健忘録 【私の本貸しますよ】

私は入院中、体調が少し回復してくると、決まってスタッフにある質問をする。

「お勧めの本ありますか?」

読書ほど、気分転換になり、大方どんな体調でもプラスになることはない。

ページをめくることができないほどの体調不良でも、音読を聞くことができる。

入院中の私のオススメトップ3は

1)音読本・読書
1)コメディー
1)落語

これらは、基本的に失敗や損をしない、入院中の気分転換の王道だろう。

ある時入院治療でのリハビリ中、オススメの本を聞いたら、さくらももこさんの「もものかんづめ」を提案してくれた。

そして、なんとありがたいことか、その作業療法士さんが自分の家にある本を貸してくれると言ってくれた😍🎶💕🥳。

当然、このとてつもないご厚意に預かることにした。

ページをめくるのも、ただ横になってうずくまって、横になった(側臥位)の姿勢でベッド上に本を横に置き、その上に片手を置いておく程度だけ重力に逆らうのも肉体的には辛い。

たしかに、一日に本を読める時間はかなり限られていた。

しかし、この読書の時間に、腹の底から笑って楽しめたのは最高だった。

たとえ、笑って呼吸が苦しくなり、酸素化(SpO2)が低下して、休み休み読んだりしても、至福の時だった。

彼女が、誰にでもこんなにも優しかったのか、あるいは彼女の母校と関係のある私に特に優しくしてくれたのかは分からない。

いずれにせよ、本を提案してくれた上、それを貸してくれるなど、本当にありがたい。

どれほど救われたことか。

今を大切に生きよう!

追記:
別の機会に同じ質問をして、看護師さん達からも良さそうな本を色々聞いた。その中でも、「ガチで好きな本」と「夢をかなえるゾウ」を提案してくれた方がいた。

「夢をかなえるゾウ」も面白くて楽しいよ。かなり笑える。きっと、実践できたら、ガチで人生のためになると思う。

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追記2:昔は詰め所や医局の本を借りて、読むことができた。本当にありがたい。高校生の時、看護師さんに詰め所の本を借りて、読んだら熱型に関して書いてあり、大変興味を持って読ませてもらえた😄。病院によっても、この辺違うよう。時代の流れ…… きっと、そういうのもあるんだろう。コロナも社会を大きく変えたことだろう。スマホは革命でもあり、同時に社会崩壊のコアピースですらあるかもしれない。それでも、人間味や親切心、温かみって、今もあるんだよなぁ…… ルールの束縛の網をくぐって、忙殺の網をくぐってくれているように思う時もある。今も優しい人も多い。けど、なんとなく街中での他人との距離、同じ空間での関わり方、色々と変化がある気がする。近代日本は忙しが増していないか? そしてやけに、ルールが多く感じる。あと、幸い看護師さんには多くないけれども、ほどほどに自動音声と喋ってるように感じる人もいる。色々と変化を感じる。

自分達が人間であり、目の前のスタッフも患者も「同じ人間」であることを念頭に関わりたいね〜。今も未来も、皆にとって人間らしくて温かいものになりますように。

今と人間味を大切に生きよう!

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