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年々、宅飲みが好きになっていく

年々、宅飲みが好きになっていく

昨晩、友達の家で宅飲みをしました
みてー!

先日Twitterでバズってるのを見て、気になっていたそうめんいなり!
友達も気になっていたらしく、会うなり「今日これ食べたいの!」とスマホの画面を見せられました
気が合うねー

メインはそうめんいなりなので、スーパーで買うものはあまり多くはありませんでした
一番多かったのは、やっぱりお酒ですね
飲むぞー!!!語るぞー!!!!と、モチベーションが高い日でした

そうめんいなりは、げきうまでした
冷たい揖保乃糸においなりさんの甘いお出汁と食感が合わさって、抜群の味わい
何個でも食べられる予感がしました

でも、やっぱりビールを飲むとお腹が膨らんでしまいますね
あまり多くは食べられませんでした

はむはむといなりそうめんを食べながら、爆語りします
男の子のこと、内定先のこと、将来のこと、今度のパーティーのこと、高校の思い出のこと
はむはむ、はむはむ

宅飲みって、いいですよね
私は20歳の年は外飲みしか勝たん状態でした
外飲みで、知らない夜の世界と交流するのが好きでした
お酒やお料理を選び放題なのも楽しくて、よく外でぶっ潰れていました

宅飲みは、同じ景色しか見られないのが嫌でした
変化がなくて、新鮮な思い出を作りづらい
ほとんど話した内容だけが思い出になるので、衝撃的な会話をしない限り、思い出が埋もれていきやすいことに抵抗がありました

今は、宅飲みは割と好きになってきました
外飲みとどっちが好き?と聞かれたらうーん、、、と考えるくらいには

なんてったって、宅飲みは安い
朝までお腹いっぱい飲んで食べても居酒屋の一軒目の金額にも満たないことがほとんどです
大学4年になり、皆お金を遣うことに慣れてきて、趣味等に充てたい金額が大きくなってきています
一方で、飲みは当たり前の日常にある欠かせないものであり、一つ一つの飲みにかかる特別感が小さくなっています
それは寂しいな

あと宅飲みは安心感があるね
ここでなら、潰れても大丈夫
迷惑は、友達にしかかけない

自分の家でなら、そのまま寝られちゃう
友達の家でなら、そのまま泊まっちゃう

帰宅やらかし民にとっては、ありがたい条件です
私の友達はいつも私の帰宅を心配しているので、友達にとっても宅飲みはありがたい様子

飲んで、飲んで、話して
十分に買ったはずのお酒が足りなくなるのは、毎回のことです
なんで?これ

深夜のコンビニに買い出しに向かいます
酔っ払った視界に映る夜道は、幻想的です
横で酔っ払って歩く友達は、永遠の友達です

お酒やおつまみを買い込み、女子一人で持つには重いビニール袋を半分ずつ持ちながら、アパートへと戻ります
ただいま

さっきの話の続きしよ!とプシュっとして、また、夜を長くします
時計なんて見ません
話して、話して、話して、カーテンの外を見て、明るくなっているの確認してやっと5時だと気づくのです

その頃の私のお腹は、愛すべきビール腹です
たぷんたぷんで、もう何も入りません
いいえ、ビールなら入ります

やばい、そろそろ電車出てるね
帰る?

帰るかぁ、の日も、ちょっと寝かせて、の日もあります
大抵帰りますが、昨日は何だかよくわからないけど7時になっていて、通勤の満員電車にぼろぼろの状態で乗り込む自信がなかったので、寝かせてもらいました

帰る前にすること
それは、どれだけお酒を飲んだか確認することです
飲んだ本数だけ、話したことがあるということなので、空き缶を眺めるのが私は好きです

今朝私が見たもの

おおう
女子二人にしては、結構飲んだな
だからこんなに頭が痛いのかー

宅飲みの帰りは、あっさりとしています
気をつけて帰ってねー!
ありがとう!
のやり取りをした後、ふわふわで家路に着きます

宅飲みが好きになってきたということは、元気が少なくなってきたことを意味するのでしょうか
逃げ場が増えるのを求めているのでしょうか

外でへらへらしていた日々を恋しく思いつつも、私たちは家で乾杯をして、朝まで語ります
ここは、私たちだけが飲む場所
どれだけ笑っても、泣いても、騒いでも、潰れても、大丈夫


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