、部活動見学を一緒に見に行ったのが最初だ。 3年で同じクラスになり話すようになった。 それでもよく遊ぶようになったのは高校卒業後。 共通の趣味というか波長が合っていたと思う。 アイドル好き、ファッション好き、性格も似てて、考え方も近かったので一緒にいて居心地が良かった。さらに、彼と出会って見る世界が変わった。 こんな世界があるんだといつも

          また元気な姿で

          アジア系アーティストが熱い!(前編)

          日本時間の4月17日、コーチェラ・フェスティバルがアメリカで開催され、宇多田ヒカルがパフォーマンスを披露し話題になった。しかしその一方で、彼女が参加した88risingって一体何者?となった人が多いと思う。そこで今回は88risingを含め、私がオススメするアジア系アーティストを紹介したい。 まず、88risingはグループ名でもアーティスト名でもない。 日系アメリカ人であるショーン・ミヤシロがアメリカを拠点として立ち上げた音楽レーベル、もしくはメディアプラットフォームのこ

          アジア系アーティストが熱い!(前編)

          あらゆるライフスタイルに寄り添うパンツ

          最近、PWA(プア)の展示会に行った。 業界人ではない一般ピーポーなのでそんな大層なことではないけど、ただずっと気になっていたところに行けた嬉しさと接客中に話している中で、なんて丁寧な説明とブランドに対する愛を感じ居ても立っても居られず、今記事を書いている。 PWAはProgressive Workers Associationの略で、2020年にパンツ2型をファーストコレクションとしてローンチしたブランド。変わった人、極端な人、独立した人のための普段着を提案することをテーマ

          あらゆるライフスタイルに寄り添うパンツ

          毎日着たい服

          「着心地が良い」の基準は人それぞれ異なり、特にスウェット類は生地の混用率で大きく変わると思う。混用率とは百分率で衣類に含まれる繊維を種類ごとに比率にしたもので、主に洗濯表示とともに内側タグに記載され、私は服を購入する際には必ずチェックしてる。(コンビニで商品の食品表示をチェックしてしまうのと同じ感覚だと思うのは自分だけ?) ある人はコットン100%、別の人はコットン80%ポリエステル20%、コットン50%ポリ50%など、混用率で人によって心地よいと感じる感覚が違う。私は以前ま

          毎日着たい服