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甘ブロ

雲一つない青空の下、私は歩きながらどら焼きを食べている。
歯医者の帰りはなぜこうも甘いものが食べたくなるのだろうか。
人間の性ともいうのか、甘いものを食べたいという欲求に抗えずしかもどこか座りながら一息ついて食べることもせず、本能のままに「ながらスマホ」ならぬ「ながらどら焼き」という行為をおこなった。

そもそも最初はたい焼きを求めてある店に向かっていた。しかし、そこは12時30分からの営業開始で断念せざるを得なかった。
そこからすぐ、最近教えてもらった#SPURおやつ部で近くをリサーチ。
たまらないしずる感のあるどら焼きを発見。
水天宮前駅近くの歯医者から人形町駅に向かって歩くこと7分。
「玉英堂」の看板が。
お店に入るや否やお目当てのものを注文。それが「虎家喜」。
薄紙を剥がすと、焼き色に美しい虎の縞模様が浮かび上がるそう。
これに気づいた時にはすでに胃の中だったので確認できず。

虎家喜 / ¥280-

横から見たしずる感!
溢れんばかりのあんこ‼︎
餡には北海道産の大納言小豆を使用。
豆がつぶれず姿が残ってるつぶ餡、つぶし餡、こし餡の3種類の秘伝の餡が口いっぱいに広がって幸。この豆の形を残したままの餡のインパクトにまず心を掴まれる。そして口に入れると大豆の風味と甘さを最大限に感じ、まさに目で楽しみ、舌でも楽しめる。二度も甘味の園を味わえるなんて・・・

うまいものにサンドされたうまいもの

そしてふわふわで柔い皮。
でも程よくしっとりしているから口の水分が持っていかれる心配無用。
3種類の餡は甘すぎない良い塩梅で、皮との相性もベストマッチ。
しかもサイズ感も小ぶりでペロリと一つ食べられる。

甘いものが昔から好きで、今私は空前のあんこブーム。
たい焼き、どら焼き、あんバターサンドなどあんこを見たら食べたくて仕方ない。今後、上記以外でも甘いものを定期的に紹介できればいいなと。
目指せ!さぼリーマン甘太郎!

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