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"逃亡日記"

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美術展やアート展のログ&レビュー 新しいアートを探して"逃亡"の日々は続く
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記事一覧

逃亡日記 第30夜 川内倫子"M/E 球体の上 無限の連なり"

逃亡日記 第30夜 川内倫子"M/E 球体の上 無限の連なり"

ひとめ見た瞬間から、ふっと肩から力がぬけて、心が静かになっていく。
久しぶりに"写真の力"に、こころを持っていかれた。

『川内倫子 M/E  球体の上 無限の連なり』は、ステートメントより解説より、自分の目で心で感じた方がいい…今日はそんな話。

・記憶のかたち

写真×空間×動画のインスタレーションで構成された今回の展示。

『Illuminance 』は異なる2つのビデオが同時に再生されて、

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"逃亡日記" 第29夜 マリー・クワント展

"逃亡日記" 第29夜 マリー・クワント展

デザイナーとしての賞味期限は約10年…ただしプロデューサーとしての才能は無限。

なかなかに残酷な現実をみせてくる展示。

…そして今日いつもより長いけど。
最後まで、お付き合いくださいね😊

"ミニスカートの女王"

こないだ、アンディ・ウォーホル展でみた1960年代のVlog系映画に出てくる女性は、みんな濃いアイメイクでスレンダーな体型で、最新流行の"チェルシーファッション"を着こなしていた

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"逃亡日記" 第27夜 "de désir de voir 写真の誕生"

"逃亡日記" 第27夜 "de désir de voir 写真の誕生"

薄闇のなかに浮かぶ、消えてしまいそうにかすかな銀色の影のような作品たち。
…どうしよう…こんなところで出会ってしまうなんて。かすかな困惑とあふれるよろこび。

初めて訪れたポーラ美術館で、1番心を動かされたのは、ピカソでもモネでもなく、"村上華子"というアーティストだった。

"すべての人にわかりやすい"…ものではないけれど、ときに現代アートとはこんな出会いがあるってことを伝えたくて。今日はそんな

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"逃亡日記" 第26夜 Iittala展 -フィンランドガラスのきらめき-

"逃亡日記" 第26夜 Iittala展 -フィンランドガラスのきらめき-

人はなぜガラスに惹かれるのですか?
…それは"森の中のみずたまり"だから。(隈研吾)

ふらりと行った"イッタラ展"が良かった✨

ガラスをずっとみてたら、水とか光とか境界面(なんだそれ⁈)について考えたので、今日はそんな話。

語りだす器たち

フィンランドは、短く甘い夏(24時間ずーっと太陽が沈まない)と長く厳しい冬(ずーっと夜)と自然を愛する国。
ガラスの食器に"光"や"色彩"を求めた気持ち

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"逃亡日記" 第24夜 アンディ・ウォーホル・キョウト

"逃亡日記" 第24夜 アンディ・ウォーホル・キョウト

『遠足のおしらせ』

さわやかな秋となりました。今回の遠足は美術鑑賞です。

日時 2022/9/17-2023/2/12  10時-18時
   のうち 最低2時間
場所 京セラ美術館・新館東山キューブ
  (現地集合解散)
持ち物 入館料
  (平日2,000円、土日祝2,200円)
    現地までの交通費
    スマートフォン、イヤフォン
  (無料音声ガイドを聞きましょう)
    お

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"逃亡日記" 第23夜 "ゼロ"から始める李禹煥(リーウーファン)

"逃亡日記" 第23夜 "ゼロ"から始める李禹煥(リーウーファン)

"整えられた"芸術空間…で"整う"体験。

最近、迷ったら"わけわかんない方"を選ぶようにしている。

…ただしアートにおいては…と書きかけて、服選びもその傾向にあるな…と気がついた。

今回、新国立美術館では"ルードヴィヒ美術館"観るつもりだったけど、チケット売り場で李禹煥に急遽変更。
"モノ派"…なんだそれ?の状態で音声ガイドのQRコードを読み込んだ。

それが"対話"のはじまり

Don’t

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"逃亡日記" 第22夜 ライアン・ガンダー われらの時代のサイン

"逃亡日記" 第22夜 ライアン・ガンダー われらの時代のサイン

この壮大な"いたずら"感をご一緒に‼😆︎✨
超おすすめです‼️

パンフレットの作品番号から作品を探しまくるとか、やたら隅っこが気になるとか、作品持ち帰りOKとか…🤣

ふらりと行った、ライアン・ガンダー展が最高に楽しかったので、今日はその話を。

作品を探さないと見つからない

いや。何が驚いたって…

作品探し回るんですよ‼︎会場内で‼︎

しかも何個か見つけられなかった〜💦
(超レアし

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"逃亡日記" 第21夜 "遍在する音楽会"の思い出

"逃亡日記" 第21夜 "遍在する音楽会"の思い出

虫の音の響く初秋の夜明け、遍在する音楽会の記憶をたどっている。

…ほんとにへんてこで、賑やかで、喜びと熱気にあふれ、そして切ないほど美しい体験だった。

プロローグ

夏の終わり。たそがれどき。ぬるい風の中、音の祭は始まっていた。

ガムラン、笙の笛、ツィンバロン、スティールパン、ナゾの蛇みたいなパイプ(セルパン)、馬頭琴とホーミー、マトリョミン(マトリョシカ型テルミン!)そしてDJ Torar

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"逃亡日記" 第20夜 野口哲哉 this is not a samurai

"逃亡日記" 第20夜 野口哲哉 this is not a samurai

なつやすみが楽しすぎて、仕事に戻ったけど元気のでない人はいませんかー?

そんな時は‼︎
野口哲哉のゆる武者ワールドを観に行きましょう✨

この記事にたどり着いてくれた人で、銀座に行くチャンスのある人全員に伝えたい。

ぜひ観てーーー‼️

…っていうくらい、今回は推します✨

一瞬でハート♥️を撃ち抜れる、おそるべき野口哲哉ワールドの魅力を、当社比120%(笑)の熱さで語ります‼︎ 

最後まで

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"逃亡日記" 第19夜 展覧会・岡本太郎

"逃亡日記" 第19夜 展覧会・岡本太郎

いきなりですが。"太陽の塔"好きですかー?
好き♡って思った人は、ぜひ観てっ✨(強引w)

"岡本太郎って誰?"って人ほど圧倒されちゃうし、
"芸術は爆発だ‼︎"のイメージの人は爆発に巻き込まれる(笑)し、
太陽の塔が好きな人はもっと愛が深まる…という、ぎっしり満足な美術展。

その見どころ?と満足ポイントを暑く…いや熱くサクッと書いていきまーす。

※忙しい方は"おまけ"までとばしてもいいけど、

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"逃亡日記" 第17夜 芭蕉布 -平良敏子と喜如嘉の手仕事-

"逃亡日記" 第17夜 芭蕉布 -平良敏子と喜如嘉の手仕事-

人はいつから布をまとうようになったのだろう?

そんなことを考えるくらい、"自然"と"人の手"が紡ぐ布を贅沢にあじわう時間でした。

クラシック・コスチューム大好き、布(テクスチャ)大好きなマニアが、暑苦しく(笑)芭蕉布について語ります✨

自然布とは?"葛餅"の葛や藤のような植物の蔓や、木の皮(シナの木・ベニア板の材料)、バナナの仲間・芭蕉の茎、シュロの皮…あらゆる植物性繊維を使って、世界中で古

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"逃亡日記" 第15夜 "BRIAN ENO  AMBIENT KYOTO"

"逃亡日記" 第15夜 "BRIAN ENO AMBIENT KYOTO"

"音"は耳だけじゃなくて、肌で感じられるんだ!
オンラインでは感じ取れない、繊細で完璧に設計された"音"に包み込まれる体験をぜひ、京都で✨

年代も分脈も全く違うんだけど、メディアアート繋がりで落合陽一と対比すると更に面白い。

ブライアン・イーノはAmbient music"環境音楽"ってジャンルを作った人。
"環境音楽"≒"聞かない音楽"を展示する?
音楽用ホールでも美術館でもなく築90年のレ

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"逃亡日記" 第13夜 記憶でたどる"環世界の遠近法"

"逃亡日記" 第13夜 記憶でたどる"環世界の遠近法"

2022年5月も終わりに近づいて、今年もまた真夏日の頃になった…けど。
1年前(2021年)の5月の初め、私は体感気温4℃の北九州市で雨と風に震えながらもドキドキが止まらなかった。
今だから(時効だよね?w)書ける記憶の中の落合アート。

1 そのころの世界2020年3月から始まった行動制限(全国の学校が閉鎖になった)、2020年4-5月と2021年1-2月の緊急事態宣言を超えて、世界がようやく開

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"逃亡日記" 第12夜 日下部民藝館・落合陽一個展クロージング・パーティー潜入記

"逃亡日記" 第12夜 日下部民藝館・落合陽一個展クロージング・パーティー潜入記

これは…新しい"祭"の形かもしれない

落合陽一個展を追いかけて、飛騨高山に行ったら、計らずも身体性と祝祭性(コンヴィヴイアリテイ)と"祈り"について思考するきっかけになった。今日はそんな話を。(…ちょこっと落合文体まねしてみた…マニアックすぎw😆)

落合陽一の…っていうか、メディアアートはその場にいって体験することがすごく大切だと思ってるので、仕事と体力が許す限り落合アートは追いかけてます。

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